【2019年版】Excelの関数一覧&解説【全476種類】

  • 2019年1月4日
  • 2020年11月5日
  • Excel

Excelの関数って全部でいくつあるんだろうって疑問に思ったりしますよね。全てを数えてみるとExcel2019の時点で「476種類」あります。

もちろん実際に使う関数は20種類ほどだったり、基本的なことだけでよければ10種類もあればある程度のことができます。
ですが、知らないだけで便利な関数はいっぱい存在します。

この記事には便利な関数を一発で探せるように、Excelの関数を一覧でまとめてあります。

スマホで見るときは、説明欄が横スクロールできるようになっています。 関数名が青くなっている箇所については、クリックすると解説ページが表示されます。黒文字に関しては作成中です。

財務関数

関数名 説明(構文)
ACCRINT 利息が定期的に支払われる有価証券に対する未収利息を計算します
【構文:ACCRINT(発行日,最初の利払日,受渡日,利率,額面,頻度,基準,計算方式)】
ACCRINTM 利息が満期日に支払われる有価証券に対する未収利息を計算します
【構文:ACCRINTM(発行日,受渡日,利率,額面,基準)】
AMORDEGRC 各会計期における減価償却費を返します
【構文:AMORDEGRC(取得価額,購入日,開始期,残存価額,期,率,年の基準)】
AMORLINC 各会計期における減価償却費を返します
【構文:AMORLINC(取得価額,購入日,開始期,残存価額,期,率,年の基準)】
COUPDAYBS 利払期間の第1日目から受渡日までの日数を計算します。
【構文:COUPDAYBS(受渡日,満期日,頻度,基準)】
COUPDAYS 受渡日を含む利払期間の日数を計算します
【構文:COUPDAYS(受渡日,満期日,頻度,基準)】
COUPDAYSNC 受渡日から次の利払日までの日数を計算します
【構文:COUPDAYSNC(受渡日,満期日,頻度,基準)】
COUPNCD 受渡日後の次の利払日を計算します
【構文:COUPNCD(受渡日,満期日,頻度,基準)】
COUPNUM 受渡日と満期日の間の利息支払回数を計算します
【構文:COUPNUM(受渡日,満期日,頻度,基準)】
COUPPCD 受渡日の前の最後の利払日を計算します
【構文:COUPPCD(受渡日,満期日,頻度,基準)】
CUMIPMT 開始から終了までの貸付期間内で支払われる利息の累計額を計算します
【構文:CUMIPMT(利率,期間,現在価値,開始期,終了期,支払期日)】
CUMPRINC 開始から終了までの貸付期間内で支払われる元金の累計額を計算します
【構文:CUMPRINC(利率,期間,現在価値,開始期,終了期,支払期日)】
DB 定率法を使って計算した資産の減価償却を返します
【構文:DB(取得価額,残存価額,耐用年数,期,月)】
DDB 倍率逓減法または指定したその他の方式を使って、計算した資産の減価償却を返します
【構文:DDB(取得価額,残存価額,耐用年数,期,率)】
DISC 証券に対する割引率を計算します
【構文:DISC(受渡日,満期日,現在価値,償還価額,基準)】
DOLLARDE 分数として表現されているドル単位の価格を、10進数を使った数値に変換します
【構文:DOLLARDE(整数部と分子部,分母)】
DOLLARFR 10進数として表現されているドル単位の価格を、分数を使った数値に変換します
【構文:DOLLARFR(小数値,分母)】
DURATION 定期的に利子が支払われる証券の年間のマコーレー係数を計算します
【構文:DURATION(受渡日,満期日,利率,利回り,頻度,基準)】
EFFECT 実質金利の計算をします
【構文:EFFECT(名目利率,複利計算期間)】
FV 一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、投資の将来価値を返します
【構文:FV(利率,期間,定期支払額,現在価値,支払期日)】
FVSCHEDULE 投資期間内の一連の金利を福利計算することにより、初期投資の元金の将来価値を計算します
【構文:FVSCHEDULE(元金,利率配列)】
INTRATE 全額投資された証券を対象に、その利率を計算します
【構文:INTRATE(受渡日,満期日,投資額,償還価額,基準)】
IPMT 一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します
【構文:IPMT(利率,期,期間,現在価値,将来価値,支払期日)】
IRR 一連の定期的なキャッシュフローに対する内部収益率を返します
【構文:IRR(範囲,推定値)】
ISPMT 投資期間内の指定された期に支払われる金利を返します
【構文:ISPMT(利率,期,期間,現在価値)】
MDURATION 額面価格を$100と仮定して、証券に対する修正マコーレー係数を計算します
【構文:MDURATION(受渡日,満期日,利率,利回り,頻度,基準)】
MIRR 投資原価と現金の再投資に対する受取利率(危険利率)の両方を考慮して、一連の定期的なキャッシュフローに対する内部収益率を返します
【構文:MIRR(範囲,安全利率,危険利率)】
NOMINAL 預金などの名目上の年利を計算します
【構文:NOMINAL(実効利率,複利計算期間)】
NPER 一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、ローンの支払回数を返します
【構文:NPER(利率,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日)】
NPV 投資の正味現在価値を、割引率、将来行われる一連の支払い(負の値)、およびその収益(正の値)を使って算出します
【構文:NPV(割引率,値1,値2,…)】
ODDFPRICE 投資期間の第1期が半端な日数のとき、対象となる証券の額面$100に対する価値を計算します
【構文:ODDFPRICE(受渡日,満期日,発行日,初回利払日,利率,利回り,償還価額,頻度,基準)】
ODDFYIELD 投資期間の第1期が半端な日数のとき、対象となる証券の利回りを計算します
【構文:ODDFYIELD(受渡日,満期日,発行日,初回利払日,利率,現在価値,償還価額,頻度,基準)】
ODDLPRICE 投資期間の最終期が半端な日数のとき、対象となる証券の額面$100に対する価格を計算します
【構文:ODDLPRICE(受渡日,満期日,最終利払日,利率,利回り,償還価額,頻度,基準)】
ODDLYIELD 投資期間の最終期が半端な日数のとき、対象となる証券の利回りを計算します
【構文:ODDLYIELD(受渡日,満期日,最終利払日,利率,現在価値,償還価額,頻度,基準)】
PDURATION 投資が指定した価値に達するまでの投資期間を返します
【構文:PDURATION(利率,現在価値,将来価値)】
PMT 一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、ローンの定期支払額を算出します
【構文:PMT(利率,期間,現在価値,将来価値,支払期日)】
PPMT 一定利率の支払いが定期的に行われる場合の、投資の指定した期に支払われる元金を返します
【構文:PPMT(利率,期,期間,現在価値,将来価値,支払期日)】
PRICE 定期的に利息が支払われる証券の額面$100に対する価格を計算します
【構文:PRICE(受渡日,満期日,利率,利回り,償還価額,頻度,基準)】
PRICEDISC 割引証券の額面$100に対する価格を計算します
【構文:PRICEDISC(受渡日,満期日,割引率,償還価額,基準)】
PRICEMAT 受渡日に利息が支払われる証券の額面$100に対する価格を計算します
【構文:PRICEMAT(受渡日,満期日,発行日,利率,利回り,基準)】
PV 投資の現在価値を返します。現在価値とは、将来行われる一連の支払いを、現時点で一括払いした場合の合計金額のことをいいます
【構文:PV(利率,期間,定期支払額,将来価値,支払期日)】
RATE ローンまたは投資の1期間あたりの利率を指定します。たとえば、年率6%のローンを四半期払いで返済する場合、利率には6%/4=1.5(%)を指定します
【構文:RATE(期間,定期支払額,現在価値,将来価値,支払期日,推定値)】
RECEIVED 全額投資された証券を対象に、満期日における償還価額を計算します
【構文:RECEIVED(受渡日,満期日,投資額,割引率,基準)】
RRI 投資の成長に対する等価利率を返します
【構文:RRI(期間,現在価値,将来価値)】
SLN 資産に対する減価償却を定額法を使って計算し、その結果を返します
【構文:SLN(取得価額,残存価額,耐用年数)】
SYD 資産に対する減価償却を級数法を使って計算し、その結果を返します
【構文:SYD(取得価額,残存価額,耐用年数,期)】
TBILLEQ 米国財務省短期証券(TB)の債券相当の利回りを計算します
【構文: 】
TBILLPRICE 米国財務省短期証券(TB)の額面価格$100に対する価格を計算します
【構文:TBILLEQ(受渡日,満期日,割引率)】
TBILLYIELD 米国財務省短期証券(TB)の利回りを計算します
【構文:TBILLPRICE(受渡日,満期日,割引率)】
VDB 倍額定率法または指定された方法を使用して、特定の期における資産の減価償却費を返します
【構文:VDB(取得価額,残存価額,耐用年数,開始期,終了期,率,切り替えなし)】
XIRR 一連のキャッシュフロー(投資と収益の金額)に基づいて、投資の内部利益率を計算します
【構文:XIRR(範囲,日付,推定値)】
XNPV 一連のキャッシュフロー(投資と収益の金額)に基づいて、投資の正味現在価値を計算します
【構文:XNPV(割引率,キャッシュフロー,日付)】
YIELD 定期的に利息が支払われる証券の利回りを計算します
【構文:YIELD(受渡日,満期日,利率,現在価値,償還価額,頻度,基準)】
YIELDDISC 米国財務省短期証券(TB)などの割引債の年利回りを計算します
【構文:YIELDDISC(受渡日,満期日,現在価値,償還価額,基準)】
YIELDMAT 満期日に利息が支払われる証券を対象に、年利回りを計算します
【構文:YIELDMAT(受渡日,満期日,発行日,利率,現在価値,基準)】

