文書を作成していて、文字の大きさや、行の間隔以外でゆったりとした文書を作成したいと思ったことはないでしょうか?
ゆったりとした文書は、文字を大きくし、1行に入れる文字数を少なくするとそのように見えます。
例えると「絵本」のようなイメージです。
文字の間隔が空いていると読みやすくていいですよね!
逆に狭くすると、文字がたくさん入る代わりに詰まったようなイメージを与えてしまいます。
ただ、1行で終わらせたい文章が2行になってしまう時などにすごく便利な機能と言えます。
初期設定のWordでは文字の間隔が報告書のような硬い文書になってしまいます。
今回は文字を狭くしたり、ゆったりした文書の作成方法のひとつ「文字間隔の調整」をご紹介いたします。
文字間隔の変更方法
文字間隔とは、その名の通り「1文字1文字同士の間隔」を意味しています。これを広げたり狭くしたりすることにより、ゆったりした文書(広い文書)、せかせかした文書(狭い文書)と、文面に個性が現れるようになります。
文字間隔を広げる方法
① 文字間を変更したい部分を選択します。
② 上部タブ「ホーム」のフォント欄にある↘をクリックします。
③ 「フォント」という画面が出現します。これの【詳細設定】タブをクリックします。
④ 「詳細設定」タブ中の【文字間隔】の部分を変更します。変更後【OK】をクリック。
⑤ 設定した範囲内の文字間が変更されました。
同じ文書を使用して文字間隔を変更したものを並べてみるとその違いがよくわかります。
もし、縦の間隔を広げたい場合はこちらの記事で紹介しています。
[kanren2 postid=”1515″]このように、文字を狭くしたり広くしたるすることにより与える印象が全く違いますよね。
そして、読みやすさもかなり違ってきます。
用途によって使い分けると良いでしょう。
まとめ
文字間隔を変更することによって、文書の与えるイメージを大きく変えることができました。
文字間隔を広くするとその分、1行に入力できる文字数は少なくなりますが、ゆったりとした文書を作ることができます。
文字間隔を狭くするとその分、1行に入力できる文字数は多くなりますが、非常に見辛い文書になってしまいます。
どちらの文字間隔が良いということはありません。
作成させる文書のスタイルに合わせて文字間を調整していただければと思います。
ただし、文字間隔を狭くすると見づらい文章になってしまうのであまり使うことはしないほうが良いでしょう。
1行に収めたい時や、1ページに収めたいなど特別な事情がない限りは「標準」または「広い」が読みやすくておすすめです。