格安SIMを使うメリットとデメリットは何かを分かりやすく解説

AKIYUKI (金子晃之)このブログの人

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テレビCMやインターネットの広告などを見て、なんとなく格安スマホが気になっていてメリット・デメリットはないのと気になっている人も多いと思います。

  • 格安SIMってどんなメリットがあるの?
  • 従来の大手3キャリアと比べてどのくらい安いの?
  • 格安SIMにはデメリットはないの?
  • 格安スマホはどこで売っているの?

実は、こうした疑問を持っている人も少なくないはずです。

初めて格安SIMって聞いたときは意味がよく分からないで、なんのメリットがあるの?って思ってました。

ですが、格安SIMにすることによって日々の携帯料金が半分以下に抑えられるなど、メリットがめちゃくちゃいっぱいあります!

今回の記事では、格安SIMを使うメリット・デメリットについて解説しますので参考にしてください。

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格安スマホとはいったいどのようなもの?

そもそも、格安SIM・格安スマホっていったい何でしょうか?

なんとなく、従来のドコモ、au、ソフトバンク以外の携帯電話のことをひとくくりにして「格安スマホ」とよんでいる方が多いかと思いますが、格安スマホとはいったいどんなものというところから解説していきます。

格安SIMとは

「格安SIM」って一般的には以下のように定義されています。

「大手移動体通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンク)に比べて低価格で提供されるSIMカードのこと。あるいはそれを用い費用を抑えたスマートフォンなどのモバイルサービスのこと」。

SIMカードとは、携帯電話の電話番号やメールアドレスが記録されたICカードのことです。携帯電話事業者は従来の大手キャリアも格安SIM会社もSIMカードで顧客の情報を管理しています。

引用:知恵蔵mini

まあ、簡単に言うと「費用をかなり抑えて格安で使えるスマートフォン」です。

それだけ理解しておけば最初は十分です。

格安SIMにはどんな事業者があるの?

格安SIMの事業者として有名な事業者はUQモバイル、ワイモバイル、楽天モバイル、mineo、イオンモバイル、LINEモバイルなどがあります。

その事業者の数は2017年3月時点で684社にも上ります。
684社はそれぞれ独立した事業者ですので、料金プランやサービス内容、契約方法などが異なります。

ですが、大手3社でさえどこがいいのか迷うのに、そんなにあったら選べないですよね。

オススメできる格安SIM会社は少ししかありません。

格安SIMのメリットは圧倒的な安さ!

格安SIMのメリットは、その定義にもある通り従来大手3社に比べて料金が安いことです。
また、音声通話発信機能の付いていない、データプランを契約することでさらに安く利用することも可能です。

プラン比較(通話込みプラン)

従来大手3キャリアと格安SIMとを比較するとプランの違いが明確になるかと思います。

料金体系が事業者によって異なるため単純比較は難しいので、有名な格安SIM会社と比較してデータ容量ごとに表にしました。

ドコモ 楽天モバイル mineo
通話プラン 1,700円
ネット使用料 300円
データ量
1Gプラン
1250円 1,410円
データ量
2Gプラン
3,500円  –
データ量
3Gプラン
 – 1,600円 1,510円
データ量
5Gプラン
5,000円  2,150円
データ量
6Gプラン
 – 2,190円
ドコモに関しては「通話(カケホーダイライト)プラン+ネット使用料+データ容量プラン」を足した合計金額で考えてください。
格安SIMでは、通話プラン込みの金額ですが「30秒20円(国内)」の通話料金がかかります。
契約プランのデータ容量を超えると通信速度に制限がかかり、インターネットの閲覧や動画の視聴、アプリのダウンロードなどの際に動きが重くなってしまったりうまく作動しなくなってしまったりします。

データプラン

データプランは格安SIMプランの特徴の一つです。

データプランは「090、080から始まる電話番号の利用ができない代わりに安い基本料金で使用できます。
LINEなどのアプリやインターネット回線を利用した通話には対応しています。