論理関数

関数名 説明(構文)
AND すべての引数がTRUEのとき、TRUEを返します
【構文:AND(論理式1,論理式2,…)】
FALSE 論理値FALSEを返します
【構文:FALSE()】
IF 論理式の結果(TRUEかFALSE)に応じて、指定された値を返します
【構文:IF(論理式,値が真の場合,値が偽の場合)】
IFERROR 式がエラーの場合は、エラーの場合の値を返します。エラーでない場合は、式の値自体を返します
【構文:IFERROR(値,エラーの場合の値)】
IFNA 式が#N/Aに解決される場合に指定する値を返します。それ以外の場合は、式の結果を返します
【構文:IFNA(値,NAの場合の値)】
IFS 1つ以上の条件が満たされるかどうかを確認し、最初の真条件に対応する値を返します
【構文:IFS(論理式,値が真の場合,…)】
DATEDIF 2 つの日付の間の日数、月数、または年数を計算します。
【構文:DATEDIF(開始日, 終了日, 単位)】
NOT 引数がFALSEの場合はTRUE、TRUEの場合はFALSEを返します
【構文:NOT(論理式)】
OR いずれかの引数がTRUEのとき、TRUEを返します。引数がすべてFALSEである場合は、FALSEを返します
【構文:OR(論理式1,論理式2,…)】
SWITCH 値の一覧で式を評価し、最初に一致する値に対応する結果が返されます。一致しない場合は、任意の既定値が返されます
【構文:SWITCH(式,値1,結果1,既定または値2,結果2,…)】
TRUE 論理値TRUEを返します
【構文:TRUE()】
XOR すべての引数の排他的論理和を返します
【構文:XOR(論理式1,論理式2,…)】

テキスト関数

関数名 説明(構文)
ASC 全角の英数カナ文字(2バイト)を、半角の英数カナ文字(1バイト)に変換します
【構文:ASC(文字列)】
BAHTTEXT 数値を文字列(baht)に変換します
【構文:BAHTTEXT(数値)】
CHAR 使っているコンピューターの文字セットから、そのコード番号に対応する文字を返します
【構文:CHAR(数値)】
CLEAN 印刷できない文字を文字列から削除します
【構文:CLEAN(文字列)】
CODE 文字列の先頭文字を表す数値コードを返します
【構文:CODE(文字列)】
CONCAT テキスト文字列の一覧または範囲を連結します(CONCATENATE関数と同じ)
【構文:CONCAT(テキスト1,…)】
DOLLAR 数値を四捨五入し、$記号を付けた文字列に変換します
【構文:DOLLAR(数値,桁数)】
EXACT 2つの文字列を比較し、同じものであればTRUE、異なればFALSEを返します。EXACT関数では、英字の大文字と小文字は区別されます
【構文:EXACT(文字列1,文字列2)】
FIND 文字列が他の文字列内で最初に現れる位置を検索します。大文字と小文字は区別されます
【構文:FIND(検索文字列,対象,開始位置)】
FINDB 文字列が他の文字列内で最初に現れる位置を検索します。大文字と小文字は区別されます。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります
【構文:FINDB(検索文字列,対象,開始位置)】
FIXED 数値を指定された小数点で四捨五入し、カンマ(,)を使って、または使わずに書式設定した文字列に変換します
【構文:FIXED(数値,桁数,桁区切り)】
JIS 半角の英数カナ文字(1バイト)を、全角の英数カナ文字(2バイト)に変換します
【構文:JIS(文字列)】
LEFT 文字列の先頭から指定された数の文字を返します
【構文:LEFT(文字列,文字数)】
LEFTB 文字列の先頭から指定された数の文字を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります
【構文:LEFTB(文字列,バイト数)】
LEN 文字列の長さ(文字数)を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します
【構文:LEN(文字列)】
LENB 指定した文字列の文字数を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります
【構文:LENB(文字列)】
LOWER 文字列に含まれる英字をすべて小文字に変換します
【構文:LOWER(文字列)】
MID 文字列の指定された位置から、指定された数の文字を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します
【構文:MID(文字列,開始位置,文字数)】
MIDB 文字列の任意の位置から指定されたバイト数の文字を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります
【構文:MIDB(文字列,開始位置,バイト数)】
NUMBERVALUE 文字列をロケールに依存しない方法で数値に変換します
【構文:NUMBERVALUE(文字列,小数点記号,桁区切り記号)】
PROPER 文字列中の各単語の先頭文字を大文字に変換した結果を返します
【構文:PROPER(文字列)】
REPLACE 文字列中の指定した位置の文字列を置き換えた結果を返します。半角と全角の区別なく、1文字を1として処理します
【構文:REPLACE(文字列,開始位置,文字数,置換文字列)】
REPLACEB 文字列中の指定された文字数の文字を別の文字に置き換えます。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります
【構文:REPLACEB(文字列,開始位置,バイト数,置換文字列)】
REPT 文字列を指定された回数だけ繰り返して表示します。この関数を使用して、セル幅全体に文字列を表示することができます
【構文:REPT(文字列,繰り返し回数)】
RIGHT 文字列の末尾から指定された文字数の文字を返します
【構文:RIGHT(文字列,文字数)】
RIGHTB 文字列の末尾から指定された文字数の文字を返します。半角文字は1バイト、全角文字は2バイトとなります
【構文:RIGHTB(文字列,バイト数)】
SEARCH 文字列が最初に現れる位置の文字番号を返します。大文字、小文字は区別されません
【構文:SEARCH(検索文字列,対象,開始位置)】
SEARCHB 指定した文字の位置を返します。大文字、小文字は区別されません。1バイトを1文字として文字列を検索します
【構文:SEARCHB(検索文字列,対象,開始位置)】
SUBSTITUTE 文字列中の指定した文字を新しい文字で置き換えます
【構文:SUBSTITUTE(文字列,検索文字列,置換文字列,置換対象)】
T 値が文字列を参照する場合はその文字列を返し、文字列以外のデータを参照する場合は、空文字列(“”)を返します
【構文:T(値)】
TEXT 数値に指定した書式を設定し、文字列に変換した結果を返します
【構文:TEXT(値,表示形式)】
TEXTJOIN 区切り文字を使用してテキスト文字列の一覧または範囲を連結します
【構文:TEXTJOIN(区切り文字,空のセルは無視,テキスト1,…)】
TRIM 単語間のスペースを1つずつ残して、不要なスペースをすべて削除します
【構文:TRIM(文字列)】
UNICHAR 指定された数値により参照されるUnicode文字を返します
【構文:UNICHAR(数値)】
UNICODE 文字列の最初の文字に対応する番号(コードポイント)を返します
【構文:UNICODE(文字列)】
UPPER 文字列に含まれる英字をすべて大文字に変換します
【構文:UPPER(文字列)】
VALUE 文字列として入力されている数字を数値に変換します
【構文:VALUE(文字列)】
YEN 数値を四捨五入し、通貨書式を設定した文字列に変換します
【構文:YEN(数値,桁数)】

