Excelの関数で使う演算子(不等号)を一覧にまとめた

  • 2019年7月11日
  • 2023年5月17日
  • Excel

演算子とは、Excelで計算式を行うときにする記号です。

演算子には色々と種類があり「>=」だったり「<>」のようによく使う記号を「比較演算子」と呼び、「+」や「ー」などの四則演算で使う記号を「算術演算子」と言います。

今回はこれらの演算子を数式で使用する際に迷わないようにするため、一覧にまとめましたので分からなくなったときは活用してください。

Excelの関数で使う演算子一覧

記号使い方の例
=(等しい)IF(A1=1,”OK”,”NG”)「A1が1だったらOK、違ったらNG」
<>(等しくない)IF(A1<>1,”OK”,”NG”)「A1が1じゃなかったらOK、違ったらNG」
>(〜より大きい)IF(A1>10,”OK”,”NG”)「A1が10より大きい場合OK、違ったらNG」※10は含まない
<(〜より小さい)IF(A1<10,”OK”,”NG”)「A1が10より小さい場合OK、違ったらNG」※10は含まない
>=(〜以上)IF(A1>=10,”OK”,”NG”)「A1が10以上の場合OK、違ったらNG」※10を含む
<=(〜以下)IF(A1<=10,”OK”,”NG”)「A1が10以下の場合OK、違ったらNG」※10を含む

IF関数の使い方がよく分からない場合は「ExcelのIF関数の使い方【条件を作成して処理する方法】」をお読みください。

算術演算子の記号一覧【四則演算で使用】

算術演算子は四則演算で使う記号のことです。

使用用途記号使い方
足し算+(プラス)A1+A2
引き算-(マイナス)A1-A2
掛け算*(アスタリスク)A1*A2
割り算/(スラッシュ)A1/A2
べき乗^(ハットまたはキャレット)A1^A2(A1をA2の数だけかける)
割合計算%(パーセント)A1*5%

四則演算の使い方が分からない場合は「Excelの四則演算の使い方【足し算、引き算、掛け算、割り算】」をお読みください。

その他の演算子

記号使い方
&(結合)A1&A2
:(セル範囲)A1:B1
,(複数指定)A1,B1
半角スペース(重複)B1:B3 A2:C2

&を使用した結合の使い方は「CONCATENATEの使い方【文字を結合する】」をお読みください。

半角スペースを使用した演算子の使用方法

演算子の中でも半角スペースはあまり使った事がない人も多いですが、すごく便利な使い方ができます。

下記の画像のように交わっている場所を指定したいときは、半角スペースで指定ができます。「=B1:B3 A2:C2」

そうする事によって、ちょうど赤と青で交わっている「10」が出力されるようになります。

意外に使えるのでぜひ活用してください。