月々の料金の節約のために、auから格安SIMに乗り換え使用かなって思っている人も多いですよね!
ただ、格安SIMに乗り換えると月々の料金が大きく節約できますが、手続きの方法やタイミングによっては余分に手数料がかかってしまったり、思ったように利用できなかったりするケースがあります。
また、乗り換えのタイミングによっては本来よりもかなり損することも多いです。
なので、しっかりと格安SIMに乗り換える時は損しない方法を理解して、乗り換えた後に後悔しないようにしましょう!
1日違うだけで数万円値段が変わってくるなんてこともあるので、この記事を読めばその心配もなくなります!
MNP転出時に気を付けること
au携帯電話からMNP転出をする際に気を付けるポイントを紹介します。
MNPのタイミングによって発生する費用が多くなってしまったり、最悪の場合は同じ携帯番号で登録できなかったりするケースがあります。
各種手数料を確認する
携帯電話を乗り換えるに、3つの手数料が発生します。
1つ1つ順番に詳しく解説していきます。
長期割引解除料は2年間が基本
現在の長期割引は、2年割引が一般的です。
2年割引とは、2年以上の継続利用を条件に基本料金が割引になるサービスです。更新月以外に解約した場合には9,500円の解除料が発生します。
契約期間 | ~24ヵ月 | 25・26ヶ月 | 27~50ヵ月 | 51・52ヶ月 | 52~75ヶ月 |
解除料 | 9,500円 | なし | 9,500円 | なし | 9,500円 |
2016年に自動更新にならず25ヶ月目以降はずっと解除料がかからない新2年割引が登場しましたが、自動更新になるタイプの2年割引に契約されている方がほとんどです。
自動更新タイプの2年割引では、2か月間の更新期間中に解約(MNP転出)をすれば解除料は全く発生しませんが、更新期間を1日でも経過した場合は解除料の対象になってしまいます。
2年割引以外にも自分割や年割などの旧プランもあります。重要なことは、以下の契約状況を確認することです。
- 解約した場合に解除料がかかるか否か
- その場合の解除料金はいくらか?
- 次回解除料がかからないのはいつか?
契約状況は、auカスタマーサポート、アプリのMY au、auショップにて確認できます。
[voice icon=”https://pasonyu.com/wp-content/uploads/2017/10/43f48fd7cf194d6fa7a1e3e218938fe7-150×150.png” name=”あきゆき” type=”l”]ハッキリ言って、2年目丁度の1ヵ月で解約をすることはかなり難しいです。違約金はかかると思った方がいいです。[/voice]割賦契約残金(機種代金)が残っているかは確認したほうが良い
au携帯電話を割賦契約(かっぷけいやく)で契約し、その代金の支払いが完了していない場合は割賦契約残金を完済しなければなりません。
通常は月々の支払いに組み込まれていますが、約6万など高額な料金で携帯を購入しているので、その代金を支払う必要があります。
この時に注意したいこととしては、割賦契約期間中は毎月割が適用になるため月々の基本料金や通話料から契約内容に応じた割引が適用されていますが、解約をすると毎月サポートの適用が完了します。残金の契約期間が長く残っている場合は、負担額がかなり高くなってしまいます。
長期契約の解除料と同様、カスタマーサポートやauショップで確認できますので、一緒に確認をしておきましょう。
フラットプラン、ピタットプランのユーザーは毎月割対象外なので、割賦契約期間中であっても毎月サポートは適用になっていません。
MNP転出手数料は一律3000円
MNPをする際に、MNP転出手数料3,000円が発生します。タイミングや契約内容にかかわらず、この金額は一律です。
転出時の手数料まとめ
MNP転出手数料は必ず一律で発生しますが、長期割引の解除料と割賦契約の残金についてはMNPのタイミングによってかかる費用が大きく変わります。特に長期契約解除料については、更新月を一日経過してしまうだけで9,500円の違いが生じるので、更新月が近い方は確実に更新期間中に手続きを済ませたいですね。
ただし、割賦残金を支払ってでも早くMNPをした方がお得になる事の方が多いです。
例えば、auから格安SIMにMNPをして毎月4,000円節約できる場合は、解除料を支払っても3か月で元が取れます。割賦残金についても、毎月割の月額よりも月々に節約できる料金の方が大きい場合はすぐにMNPをした方がお得になります。
解約料とか手数料などを全部支払ったとしても、下記のグラフ位の差が付きます。
MNP予約番号を発行する方法
MNPで携帯乗り換えをするときの手続きとしては、最初にauにMNP予約番号の発行を依頼します。解除料の更新期間や金額を確認したら、希望のタイミングに合わせて契約手続きが完了するようにしましょう。
AUを使っている時にポイントがたまっていたり、解約する日にちによっては大きく値段が異なる場合があります。
月の初めで解約すると1か月分の支払いが請求されるので、かなり損することになるので注意しましょう!