日付/時刻関数

関数名 説明(構文)
DATE 指定した日付を表すシリアル値を返します
【構文:DATE(年,月,日)】
DATEVALUE 文字列の形式で表された日付を、Microsoft Excelの組み込みの日付表示形式でシリアル値に変換して返します
【構文:DATEVALUE(日付文字列)】
DAY シリアル値に対応する日を1から31までの整数で返します
【構文:DAY(シリアル値)】
DAYS 2つの日付の間の日数を返します
【構文:DAYS(終了日,開始日)】
DAYS360 1年を360日として、指定した2つの日付の間の日数を返します
【構文:DAYS360(開始日,終了日,方式)】
EDATE 開始日から起算して、指定した月だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算します
【構文:EDATE(開始日,月)】
EOMONTH 開始日から起算して、指定した月だけ前あるいは後の月の最終日に対応するシリアル値を計算します
【構文:EOMONTH(開始日,月)】
HOUR 時刻を0(午前0時)~23(午後11時)の範囲を整数で返します
【構文:HOUR(シリアル値)】
ISOWEEKNUM 指定された日付のその年におけるISO週番号を返します
【構文:ISOWEEKNUM(日付)】
MINUTE 分を0~59の範囲の整数で返します
【構文:MINUTE(シリアル値)】
MONTH 月を1(月)~12(月)の範囲の整数で返します
【構文:MONTH(シリアル値)】
NETWORKDAYS 開始日と終了日の間にある週日の日数を計算します
【構文:NETWORKDAYS(開始日,終了日,祭日)】
NETWORKDAYS.INTL ユーザー設定の週末パラメーターを使用して、開始日と終了日の間にある週日の日数を計算します
【構文:NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日,週末,祭日)】
NOW 現在の日付と時刻を表すシリアル値を返します
【構文:NOW()】
SECOND 秒を0~59の範囲で整数で返します
【構文:SECOND(シリアル値)】
TIME 指定した時刻を表すシリアル値(0:00:00(午前12:00:00)から23:59:59(午後11:59:59)までを表す0から0.9999999の範囲の小数値)を返します
【構文:TIME(時,分,秒)】
TIMEVALUE 文字列で表された時刻を、シリアル値(0(午前0時)から0.999988426(午後11時59分59秒)までの数値)に変換します。数式の入力後に、数値を時刻表示形式に設定します
【構文:TIMEVALUE(時刻文字列)】
TODAY 現在の日付を表すシリアル値(Excelで日付や時刻の計算で使用されるコード)を返します
【構文:TODAY()】
WEEKDAY 日付に対応する曜日を1から7までの整数で返します
【構文:WEEKDAY(シリアル値,種類)】
WEEKNUM 日付がその年の第何週目に当たるかを返します
【構文:WEEKNUM(シリアル値,週の基準)】
WORKDAY 開始日から起算して日数で指定した日数だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算します
【構文:WORKDAY(開始日,日数,祭日)】
WORKDAY.INTL ユーザー定義の週末パラメーターを使用して、指定した日数だけ前あるいは後の日付に対応するシリアル値を計算します
【構文:WORKDAY.INTL(開始日,日数,週末,祭日)】
YEAR 年を1900~9999の範囲の整数で返します
【構文:YEAR(シリアル値)】
YEARFRAC 開始日から終了日までの間の日数を、年を単位とする数値で表します
【構文:YEARFRAC(開始日,終了日,基準)】

検索/行列関数

関数名 説明(構文)
ADDRESS 指定したセルの参照を文字列の形式で返します
【構文:ADDRESS(行番号,列番号,参照の種類,参照形式,シート名)】
AREAS 参照内の領域の個数を返します。連続したセル範囲、または1つのセルが領域とみなされます
【構文:AREAS(参照)】
CHOOSE インデックスを使って、引数リストから特定の値または動作を1つ選択します
【構文:CHOOSE(インデックス,値1,値2,…)】
COLUMN 参照の列番号を返します
【構文:COLUMN(参照)】
COLUMNS 配列または参照の列数を返します
【構文:COLUMNS(配列)】
FIELDVALUE 指定したリンクされたデータの種類から、一致するすべてのフィールドを返します
【構文:FIELDVALUE(value, field_name)】
FORMULATEXT 数式を文字列として返します
【構文:FORMULATEXT(参照)】
GETPIVOTDATA ピボットテーブルに保存されているデータを取得します
【構文:GETPIVOTDATA(データフィールド,ピボットテーブル,フィールド,アイテム,…)】
HLOOKUP 指定したテーブルまたは配列の先頭行で特定の値を検索し、指定した列と同じ行にある値を返します
【構文:HLOOKUP(検索値,範囲,行番号,検索方法)】
HYPERLINK ハードディスク、ネットワークサーバー、またはインターネット上に格納されているドキュメントを開くために、ショートカットまたはジャンプを作成します
【構文:HYPERLINK(リンク先,別名)】
INDEX 指定された行と列が交差する位置にある値またはセルの参照を返します
【構文:INDEX(…)】
INDIRECT 指定される文字列への参照を返します
【構文:INDIRECT(参照文字列,参照形式)】
LOOKUP 1行または1列のみのセル範囲、または配列に含まれる値を返します。この関数は旧バージョンとの互換性を維持するためのものです
【構文:LOOKUP(…)】
MATCH 指定された照合の種類に従って検査範囲内を検索し、検査値と一致する要素の、配列内での相対的な位置を表す数値を返します
【構文:MATCH(検査値,検査範囲,照合の種類)】
OFFSET 指定した参照から指定した行数、列数の範囲への参照を返します
【構文:OFFSET(参照,行数,列数,高さ,幅)】
ROW 参照の行番号を返します
【構文:ROW(参照)】
ROWS 参照、または配列に含まれる行数を返します
【構文:ROWS(配列)】
RTD COMオートメーションをサポートするプログラムからリアルタイムデータを取り込みます
【構文:RTD(プログラムID,サーバー,トピック1,トピック2,…)】
TRANSPOSE 配列の縦方向と横方向のセル範囲の変換を行います
【構文:TRANSPOSE(配列)】
VLOOKUP 指定された範囲の1列目で特定の値を検索し、指定した列と同じ行にある値を返します。テーブルは昇順で並び替えておく必要があります
【構文:VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)】