また、090や080の番号には非対応ながら、050のIP電話の番号で発信が可能なオプションやプランを設定している格安SIM業者もあります。

IP電話と090等の電話の大きな違いは「ネットを使った電話」という点です。090等の電話の方が音声が安定しているケースが多いです。
ワイモバイル 楽天モバイル mineo
データ量1Gプラン 1,980円 800円
データ量3Gプラン 1,450円 900円
データ量6Gプラン 1,580円
データ量7Gプラン 3,696円
データ量10Gプラン 2,260円 2,520円
データプランでは通常の電話ができないので注意してください。

普通にスマホとして使うならば、通話プラン込みプランで考えてください。

2年縛りがない

大手3キャリアは契約時に2年契約をするのが一般的で、2年以内に解約をした場合は9,500円の解除料が発生します。しかも、2年契約を自動更新とするプランが一般的で、2か月間の更新月を除いて常に解除料が発生する仕組みになっています。

格安SIM事業者では、1年契約や半年契約が取られていることが多く、契約期間満了後はずっと解除料が発生しない仕組みをとる事業者が多いです。(プランによって異なるので、詳細は各事業者のプランを確認してください)。

また、データプランの場合は解除料が全く発生しないプランもあります。

格安SIMの安さの理由

上記のように格安SIMが安い料金プランを設定できるのは、格安SIM事業者の仕組みにその理由があります。

アンテナ設置が不要(=MVNO)だから

格安スマホはワイモバイルを除いて、独自の通信網を持たずに大手3キャリアの回線を借りて電波の提供を行っています。これをMVNOといいます。

  1. 自社でアンテナを設置したり保守対応をしたりする必要がないこと
  2. 大手事業者からまとまった量の通信網を借りることにより、ボリュームディスカウントにより安く回線を借りられること

以上の理由から固定コストを削減し、格安の料金プランを提供しています。

運営コストを削減しているから

従来の3キャリアが、全国のいたるところにキャリアショップを配置し新規契約や機種変更の手続きはもちろん、料金プラン変更や故障修理受付をワンストップで対応しています。

一方で、格安スマホ事業者の場合はショップそのものが無い、あるいは店舗があっても都市部に数店舗というところが少なくありません。

新規契約や機種変更、プラン変更の手続きはインターネットからユーザーが各自プランや機種を調べて手続きをする、故障した際の修理は端末のメーカーに直接修理依頼をするという流れが一般的です。

こうした仕組みにより、店舗運営にかかる人件費やテナント賃料、光熱費などを削減しているのです。

ワンストップ対応というのは、1つの場所で色々なサービスを受けられる事を言います。
ドコモショップなどでは行けば全てやってくれるみたいな事だと思ってください。

機能を有料オプションにしているから

従来の3キャリアでは料金プランに含まれているサービスでも、格安SIM事業者では別途有料オプションとして設定されていることが多いです。

例えばmineoでは以下の有料オプションがあります。

  • 10分以内通話かけ放題 800円/月
  • ウイルスバスターモバイル 270円/月
  • メールウィルスチェック  200円/月
  • スマホ操作アシスト(電話での操作方法の案内)  500円/月
  • スマート留守電   290円/月

必要とするユーザーだけに有料でサービスで提供し、基本料金を安くしているのです。

基本的には有料オプションも殆どの場合で必要ありません。

格安SIMのデメリット

では、格安SIMのデメリットはどのようなものがあるでしょうか?

