- 全部で何個あるんだろう。
- この欄のデータは全部で何件だろう。
- 在庫はあと幾つ残っているんだろう。
目次
COUNT関数を使った例
例えば、下のような表の場合、COUNT関数を使用して入金済みの件数を求めることができます。この図では、5件ある取引相手から入金されているのは4件ですよね。例で出したので簡単にわかりますが、これが何百件となった時に数えるのはすごく大変です。そんな時にCOUNT関数は力を発揮します。例えば下記のケースだと点数が入力されているのが4人なので、答えが4になっています。COUNT関数を使えば、点数が入っている人が何人いるか分かりました。ExcelでCOUNT関数の使い方
COUNT関数を使用する場合は、他の関数と同様に「関数の挿入」画面を使用する方法と、直接数式を入力する方法があります。また、簡単な方法として「オートSUM」ボタンでも数値の個数を求められます。動画やこの記事で使用しているファイルをダウンロードするときは、下記のダウンロードから使用してください。COUNT関数の使い方「関数の挿入」ボタンを利用する場合
関数による結果を表示したいセル(例ではB11)を選択し、「数式」タブ内の「関数の挿入」ボタンをクリックします。表示された「関数の挿入」画面内の「関数の分類」を「統計」に変更します。その後、関数名の一覧から「COUNT」を選び「OK」ボタンをクリックします。新たに表示された「関数の引数」の画面内にある「値1」の欄で、数値データの数を数えたいセル範囲(例ではB4:B8)を指定して「OK」ボタンをクリックします。すると、数値データの数を示す値が表示されます。「オートSUM」ボタンを利用する場合
オートSUMを使ってCOUNT関数(数値の個数)を簡単に設定できます。関数による結果を表示したいセル(例ではB11)を選択し、「ホーム」タブ内の「オートSUM」ボタンの横にある▼をクリックします。そして表示されたメニューから「数値の個数」をクリックします。特定のセルが点線で囲まれます。この点線はCOUNT関数による計算の対象範囲を示しています。現在表示されている点線の範囲が自分の思惑とずれている場合は、点線の範囲を訂正します。範囲を訂正する場合は、普通にセルを選択する要領で、目的のセル範囲をドラッグします。※うまくドラッグできない場合は、点線の外枠の真ん中あたりをドラッグしてください。点線で囲まれた範囲が正しくなったら、キーボードの「Enter」キーを押します。すると、数値データの数を示す値が表示されます。直接数式を入力する場合
Excelが得意な人は直接入力した方が早く設定できます。関数による結果を表示したいセル(例ではB11)を選択し、以下の数式をキーボードを使って入力します。=COUNT(数値データの数を数えたいセル範囲)今回の例の表では次のようになります。=COUNT(B4:B8)
数式が入力できたら「Enter」キーで確定します。すると、数値データの数を示す値が表示されます。