数学/三角関数

関数名 説明(構文)
ABS 数値から符号(+、-)を除いた絶対値を返します
【構文:ABS(数値)】
ACOS 数値のアークコサインを返します。戻り値の角度は、0(ゼロ)~PIの範囲のラジアンとなります。アークコサインとは、そのコサインが数値であるような角度のことです
【構文:ACOS(数値)】
ACOSH 数値の双曲線逆余弦を返します
【構文:ACOSH(数値)】
ACOT 数値の逆余接を返します。戻り値の角度は、0~Piの範囲のラジアンとなります
【構文:ACOT(数値)】
ACOTH 数値の逆双曲線余接を返します
【構文:ACOTH(数値)】
AGGREGATE リストまたはデータベースの集計値を返します
【構文:AGGREGATE(…)】
ARABIC ローマ数字をアラビア数字に変換します
【構文:ARABIC(文字列)】
ASIN 数値のアークサインを返します。戻り値の角度は、-PI/2~PI/2の範囲のラジアンとなります
【構文:ASIN(数値)】
ASINH 数値の双曲線逆正弦を返します
【構文:ASINH(数値)】
ATAN 数値のアークタンジェントを返します。戻り値の角度は、-PI/2~PI/2の範囲のラジアンとなります
【構文:ATAN(数値)】
ATAN2 指定されたx-y座標のアークタンジェントを返します。戻り値の角度は、-PIからPI(ただし-PIを除く)の範囲のラジアンとなります
【構文:ATAN2(x座標,y座標)】
ATANH 数値の双曲線逆正接を返します
【構文:ATANH(数値)】
BASE 数値を特定の基数(底)を持つテキスト表現に変換します
【構文:BASE(数値,基数,最小長)】
CEILING.MATH 数値を最も近い整数、または最も近い基準値の倍数に切り上げます
【構文:CEILING.MATH(数値,基準値,モード)】
COMBIN すべての項目から指定された個数を選択するときの組み合わせの数を返します
【構文:COMBIN(総数,抜き取り数)】
COMBINA すべての項目から指定された個数を選択するときの組み合わせ(反復あり)の数を返します
【構文:COMBINA(数値,抜き取り数)】
COS 角度のコサインを返します
【構文:COS(数値)】
COSH 数値の双曲線余弦を返します
【構文:COSH(数値)】
COT 角度の余接を返します
【構文:COT(数値)】
COTH 数値の双曲線余接を返します
【構文:COTH(数値)】
CSC 角度の余割を返します
【構文:CSC(数値)】
CSCH 角度の双曲線余割を返します
【構文:CSCH(数値)】
DECIMAL 指定された底の数値のテキスト表現を10進数に変換します
【構文:DECIMAL(数値,基数)】
DEGREES ラジアンで表された角度を度に変更します
【構文:DEGREES(角度)】
EVEN 指定した数値をもっとも近い偶数に切り上げた値を返します
【構文:EVEN(数値)】
EXP eを底とする数値のべき乗を返します
【構文:EXP(数値)】
FACT 数値の階乗を返します。数値の階乗は、1~数値の範囲にある整数の積です
【構文:FACT(数値)】
FACTDOUBLE 数値の二重階乗を計算します
【構文:FACTDOUBLE(数値)】
FLOOR.MATH 数値を最も近い整数、または最も近い基準値の倍数に切り下げます
【構文:FLOOR.MATH(数値,基準値,モード)】
GCD 指定した数値の最大公約数を計算します
【構文:GCD(数値1,数値2,…)】
INT 切り捨てて整数にした数値を返します
【構文:INT(数値)】
LCM 指定した整数の最小公倍数を計算します
【構文:LCM(数値1,数値2,…)】
LN 数値の自然対数を返します
【構文:LN(数値)】
LOG 指定された数を底とする数値の対数を返します
【構文:LOG(数値,底)】
LOG10 引数の常用対数を返します
【構文:LOG10(数値)】
MDETERM 配列の行列式を返します
【構文:MDETERM(配列)】
MINVERSE 配列の逆行列を返します
【構文:MINVERSE(配列)】
MMULT 2つの配列の積を返します。計算結果は、行数が配列1と同じで、列数が配列2と同じ配列になります
【構文:MMULT(配列1,配列2)】
MOD 数値を除算した剰余を返します
【構文:MMULT(配列1,配列2)】
MROUND 指定した値の倍数になるように数値の切り上げあるいは切り捨てを行います
【構文:MROUND(数値,倍数)】
MULTINOMIAL 指定された数値の和の階乗と、指定された数値の階乗の積との比を計算します
【構文:MULTINOMIAL(数値1,数値2,…)】
MUNIT 指定された次元の単位行列を返します
【構文:MUNIT(次元)】
ODD 正の数値を切り上げ、負の数値を切り捨てて、最も近い奇数にします
【構文:ODD(数値)】
PI 円周率π(3.14159265358979)を返します
【構文:PI()】
POWER 数値を累乗した値を返します
【構文:POWER(数値,指数)】
PRODUCT 引数の積を返します
【構文:PRODUCT(数値1,数値2,…)】
QUOTIENT 除算の商の整数部を返します
【構文:QUOTIENT(分子,分母)】
RADIANS 度単位で表された角度をラジアンに変換した結果を返します
【構文:RADIANS(角度)】
RAND 0以上1より小さい乱数を発生させます。再計算されるたびに、新しい乱数が返されます
【構文:RAND()】
RANDBETWEEN 指定された範囲で一様に分布する整数の乱数を返します
【構文:RANDBETWEEN(最小値,最大値)】
ROMAN アラビア数字を、ローマ数字を表す文字列に変換します
【構文:ROMAN(数値,書式)】
ROUND 数値を指定した桁数に四捨五入した値を返します
【構文:ROUND(数値,桁数)】
ROUNDDOWN 数値を切り捨てます
【構文:ROUNDDOWN(数値,桁数)】
ROUNDUP 数値を切り上げます
【構文:ROUNDUP(数値,桁数)】
SEC 角度の正割を返します
【構文:SEC(数値)】
SECH 角度の双曲線正割を返します
【構文:SECH(数値)】
SERIESSUM べき級数の和を計算します
【構文:SERIESSUM(x,n,m,係数)】
SIGN 数値の正負を返します。戻り値は、数値が正の数のときは1、0のときは0、負の数のときは-1となります
【構文:SIGN(数値)】
SIN 角度のサインを返します
【構文:SIN(数値)】
SINH 数値の双曲サインを返します
【構文:SINH(数値)】
SQRT 数値の正の平方根を返します
【構文:SQRT(数値)】
SQRTPI 数値xπの平方根の値を計算します
【構文:SQRTPI(数値)】
SUBTOTAL リストまたはデータベースの集計値を返します
【構文:SUBTOTAL(集計方法,参照1,…)】
SUM セル範囲に含まれる数値をすべて合計します
【構文:SUM(数値1,数値2,…)】
SUMIF 指定された検索条件に一致するセルの値を合計します
【構文:SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)】
SUMIFS 特定の条件に一致する数値の合計を求めます
【構文:SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲,条件,…)】
SUMPRODUCT 範囲または配列の対応する要素の積を合計した結果を返します
【構文:SUMPRODUCT(配列1,配列2,配列3,…)】
SUMSQ 引数の2乗の和(平方和)を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます。
【構文:SUMSQ(数値1,数値2,…)】
SUMX2MY2 2つの配列で対応する配列要素の平方差を合計します
【構文:SUMX2MY2(配列1,配列2)】
SUMX2PY2 2つの配列の対応する値の積を合計した結果を返します
【構文:SUMX2PY2(配列1,配列2)】
SUMXMY2 2つの配列で対応する配列要素の差を2乗し、さらにその合計を返します
【構文:SUMXMY2(配列1,配列2)】
TAN 角度のタンジェントを返します
【構文:TAN(数値)】
TANH 数値の双曲タンジェントを返します
【構文:TANH(数値)】
TRUNC 数値の小数部を切り捨てて、整数または指定した桁数に変換します
【構文:TRUNC(数値,桁数)】