MNP予約番号の3つの発行方法
MNPの予約番号を発行する方法は3つあります。
1、auショップ
店頭でスタッフの方の説明を聞きながら予約番号を発行できるため、契約内容を把握しながら手続きできます。切断型MNP予約を希望する際は、auショップでの手続きが必須です。
デメリットとしては、店頭の込み具合によっては待ち時間が発生すること、auショップがオープンしている時間しか手続きができないことです。
2、auカスタマーサポート
auカスタマーサポート(au携帯電話から157、もしくは0120-800-000)でも手続きできます。
受付時間が9時~20時までと店頭よりも長いことと、来店の必要がないため手軽に発行できる方法です。注意点としては、月末やお昼時などは電話がつながりにくいことがあります。
3、My au
ガラケーのユーザーはウェブからMy auでも発行できます。受付時間は9時~21時30分までです。
維持型と切断型があるので気を付ける
MNP予約番号とは携帯乗り換えの登録をするために必要な番号です。15日間の有効期限が定められています(発行日含む)。
MNP予約番号には維持型と切断型の2種類があります。
維持型はMNP予約番号を発行した時点では解約とならず格安SIMの契約手続きが完了したタイミングで解約となります。有効期限内にMNPの契約が完了しなかった場合、MNP予約番号は失効し、auの契約がそのまま継続します。
切断型の場合は、MNP予約番号発行と同時に解約になります。15日の有効期限が経過してしまった場合はそのまま解約となってしまい、同じ番号での契約ができなくなってしまいます。また、切断型は即解約となるので、格安SIM到着までの間はスマホが利用できない状況になってしまいます。
MNPの手続きは維持型が一般的ですが、維持型の場合は契約満了時点で解約が完了するという点に注意する必要があります。格安SIMのMNP登録は契約申し込みをしてから手続きが完了するまでに10日間ほどかかる(格安SIM事業者や契約の混雑具合によって期間は異なります)ので、契約申し込み中に更新月が満了してしまう可能性があります。
更新期間に確実に手続きを済ませたい場合は、2週間以上の余裕をもって予約番号を発行するか切断型で手続きを行いましょう。
[voice icon=”https://pasonyu.com/wp-content/uploads/2017/10/43f48fd7cf194d6fa7a1e3e218938fe7-150×150.png” name=”あきゆき” type=”l”]違約金を払いたくないならば、手続する格安SIM会社の契約が希望日までに終わるかどうかを確認したほうが良いです![/voice]格安SIMにMNPする前に損しない方法
格安SIMにMNPする場合は、解約日などで大きく値段が変わってくるので注意してください!
また、ポイントが残っている場合は使う事によりかなりお得になります!