デメリットとは言い切れないまでも、3大キャリアのスマホと全く同じように利用できると思っていると後悔してしまうケースもあります。

混雑時に通信速度が混雑すること

一般的によく言われているので聞いたことがある方も多いかもしれませんが、格安SIMの場合どうしても混雑時の通信速度が遅くなりがちです。混雑する時間のピークは、12時から13時のランチタイムと17時から19時のビジネス終業時間です。

MVNOでは、利用者の分母が少ないため多くのユーザーが一斉に利用するタイミングでは通信速度が混雑しアプリのダウンロードや動画の視聴などに支障をきたしてしまうケースが出てくるのです。

条件は時間だけでなく、場所によっても変わります。速度の実測値を公表しているサイトもありますので参考にしていただけるとは思いますが、契約後のキャンセルはできないため通信速度については慎重な判断が必要です。

※ワイモバイルは独自の通信網を持っており、MVNOではありません。3大キャリアと比較すると少し劣りますが、格安スマホの中では最も速度が安定しています。

最新機種を選べない、機種の割引がないこと

格安SIM事業者で携帯電話を購入する場合は以下の2通りの契約方法があります。

  1. 従来事業者と同様、契約と同時に携帯電話端末を購入する
  2. 元々使用していた端末やインターネットで購入した白ロム端末を使用し、SIMカードのみ契約する

端末同時購入の場合、従来の3大キャリアの場合は毎月の通話料から端末代金の一部金額が割引されるサービスがありますが、格安SIM事業者の場合はそのような割引サービスはありません。

また購入時に選べる機種についても、3大キャリアから出されているハイスペック機種よりは機能的に劣るものや型落ちしている機種が中心です。例えば、iPhoneの場合、3大キャリアで8やXが現行機種となっていますが、ワイモバイルでの現行機種は6Sという状況です。

元々使用している端末のSIMロックを解除して格安SIMで使用する際には、端末代金はかかりませんが故障時の保証がありません。

携帯電話事業者のメールアドレスが使用できないこと

ほとんどの格安SIM事業者では、@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールが使用できません。

※ UQモバイルやワイモバイルなど独自のメールサービスを展開している事業者もあります。

キャリアメールの使用ができない格安スマホでは、gmailやヤフーメールなどのフリーメールをメールアドレスとして設定し、使用します。

キャリアショップがない・少ないこと

キャリアショップが無かったり、少なかったりするので、ワンストップで対応してもらえるところがありません。
新規契約(MNP)や機種変更もインターネットでの手続きが一般的です。

事業者によってはカスタマーサポートに問い合わせようとしても回線が混雑していたり、修理の依頼をしてもメーカーに直接問い合わせるように案内されたりするケースがあります。

キャリア決済が使えないこと

ネットショッピングやアプリの課金、動画配信サービスなどの支払い手続きの際、月々の携帯料金とまとめて支払いできるキャリア決済は大変便利です。

格安スマホではキャリア決済が使えないので、こうしたサービスを利用するにはクレジットカードを持っていないと不便になるケースがあります。(ワイモバイルではキャリア決済が利用できます)

デメリットの対処法

デメリットは、適切に情報収集をして対策を取ればある程度解消できる場合が多いです。

例えば通信速度の問題については、格安スマホの中でも地域や環境によって速度にばらつきがあるので、実測値を確認してから契約することが重要です。また、wi-fi環境が整っていれば家の中では時間を問わず快適にインターネット利用できます。

機種については従来キャリアの保守サービスで新品にリニューアル交換してから格安SIMを契約すれば故障リスクを減らすことができます。

また最新機種が欲しい場合は、直接購入することによって使う事が簡単にできます。

キャリアメールアドレスやキャリア決済などは、元々それほど使用しないユーザーにとってはデメリットというわけでもありません。

このように、デメリットと言っても殆どの人がそこまで気にするレベルじゃないです。

まとめ

格安SIMのメリット・デメリットについて紹介しました。

格安SIMとは、従来の大手3事業者以外の携帯電話事業者の提供するスマートフォンを指します。その最大のメリットは料金が安いことです。

一口に「格安SIM」といっても、非常に多くの業者が様々なプラン・サービスを展開しています。

是非、ご自身に合ったスマートフォンを契約し、月々の費用の節約と快適なスマホ利用を両立してください。

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