統計関数

関数名 説明(構文)
AVEDEV データ全体の平均値に対するそれぞれのデータの絶対偏差の平均を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます
【構文:AVEDEV(数値1,数値2,…)】
AVERAGE 引数の平均値を返します。引数には、数値、数値を含む名前、配列、セル参照を指定できます
【構文:AVERAGE(数値1,数値2,…)】
AVERAGEA 引数の平均値を返します。引数の文字列およびFALSEは0、TRUEは1と見なします。引数には、数値、名前、配列、参照を含むことができます
【構文:AVERAGEA(値1,値2,…)】
AVERAGEIF 特定の条件に一致する数値の平均(算術平均)を計算します
【構文:AVERAGEIF(範囲,条件,平均対象範囲)】
AVERAGEIFS 特定の条件に一致する数値の平均(算術平均)を計算します
【構文:AVERAGEIFS(平均対象範囲,条件範囲,条件,…)】
BETA.DIST β確率分布関数を返します
【構文:BETA.DIST(x,α,β,関数形式,A,B)】
BETA.INV 累積β確率密度関数の逆関数(BETA.DIST)を返します
【構文:BETA.INV(確率,α,β,A,B)】
BINOM.DIST 二項分布の確率を返します
【構文:BINOM.DIST(成功数,試行回数,成功率,関数形式)】
BINOM.DIST.RANGE 二項分布を使用した試行結果の確率を返します
【構文:BINOM.DIST.RANGE(試行回数,成功率,成功数,成功数2)】
BINOM.INV 累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します
【構文:BINOM.INV(試行回数,成功率,α)】
CHISQ.DIST カイ2乗分布の左側確率の値を返します
【構文:CHISQ.DIST(x,自由度,関数形式)】
CHISQ.DIST.RT カイ2乗分布の右側確率の値を返します
【構文:CHISQ.DIST.RT(x,自由度)】
CHISQ.INV カイ2乗分布の左側確率の逆関数の値を返します
【構文:CHISQ.INV(確率,自由度)】
CHISQ.INV.RT カイ2乗分布の右側確率の逆関数の値を返します
【構文:CHISQ.INV.RT(確率,自由度)】
CHISQ.TEST 統計と自由度に対するカイ2乗分布から値を抽出して返します
【構文:CHISQ.TEST(実測値範囲,期待値範囲)】
CONFIDENCE.NORM 正規分布を使用して、母集団の平均に対する信頼区間を求めます
【構文:CONFIDENCE.NORM(α,標準偏差,標本数)】
CONFIDENCE.T スチューデントのT分布を使用して、母集団の平均に対する信頼区間を求めます
【構文:CONFIDENCE.T(α,標準偏差,標本数)】
CORREL 2つの配列の相関係数を返します
【構文:CORREL(配列1,配列2)】
COUNT 範囲内の、数値が含まれるセルの個数を返します
【構文:COUNT(値1,値2,…)】
COUNTA 範囲内の、空白でないセルの個数を返します
【構文:COUNTA(値1,値2,…)】
COUNTBLANK 範囲に含まれる空白セルの個数を返します
【構文:COUNTBLANK(範囲)】
COUNTIF 指定された範囲に含まれるセルのうち、検索条件に一致するセルの個数を返します
【構文:COUNTIF(範囲,検索条件)】
COUNTIFS 特定の条件に一致するセルの個数を返します
【構文:COUNTIFS(検索条件範囲,検索条件,…)】
COVARIANCE.P 母集団の共分散を返します。共分散とは、2組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です
【構文:COVARIANCE.P(配列1,配列2)】
COVARIANCE.S 標本の共分散を返します。共分散とは、2組の対応するデータ間での標準偏差の積の平均値です
【構文:COVARIANCE.S(配列1,配列2)】
DEVSQ 標本の平均値に対する各データの偏差の平方和を返します
【構文:DEVSQ(数値1,数値2,…)】
EXPON.DIST 指数分布関数を返します
【構文:EXPON.DIST(x,λ,関数形式)】
F.DIST (左側)F確率分布を返します
【構文:F.DIST(x,自由度1,自由度2,関数形式)】
F.DIST.RT (右側)F確率分布を返します
【構文:F.DIST.RT(x,自由度1,自由度2)】
F.INV (左側)F確率分布の逆関数を返します
【構文:F.INV(確率,自由度1,自由度2)】
F.INV.RT (右側)F確率分布の逆関数を返します
【構文:F.INV.RT(確率,自由度1,自由度2)】
F.TEST F-検定の結果を返します。F-検定により、配列1と配列2とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が返されます
【構文:F.TEST(配列1,配列2)】
FISHER フィッシャー変換の結果を返します
【構文:FISHER(x)】
FISHERINV フィッシャー変換の逆関数を返します。y=FISHER(x)であるとき、FISHERINV(y)=xという関係が成り立ちます
【構文:FISHERINV(y)】
FORECAST 既知の値を使用し、線形トレンドに沿って将来の値を予測します(Office2016以降「FORECAST.LINEAR関数」に変更)
【構文:FORECAST(x, 既知の y, 既知の x)】
FORECAST.ETS 指数平準化法を使用して、今後の指定の目標期日における予測値を返します
【構文:FORECAST.ETS(目標期日,値,タイムライン,季節性,データ補間,集計)】
FORECAST.ETS.CONFINT 指定の目標期日における予測値の信頼区間を返します
【構文:FORECAST.ETS.CONFINT(目標期日,値,タイムライン,信頼レベル,季節性,データ補間,集計)】
FORECAST.ETS.SEASONALITY Microsoft Excelが指定の時系列に対して検出する繰り返しパターンの長さを返します
【構文:FORECAST.ETS.SEASONALITY(値,タイムライン,データ補間,集計)】
FORECAST.ETS.STAT 予測のために要求された統計を返します
【構文:FORECAST.ETS.STAT(値,タイムライン,統計の種類,季節性,データ補間,集計)】
FORECAST.LINEAR 既知の値を使用し、線形トレンドに沿って将来の値を予測します(FORECAST関数と同じ)
【構文:FORECAST.LINEAR(x,既知のy,既知のx)】
FREQUENCY 範囲内でのデータの度数分布を、垂直配列で返します。返された配列要素の個数は、区間配列の個数より1つだけ多くなります
【構文:FREQUENCY(データ配列,区間配列)】
GAMMA ガンマ関数値を返します
【構文:GAMMA(x)】
GAMMA.DIST γ分布関数の値を返します
【構文:GAMMA.DIST(x,α,β,関数形式)】
GAMMA.INV γ累積分布の逆関数の値を返します。つまり、確率=GAMMA.DIST(x,…)であるとき、GAMMA.INV(確率,…)=xとなるようなxの値を返します
【構文:GAMMA.INV(確率,α,β)】
GAMMALN γ関数G(x)の自然対数を返します
【構文:GAMMALN(x)】
GAMMALN.PRECISE γ関数G(x)の自然対数を返します
【構文:GAMMALN.PRECISE(x)】
GAUSS 標準正規分布の累積分布関数より小さい0.5を返します
【構文:GAUSS(x)】
GEOMEAN 正の数からなる配列またはセル範囲のデータの幾何平均を返します
【構文:GEOMEAN(数値1,数値2,…)】
GROWTH 既知のデータポイントに対応する指数トレンドの数値を返します
【構文:GROWTH(既知のy,既知のx,新しいx,定数)】
HARMEAN 正の数からなるデータの調和平均を返します。調和平均は、逆数の算術平均(相加平均)に対する逆数として定義されます
【構文:HARMEAN(数値1,数値2,…)】
HYPGEOM.DIST 超幾何分布を返します
【構文:HYPGEOM.DIST(標本の成功数,標本数,母集団の成功数,母集団の大きさ,関数形式)】
INTERCEPT 既知のxと既知のyを通過する線形回帰直線の切片を計算します
【構文:INTERCEPT(既知のy,既知のx)】
KURT 引数として指定したデータの尖度を返します
【構文:KURT(数値1,数値2,…)】
LARGE データの中から、指定した順位番目に大きな値を返します
【構文:LARGE(配列,順位)】
LINEST 最小二乗法を使って直線を当てはめることで、既知のデータポイントに対応する線形トレンドを表す補正項を計算します
【構文:LINEST(既知のy,既知のx,定数,補正)】
LOGEST 既知のデータポイントに対応する指数曲線を表す補正項を計算します
【構文:LOGEST(既知のy,既知のx,定数,補正)】
LOGNORM.DIST xの対数正規分布の確率を返します。ln(x)は、平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります
【構文:LOGNORM.DIST(x,平均,標準偏差,関数形式)】