日割りに注意して月末で乗り換える
auの料金(月額料金、データ定額料金)は料金が日割りになりません。
月初めに解約した場合でも1ヵ月分の料金が丸々発生し、乗り換え後の格安SIMの料金も二重に発生してしまうので、もったいないです。
月末近くで携帯乗り換えをすることがお得です。
auウォレットポイントを有効活用するとお得になる
auウォレットポイントについても有効に使っておきましょう。
auウォレットポイントはドコモのdポイントやソフトバンクのTポイントに比べると解約後には使える場面が限定されるので、解約前に使用しておくことをオススメします。
オススメの使用法は2つです。
amazonギフトカードに変換する
Amazonギフトカードに変換しておけば、ショッピングに使えるのでめちゃくちゃ便利です。
ウォレットポイントはauショッピングモールで使用する手段もありますがどうしても端数が生じてしまいます。1ポイント単位で無駄なく利用するには、amazonギフトカードへの変換がオススメです。
なので、解約する前はamazonギフトカードに変更するのが一番お得だと思ってます。
故障紛失サポートを利用する
iPhoneユーザーは対象外ですが、アンドロイド端末ユーザーで故障紛失サポートに加入している場合は故障紛失サポートの利用にポイントを充当できます。
故障紛失サポートは、利用期間に応じて3,000円~8,000円で同一機種のリフレッシュ品と交換できるサービスです(ウェブからの申し込みの場合、1,000円のウェブ割引が適用されます)。現在利用中の機種は14日以内に返却しなければなりません。
リニューアル品とは、内部の部品などが厳密には新品とは異なるようですが、外装や液晶など新品同様の商品です。auで利用中の端末をそのまま格安SIMで利用する場合には、機種の故障リスクを減らす意味でも非常にメリットが大きいです。
余ったポイントがなくても、故障紛失サポートに加入されている方はサービスを適用してから携帯乗り換えをすることをオススメします。格安SIMに変更後に故障した際には、修理手続きに手間がかかり、修理費の負担も実費になるからです。
故障紛失サポートを使用する場合、MNP予約番号発行前に手続きしましょう。
AUから格安SIMへ乗り換える前の4つのデメリット
格安SIMに乗り換えるにあたって、auでは対応しているサービスでも格安SIMでは対応できないサービスがあります。格安SIM事業者ごとにサービスは異なります。以下のものは、格安SIMで対応していない場合が多いサービスですので、一つひとつ確認してみてください。
[voice icon=”https://pasonyu.com/wp-content/uploads/2017/10/43f48fd7cf194d6fa7a1e3e218938fe7-150×150.png” name=”あきゆき” type=”l”]オススメの格安SIM会社はこの後紹介していますが、それ以外のSIM会社を選択してしまうとデメリットも沢山あるので理解しておきましょう![/voice]キャリアメールが使えない
キャリアメールとは@ezweb.ne.jpのメールアドレスです。
ほとんどの格安SIMではキャリアメールが使用できず、メールのやり取りはgメールなどのフリーメールを使用するかLINEなどの通信アプリを利用して行うことになります。
メールは普段使用していない方でも、金融機関の登録連絡先や契約サービスの登録メールアドレスにauメールを使用していないか否か確認しておきましょう。LINEやネットバンクなど、キャリアメールを認証パスの連絡先に設定している場合は、MNP手続き前に連絡先の変更手続きを済ませておかないと後々手続きが面倒になるケースもあります。
口座引き落としができない業者が殆ど
格安SIMでは、月々の料金支払いは格安SIMが一般的です。auのように口座の引き落としはできない場合が多いので、注意しましょう。
通話定額のプランがない
格安SIMも少しずつ通話プランが充実してきましたが、24時間通話し放題プランはほとんどありません。
通話料やデータ定額などをトータルで月々の料金を試算してみましょう。
テザリングが出来ない業者がある
格安SIMはテザリング非対応の場合が多いので、テザリングを利用してパソコンのインターネット通信をされている場合は非対応になります。
現在利用中の機種がそのまま利用できるかを確認する
格安SIMに乗り換えるには、auで現在利用中の携帯電話をそのまま格安SIMで利用できるか絶対に確認しましょう!
