VLOOKUPを勉強していて難しいと感じた場合の為に、初心者向けとして簡単な動画を含めて解説しました。
まず、VLOOKUP関数を実際に使うとどのように表示されるのかを知っておきましょう。
商品番号に数字を入力するだけで「食べ物」と「値段」が自動的に入力されているのが分かります。
なぜこうなるのかというと、VLOOKUPは商品一覧の中にあるものを自動的に表示してくれる関数だからです。
では、なぜ商品番号が「2だとバナナ」「3だとメロン」なのかというと、商品一覧表を別に先に作成することによって、その商品番号が何を指しているのかが分かります。
この表を見れば「1番はすいかで700円」「2番はバナナで200円」というのが分かりますよね。
そこで、売上表の商品番号の列に「3」を入力すると、それだけで隣にある「#N/A」と書かれている「食べ物」と「値段」が自動的に表示されます。
このように、商品番号を入力するだけで一覧から一致するものを表示してくれるのがVLOOKUP関数です。
どのように動作するかを理解したら、今度は実際に設定してみましょう。
動画と同じように練習したい場合は、下記のファイルをダウンロードしてください。
VLOOKUP関数の使い方
それではVLOOKUP関数を実際に設定していきましょう。動画でも解説しているので、動画を見れる方は動画の方が分かりやすいです。
今回は「商品番号」が入力されたら「食べ物」が自動的に入力されて欲しいので、「食べ物」の列にVLOOKUP関数を入力します。(途中まで入力したらTabキーを押すと自動で入力されます)
まず最初に指定する「検索値」ですが、「基準となる場所」が検索値になります。
今回は「商品番号」が入力されれば、何の食べ物か分かるので検索値は「商品番号」です。
そうしたら次は「範囲」です。
範囲は先ほどの検索値が「どこの範囲に書いてあるのか」を全て指定してあげます。
なので右側のある表全てを選択しましょう。
この時に、後ほどオートフィルを使い赤い線で囲ってある場所も含めますので、VLOOKUPの範囲は必ず「絶対参照」にしておきましょう。
※絶対参照のやり方は「F4」です。
次は「列番号」です。
列番号は、「範囲の中から表示したい項目は左から何番目か」になります。
なので今回は「食べ物」を出したいので「2」になります。
列番号まで入力したらエンタキーで確定しましょう。
これで、商品番号が入力されているので、食べ物が自動的に表示されるようになりました。
最後に今後入力する予定の場所をオートフィルしておきましょう。そうすればこの後の部分も全て自動的に表示されるようになります。
値段の方もVLOOKUP関数を設定すると、最初に確認した完成形になります。
VLOOKUP関数は使い方が豊富
今回紹介した方法はVLOOKUP関数の簡単な使い方です。
VLOOKUP関数をしっかり使おうとすると、ここからさらに応用で覚えていく必要があります。
まずはVLOOKUP関数の基本的な部分を理解できるだけでも、便利さに気づけるのでぜひ使ってみてください。