LOGNORM.INV xの対数正規型の累積分布関数の逆関数の値を返します。ln(x)は平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります
【構文:LOGNORM.INV(確率,平均,標準偏差)】
MAX 引数の最大値を返します。論理値および文字列は無視されます
【構文:MAX(数値1,数値2,…)】
MAXA 引数の最大値を返します。論理値や文字列も対象となります
【構文:MAXA(値1,値2,…)】
MAXIFS 所定の条件または基準により指定されたセル間の最大値を返します
【構文:MAXIFS(最大値,条件範囲,条件,…)】
MEDIAN 引数リストに含まれる数値のメジアン(中央値)を返します
【構文:MEDIAN(数値1,数値2,…)】
MIN 引数の最小値を返します。論理値および文字列は無視されます
【構文:MIN(数値1,数値2,…)】
MINA 引数の最小値を返します。論理値および文字列も対象となります
【構文:MINA(値1,値2,…)】
MINIFS 所定の条件または基準により指定されたセル間の最小値を返します
【構文:MINIFS(最大値,条件範囲,条件,…)】
MODE.MULT 最も頻繁に出現する垂直配列、または指定の配列かデータ範囲内で反復的に出現する値を返します。水平配列の場合は、=TRANSPOSE(MODE.MULT(数値1,数値2,…))を使用します
【構文:MODE.MULT(数値1,数値2,…)】
MODE.SNGL 配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値(最頻値)を返します
【構文:MODE.SNGL(数値1,数値2,…)】
NEGBINOM.DIST 負の二項分布の確率関数を値を返します。試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率です
【構文:NEGBINOM.DIST(失敗数,成功数,成功率,関数形式)】
NORM.DIST 指定した平均と標準偏差に対する正規分布の値を返します
【構文:NORM.DIST(x,平均,標準偏差,関数形式)】
NORM.INV 指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します
【構文:NORM.INV(確率,平均,標準偏差)】
NORM.S.DIST 標準正規分布を返します。この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します
【構文:NORM.S.DIST(z,関数形式)】
NORM.S.INV 標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します
【構文:NORM.S.INV(確率)】
PEARSON ピアソンの積率相関係数rの値を返します
【構文:PEARSON(配列1,配列2)】
PERCENTILE.EXC 配列に含まれる値のk番目の百分位を返します。kには、0より大きく1より小さい値を指定します
【構文:PERCENTILE.EXC(配列,率)】
PERCENTILE.INC 配列に含まれる値のk番目の百分位を返します。kには、0以上1以下の値を指定します
【構文:PERCENTILE.INC(配列,率)】
PERCENTRANK.EXC 値xの配列内での順位を百分率(0より大きく1より小さい)で表した値を返します
【構文:PERCENTRANK.EXC(配列,x,有効桁数)】
PERCENTRANK.INC 値xの配列内での順位を百分率(0以上1以下)で表した値を返します
【構文:PERCENTRANK.INC(配列,x,有効桁数)】
PERMUT 指定した数の対象から、指定された数だけ抜き取る場合の順列の数を返します
【構文:PERMUT(標本数,抜き取り数)】
PERMUTATIONA 指定した数の対象(反復あり)から、指定された数だけ抜き取る場合の順列の数を返します
【構文:PERMUTATIONA(数値,抜き取り数)】
PHI 標準正規分布の密度関数の値を返します
【構文:PHI(x)】
POISSON.DIST ポワソン分布の値を返します
【構文:POISSON.DIST(イベント数,平均,関数形式)】
PROB 指定した範囲内の値が、上限と下限で指定される範囲に含まれる確率を返します
【構文:PROB(x範囲,確率範囲,下限,上限)】
QUARTILE.EXC 0より大きく1より小さい百分位値に基づいて、配列に含まれるデータから四分位数を返します
【構文:QUARTILE.EXC(配列,戻り値)】
QUARTILE.INC 0以上1以下の百分位値に基づいて、配列に含まれるデータから四分位数を返します
【構文:QUARTILE.INC(配列,戻り値)】
RANK.AVE 順序に従って範囲内の数値を並び替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します。複数の数値が同じ順位にある場合は、順位の平均を返します
【構文:RANK.AVE(数値,参照,順序)】
RANK.EQ 順序に従って範囲内の数値を並び替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します。複数の数値が同じ順位にある場合は、その値の中の最上位を返します
【構文:RANK.EQ(数値,参照,順序)】
RSQ 指定されたデータポイントからピアソンの積率相関係数の2乗を返します
【構文:RSQ(既知のy,既知のx)】
SKEW 分布の歪度(ひずみ)を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です
【構文:SKEW(数値1,数値2,…)】
SKEW.P 人口に基づく分布の歪度(ひずみ)を返します。歪度とは、分布の平均値周辺での両側の非対称度を表す値です
【構文:SKEW.P(数値1,数値2,…)】
SLOPE 指定されたデータポイントから線形回帰直線の傾きを返します
【構文:SLOPE(既知のy,既知のx)】
SMALL データの中から、指定した順位番目に小さな値を返します
【構文:SMALL(配列,順位)】
STANDARDIZE 平均と標準偏差で決定される分布を対象に、正規化された値を返します
【構文:STANDARDIZE(x,平均,標準偏差)】
STDEV.P 引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。論理値、および文字列は無視されます
【構文:STDEV.P(数値1,数値2,…)】
STDEV.S 標本に基づいて予測した標準偏差を返します。標本内の論理値、および文字列は無視されます
【構文:STDEV.S(数値1,数値2,…)】
STDEVA 論理値や文字列を含む標本に基づいて、予測した標準偏差を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは1と見なされます
【構文:STDEVA(値1,値2,…)】
STDEVPA 論理値や文字列を含む引数を母集団と見なして、母集団の標準偏差を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは1と見なされます
【構文:STDEVPA(値1,値2,…)】
STEYX 回帰において、xに対して予測された値yの標準誤差を返します
【構文:STEYX(既知のy,既知のx)】
T.DIST 左側のスチューデントのt-分布を返します
【構文:T.DIST(x,自由度,関数形式)】
T.DIST.2T 両側のスチューデントのt-分布を返します
【構文:T.DIST.2T(x,自由度)】
T.DIST.RT 右側のスチューデントのt-分布を返します
【構文:T.DIST.RT(x,自由度)】
T.INV スチューデントのt-分布の左側逆関数を返します
【構文:T.INV(確率,自由度)】
T.INV.2T スチューデントのt-分布の両側逆関数を返します
【構文:T.INV.2T(確率,自由度)】
T.TEST スチューデントのt検定に関連する確率を返します
【構文:T.TEST(配列1,配列2,検定の指定,検定の種類)】
TREND 最小二乗法を使用することで、既知のデータポイントに対応する線形トレンドの数値を返します
【構文:TREND(既知のy,既知のx,新しいx,定数)】
TRIMMEAN データ全体の上限と下限から一定の割合のデータを切り落とし、残りの項の平均値を返します
【構文:TRIMMEAN(配列,割合)】
VAR.P 引数を母集団全体と見なし、母集団の分散(標本分散)を返します。論理値、および文字列は無視されます
【構文:VAR.P(数値1,数値2,…)】
VAR.S 標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を返します。標本内の論理値、および文字列は無視されます
【構文:VAR.S(数値1,数値2,…)】
VARA 標本に基づく、分散の予測値を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは値1と見なされます
【構文:VARA(値1,値2,…)】
VARPA 母集団全体に基づく分散を返します。文字列および論理値FALSEは値0、論理値TRUEは値1と見なされます
【構文:VARPA(値1,値2,…)】
WEIBULL.DIST ワイブル分布の値を返します
【構文:WEIBULL.DIST(x,α,β,関数形式)】
Z.TEST z検定の片側確率のP値を返します
【構文:Z.TEST(配列,x,σ)】