格安SIMの契約と同時に端末を同時購入することもできますが、auの端末の方が端末の高性能であり、信頼性が高いからです。
また、端末をそのまま利用すれば端末費用は一切かかりませんが、同時購入する場合は端末代金が発生してしまいます。
ドコモ、ソフトバンク回線業者の場合はSIMフリー化が必要
格安SIMはドコモ、au、ソフトバンクの回線を借りて各業者が運営をしています。このように回線を借りて電波サービスを提供することをMVNOといいます。現在、格安SIM業者のほとんどは、ドコモ回線です。
auはドコモ、ソフトバンクとは通信方式が異なるため、auの端末をドコモ回線の格安SIM業者で使用するためにはSIMロック解除をしてSIMフリー化する必要があります。
SIMロックは、auショップで手続きをするかウェブのauお客様サポートで手続きできます。auショップで行う場合、3,000円の手数料がかかるので、どうしてもドコモ回線やソフトバンク回線の格安SIMを利用したい場合は、ウェブでの手続きをすれば無料でできるのでオススメします。
だけど、AU回線を使った格安SIM会社にすればそんなめんどくさいことをしなくても大丈夫です!
au回線を使った格安SIMの業者一覧(MVNO)
au回線を使っている格安SIM業者で契約すれば、SIMフリーにすることなく使う事が出来ます。
auの回線を利用した事業者は以下の通りです。これらの事業者では、SIMロックの解除をせず、そのままauの端末を利用できます(4GLTEの回線に限られます。ガラケーなど4G非対応の端末はそのまま利用できません)。
- mineo
- UQmobile
- IIJmio
- J:COM MOBILE
- BIGLOBEモバイル
- イオンモバイル
- Fiimo
- QTmobile
- Tikimo SIM
この中で、有力で人気ある格安SIM事業者はmineoとUQmobileの二社です。どちらもテレビCMでよく見かけますよね。
[voice icon=”https://pasonyu.com/wp-content/uploads/2017/10/43f48fd7cf194d6fa7a1e3e218938fe7-150×150.png” name=”あきゆき” type=”l”]2つの中でも特にオススメなのが「UQ mobile」です。[/voice]原理としては、SIMロックの解除を行えばドコモの回線でもソフトバンクの回線でもau端末をそのまま利用できます。ただし、SIMロック解除をしてau以外の回線でそのまま利用できると保証されているわけではありません。
実際に、通信の相性などの問題によりインターネット通信ができても通話はできない、などの不具合も報告されています。
また、SIMロック解除の義務化がスタートした2015年4月以前に発売された機種についてはSIMロック解除に対応していません。
AUユーザーにオススメの格安SIMはmineo
もしあなたがAUユーザーで「月々の料金を安く抑えたい」「SIMフリーとか難しいこと考えずに移行したい」のであれば、料金が安く二年縛りのないメリットが大きいmineoをオススメします。
mineoの料金プラン
普通の携帯電話の様に使いたい方は「デュアルタイプ」を選んでください。
データ量 | シングルタイプ (データ通信のみ) | デュアルタイプ (データ通信+音声通信) |
500MB | 700円 | 1,310円 |
1GB | 800円 | 1,410円 |
3GB | 900円 | 1,510円 |
6GB | 1,510円 | 2,190円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 |
20GB | 3,980円 | 4,590円 |
30GB | 5,900円 | 6,510円 |
音声通話 | – | 10円/30秒(アプリ利用時) |
上の表がmineoの料金プランです。
auと比較するとかなりの安さであることが確認いただけるかと思います。
余ったデータ容量を家族でシェアしたりプレゼントしたりできるサービスもあります。
また、月額850円で10分以内通話かけ放題オプションもあります。
マイネ王が利用できる
格安SIMは大手事業者と比較するとカスタマーサポートが充実していないというデメリットがあります。
mineoはユーザー同士のコミュニティサイトの「マイネ王」があり、ユーザー同士で疑問点を解消したりプランの相談をしたりできます。
ハッキリ言って、このマイネ王を使えば殆どの疑問が解決します。
まとめ
auから格安SIMに乗り換える際に損をしない方法について紹介しました。
ポイントとしては、以下の通りです。
- 使用しているのが6ヵ月以上ならば格安SIMにした方が良い
- auと格安SIMのプランやサービスの違いを把握し、できないことを確認しておく
- auの端末がそのまま利用できるauの回線を利用した格安SIM業者に乗り換える
auの回線を利用した業者の中で最もオススメはmineoです。
mineoを上手く使えば月々2000円で使用することもできます。
少し高くても通信速度を最重要視する!という方は「UQ mobile」もありです。