Excelで文字を縦書きにする2つの方法

  • 2016年12月21日
  • 2020年11月5日
  • Excel

Excelでは、セルの中に文字や数字を入力すると全て横書きになります。

そのため、本当は文字を縦書きにしたくてもあきらめてしまう人がいます。

ですが、実は簡単な操作で文字を縦書きにすることができます。

今回は、Excelで文字を縦書きにする方法を紹介します。

「方向」ボタンを利用する

「ホーム」タブのリボンの中に、「方向」ボタンがあり、このボタンを利用することで文字の方向を変更することができます。

まず、縦書きにしたい文字や数字の入力されているセル(例ではA1:D1)を範囲選択します。

「ホーム」タブをクリックしてリボンを切り替えると、中に「方向」ボタンがあります。

このボタンをクリックすると、メニューが表示され、縦を含むいろいろな方向が表示されます。

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このメニューの中から「縦書き」をクリックすると、あらかじめ選択していたセルに入力されていた文字や数字が縦書きになります。

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セルの書式設定を利用する

また別の操作方法として、「セルの書式設定」を利用して文字の方向を変更することもできます。

まず、縦書きにしたい文字や数字の入力されているセル(例ではA1:D1)を範囲選択します。

「ホーム」タブのリボン内にある「配置の設定」ボタンをクリックします。

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表示された「セルの書式設定」画面の「配置」タブにある「方向」の欄から、縦書きで表示されている「文字列」という文字をクリックします。

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また、縦書きの「文字列」という文字の右に表示されている「文字列」を利用すると、文字をさまざまな角度に傾けて表示することもできます。

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そして「OK」ボタンをクリックすると操作完了です。

あらかじめ選択していたセルに入力されていた文字や数字が縦書きになります。

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縦書きを解除する

一度縦書きに変更した文字列を、元に戻すこともできます。

元の方向に戻す場合は、それぞれ逆の操作を行います。

「方向」ボタンを利用する場合は、方向を元に戻したい文字や数字の入力されているセル(例ではA1:D1)を範囲選択し、「ホーム」タブのリボン内にある「方向」ボタンをクリックします。

そして、表示されたメニューの中から再度「縦書き」をクリックします。

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また、「セルの書式設定」画面を利用する場合は、「方向」の欄から、縦書きで表示されている「文字列」という文字をクリックし縦書きを解除します。

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まとめ

このように、Excelではセルに入力された文字や数字を横書きから縦書きに変更するこができます。

頻繁に利用しなくてもいざという時に役立ちますので、是非覚えておきましょう。