エンジニアリング関数

関数名 説明(構文)
BESSELI 修正ベッセル関数In(x)を返します
【構文:BESSELI(x,n)】
BESSELJ ベッセル関数Jn(x)を返します
【構文:BESSELJ(x,n)】
BESSELK 修正ベッセル関数Kn(x)を返します
【構文:BESSELK(x,n)】
BESSELY ベッセル関数Yn(x)を返します
【構文:BESSELY(x,n)】
BIN2DEC 2進数を10進数に変換します
【構文:BIN2DEC(数値)】
BIN2HEX 2進数を16進数に変換します
【構文:BIN2HEX(数値,桁数)】
BIN2OCT 2進数を8進数に変換します
【構文:BIN2OCT(数値,桁数)】
BITAND 2つの数値のビット単位の’And’を返します
【構文:BITAND(数値1,数値2)】
BITLSHIFT 左に移動数ビット移動する数値を返します
【構文:BITLSHIFT(数値,移動数)】
BITOR 2つの数値のビット単位の’Or’を返します
【構文:BITOR(数値1,数値2)】
BITRSHIFT 右に移動数ビット移動する数値を返します
【構文:BITRSHIFT(数値,移動数)】
BITXOR 2つの数値のビット単位の’Exclusive Or’を返します
【構文:BITXOR(数値1,数値2)】
COMPLEX 指定した実数係数および虚数係数を複素数に変換します
【構文:COMPLEX(実数,虚数,虚数単位)】
CONVERT 数値の単位を変換します
【構文:CONVERT(数値,変換前単位,変換後単位)】
DEC2BIN 10進数を2進数に変換します
【構文:DEC2BIN(数値,桁数)】
DEC2HEX 10進数を16進数に変換します
【構文:DEC2HEX(数値,桁数)】
DEC2OCT 10進数を8進数に変換します
【構文:DEC2OCT(数値,桁数)】
DELTA 2つの値が等しいかどうかを判別します
【構文:DELTA(数値1,数値2)】
ERF 誤差関数の積分値を返します
【構文:ERF(下限,上限)】
ERF.PRECISE 誤差関数の積分値を返します
【構文:ERF.PRECISE(X)】
ERFC 相補誤差関数の積分値を返します
【構文:ERFC(x)】
ERFC.PRECISE 相補誤差関数の積分値を返します
【構文:ERFC.PRECISE(X)】
GESTEP しきい値より大きいか小さいかの判定をします
【構文:GESTEP(数値,しきい値)】
HEX2BIN 16進数を2進数に変換します
【構文:HEX2BIN(数値,桁数)】
HEX2DEC 16進数を10進数に変換します
【構文:HEX2DEC(数値)】
HEX2OCT 16進数を8進数に変換します
【構文:HEX2OCT(数値,桁数)】
IMABS 複素数の絶対値を計算します
【構文:IMABS(複素数)】
IMAGINARY 複素数の虚部の係数を返します
【構文:IMAGINARY(複素数)】
IMARGUMENT 複素数を極形式で表現した場合の編角θの値をラジアンを単位として計算します
【構文:IMARGUMENT(複素数)】
IMCONJUGATE 複素数の共役複素数を文字列として返します
【構文:IMCONJUGATE(複素数)】
IMCOS 複素数のコサインを返します
【構文:IMCOS(複素数)】
IMCOSH 複素数の双曲線余弦を返します
【構文:IMCOSH(複素数)】
IMCOT 複素数の余接を返します
【構文:IMCOT(複素数)】
IMCSC 複素数の余割を返します
【構文:IMCSC(複素数)】
IMCSCH 複素数の双曲線余割を返します
【構文:IMCSCH(複素数)】
IMDIV 2つの複素数を割り算しその商を返します
【構文:IMDIV(複素数1,複素数2)】
IMEXP 複素数のべき乗を返します
【構文:IMEXP(複素数)】
IMLN 複素数の自然対数(eを底とする対数)を計算します
【構文:IMLN(複素数)】
IMLOG10 複素数の10を底とする対数を返します
【構文:IMLOG10(複素数)】
IMLOG2 複素数の2を底とする対数を返します
【構文:IMLOG2(複素数)】
IMPOWER 複素数を底として複素数の整数乗を計算します
【構文:IMPOWER(複素数,数値)】
IMPRODUCT 1~255個の複素数の積を計算します
【構文:IMPRODUCT(複素数1,複素数2,…)】
IMREAL 複素数の実数係数を返します
【構文:IMREAL(複素数)】
IMSEC 複素数の正割を返します
【構文:IMSEC(複素数)】
IMSECH 複素数の双曲線正割を返します
【構文:IMSECH(複素数)】
IMSIN 複素数のサインを返します
【構文:IMSIN(複素数)】
IMSINH 複素数の双曲線正弦を返します
【構文:IMSINH(複素数)】
IMSQRT 複素数の平方根を返します
【構文:IMSQRT(複素数)】
IMSUB 2つの複素数の差を返します
【構文:IMSUB(複素数1,複素数2)】
IMSUM 2つ以上の複素数の和を計算します
【構文:IMSUM(複素数1,複素数2,…)】
IMTAN 複素数の正接を返します
【構文:IMTAN(複素数)】
OCT2BIN 8進数を2進数に変換します
【構文:OCT2BIN(数値,桁数)】
OCT2DEC 8進数を10進数に変換します
【構文:OCT2DEC(数値)】
OCT2HEX 8進数を16進数に変換します
【構文:OCT2HEX(数値,桁数)】

キューブ関数

関数名 説明(構文)
CUBEKPIMEMBER 主要業績評価指標(KPI)プロパティを返し、セルにKPI名を表示します
【構文:CUBEKPIMEMBER(接続,KPI名,KPIのプロパティ,キャプション)】
CUBEMEMBER キューブからメンバーか、タプルを返します
【構文:CUBEMEMBER(接続,メンバー式,キャプション)】
CUBEMEMBERPROPERTY キューブからメンバープロパティを返します
【構文:CUBEMEMBERPROPERTY(接続,メンバー式,プロパティ)】
CUBERANKEDMEMBER セットのn番目にランク付けされたメンバーを返します
【構文:CUBERANKEDMEMBER(接続,セット式,ランク,キャプション)】
CUBESET セット式をサーバー上のキューブに送信してセットを作成することによって、メンバーやタプルの集計されたセットを定義し、そのセットをMicrosoft Excelに返します
【構文:CUBESET(接続,セット式,キャプション,並べ替え順序,並べ替えキー)】
CUBESETCOUNT セットの項目数を取得します
【構文:CUBESETCOUNT(セット)】
CUBEVALUE キューブから取得された集計値を返します
【構文:CUBEVALUE(接続,メンバー式1,…)】

情報に関する関数

関数名 説明(構文)
CELL シートの読み取り順で、参照の最初のセルの書式設定、位置、内容に関する情報を返します
【構文:CELL(検査の種類,参照)】
ERROR.TYPE Excelのエラー値に対応する数値を返します
【構文:ERROR.TYPE(エラー値)】
INFO 使用中のオペレーションシステムに関する情報を返します
【構文:INFO(検査の種類)】
ISBLANK セルの内容が空白の場合にTRUEを返します
【構文:ISBLANK(テストの対象)】
ISERR セルの内容が#N/A以外のエラー値(#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、または#NULL!)の場合にTRUEを返します
【構文:ISERR(テストの対象)】
ISERROR セルの内容がエラー値(#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、または#NULL!)の場合にTRUEを返します
【構文:ISERROR(テストの対象)】
ISEVEN 引数に指定した数値が偶数のときTRUEを返し、奇数のときFALSEを返します
【構文:ISEVEN(数値)】
ISFORMULA 参照が数式を含むセルに対するものかどうかを確認し、TRUEまたはFALSEを返します
【構文:ISFORMULA(参照)】
ISLOGICAL セルの内容が理論値(TRUEまたはFALSE)の場合にTRUEを返します
【構文:ISLOGICAL(テストの対象)】
ISNA セルの内容がエラー値#N/Aの場合にTRUEを返します
【構文:ISNA(テストの対象)】
ISNONTEXT セルの内容が文字列以外の値(空白セルも対象)である場合に、TRUEを返します
【構文:ISNONTEXT(テストの対象)】
ISNUMBER セルの内容が数値の場合にTRUEを返します
【構文:ISNUMBER(テストの対象)】
ISODD 引数に指定した数値が奇数のときTRUEを返し、偶数のときFALSEを返します
【構文:ISODD(数値)】
ISREF セルの内容が参照である場合にTRUEを返します
【構文:ISREF(テストの対象)】
ISTEXT セルの内容が文字列である場合にTRUEを返します
【構文:ISTEXT(テストの対象)】
N 非数値を数値に、日付をシリアル値に、TRUEの場合は1に、それ以外の場合は0に変換します
【構文:N(値)】
NA エラー値#N/A(値が無効)を返します
【構文:NA()】
PHONETIC ふりがなの文字列を取り出します
【構文:PHONETIC(参照)】
SHEET 参照されるシートのシート番号を返します
【構文:SHEET(値)】
SHEETS 参照されるシート数を返します
【構文:SHEETS(参照)】
TYPE 値のデータタイプを表す数値(数値=1、文字列=2、論理値=4、エラー値=16、配列=64)を返します
【構文:TYPE(データタイプ)】

互換性関数

関数名 説明(構文)
BETADIST 累積β確率密度関数を返します
【構文:BETADIST(x,α,β,A,B)】
BETAINV 累積β確率密度関数の逆関数を返します
【構文:BETAINV(確率,α,β,A,B)】
BINOMDIST 二項分布の確率を返します
【構文:BINOMDIST(成功数,試行回数,成功率,関数形式)】
CEILING 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り上げます
【構文:CEILING(数値,基準値)】
CHIDIST カイ2乗分布の右側確率の値を返します
【構文:CHIDIST(x,自由度)】
CHIINV カイ2乗分布の右側確率の逆関数の値を返します
【構文:CHIINV(確率,自由度)】
CHITEST 統計と自由度に対するカイ2乗分布から値を抽出して返します
【構文:CHITEST(実測値範囲,期待値範囲)】
CONCATENATE 複数の文字列を結合して1つの文字列にまとめます(CONCAT関数と同じ)
【構文:CONCATENATE(文字列1,文字列2,…)】
CONFIDENCE 正規分布を使用して、母集団の平均に対する信頼区間を求めます
【構文:CONFIDENCE(α,標準偏差,標本数)】
COVAR 共分散を返します。共分散とは、2組の対応するデータでの標準偏差の積の平均値です
【構文:COVAR(配列1,配列2)】
CRITBINOM 累積二項分布の値が基準値以上になるような最小の値を返します
【構文:CRITBINOM(試行回数,成功率,α)】
EXPONDIST 指数分布関数を返します
【構文:EXPONDIST(x,λ,関数形式)】
FDIST (右側)F確率分布を返します
【構文:FDIST(x,自由度1,自由度2)】
FINV F確率分布の逆関数を返します。つまり、確率=FDIST(x,…)であるとき、FINV(確率,…)=xとなるようなxの値を返します
【構文:FINV(確率,自由度1,自由度2)】
FLOOR 指定された基準値の倍数のうち、最も近い値に数値を切り捨てます
【構文:FLOOR(数値,基準値)】
FORECAST この関数は、Excel2013以前との互換性を保つために使用できます。既知の値を使用し、線形トレンドに沿って将来の値を予測します
【構文:FORECAST(x,既知のy,既知のx)】
FTEST F-検定の結果を返します。F-検定により、配列1と配列2とのデータのばらつきに有意な差が認められない両側確率が返されます
【構文:FTEST(配列1,配列2)】
GAMMADIST γ分布関数の値を返します
【構文:GAMMADIST(x,α,β,関数形式)】
GAMMAINV γ累積分布の逆関数の値を返します。つまり、確率=GAMMADIST(x,…)であるとき、GAMMAINV(確率,…)=xとなるようなxの値を返します
【構文:GAMMAINV(確率,α,β)】
HYPGEOMDIST 超幾何分布を返します
【構文:HYPGEOMDIST(標本の成功数,標本数,母集団の成功数,母集団の大きさ)】
LOGINV xの対数正規型の累積分布関数の逆関数の値を返します。ln(x)は平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります
【構文:LOGINV(確率,平均,標準偏差)】
LOGNORMDIST xの対数正規分布の確率を返します。ln(x)は、平均と標準偏差を引数にする正規型分布になります
【構文:LOGNORMDIST(x,平均,標準偏差)】
MODE 配列またはセル範囲として指定されたデータの中で、最も頻繁に出現する値(最頻値)を返します
【構文:MODE(数値1,数値2,…)】
NEGBINOMDIST 負の二項分布の確率関数の値を返します。試行の成功率が一定のとき、成功数で指定した回数の試行が成功する前に、失敗数で指定した回数の試行が失敗する確率です
【構文:NEGBINOMDIST(失敗数,成功数,成功率)】
NORMDIST 指定した平均と標準偏差に対する正規分布関数の値を返します。
【構文:NORMDIST(x,平均,標準偏差,関数形式)】
NORMINV 指定した平均と標準偏差に対する正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します
【構文:NORMINV(確率,平均,標準偏差)】
NORMSDIST 標準正規分布の累積分布関数の値を返します。この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します
【構文:NORMSDIST(z)】
NORMSINV 標準正規分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。この分布は、平均が0で標準偏差が1である正規分布に対応します
【構文:NORMSINV(確率)】
PERCENTILE 配列に含まれる値のk番目の百分位を返します
【構文:PERCENTILE(配列,率)】
PERCENTRANK 値xの配列内での順位を百分率で表した値を返します
【構文:PERCENTRANK(配列,x,有効桁数)】
POISSON ポワソン分布の値を返します
【構文:POISSON(イベント数,平均,関数形式)】
QUARTILE 配列に含まれる四分位数を返します
【構文:QUARTILE(配列,戻り値)】
RANK 順序に従って範囲内の数値を並び替えたとき、数値が何番目に位置するかを返します
【構文:RANK(数値,参照,順序)】
STDEV 標本に基づいて予測した標準偏差を返します。標本内の論理値、および文字列は無視されます
【構文:STDEV(数値1,数値2,…)】
STDEVP 引数を母集団全体であると見なして、母集団の標準偏差を返します。論理値、および文字列は無視されます
【構文:STDEVP(数値1,数値2,…)】
TDIST スチューデントのt-分布を返します
【構文:TDIST(x,自由度,分布の指定)】
TINV スチューデントのt-分布の両側逆関数を返します
【構文:TINV(確率,自由度)】
TTEST スチューデントのt検定に関連する確率を返します
【構文:TTEST(配列1,配列2,検定の指定,検定の種類)】
VAR 標本に基づいて母集団の分散の推定値(不偏分散)を返します。標本内の論理値、および文字列は無視されます
【構文:VAR(数値1,数値2,…)】
VARP 引数を母集団全体であると見なし、母集団の分散(標本分散)を返します。論理値、および文字列は無視されます
【構文:VARP(数値1,数値2,…)】
WEIBULL ワイブル分布の値を返します
【構文:WEIBULL(x,α,β,関数形式)】
ZTEST z検定の片側確率のP値を返します
【構文:ZTEST(配列,x,σ)】

WEB関数

関数名 説明(構文)
ENCODEURL URLにエンコードされた文字列を返します
【構文:ENCODEURL(文字列) 】
FILTERXML 指定されたXPathに従って、XMLコンテンツの特定データを返します
【構文:FILTERXML(XML, パス)】
WEBSERVICE Webサービスからデータを返します
【構文:WEBSERVICE(URL) 】
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