ExcelのLEFT関数、RIGHT関数、MID関数の使い方について解説しています。
・LEFT関数⇒左から何文字取得するか
・RIGHT関数⇒右から何文字取得するか
・MID関数⇒開始位置をきめて何文字取得するか
それぞれ使い方が少し異なりますが、基本的な使い方は同じです。
LEFT関数の使い方
[box class=”box26″ title=”LEFT関数の数式”]=LEFT(文字列,[文字数])[/box]1、LEFT関数は左から指定した文字数を表示する関数です。まず最初に文字を表示させたい場所で「=LEFT(」と入力します。
2、「文字列」には、文字を取得したいセルを選択します。
3、「文字数」には、左から何文字を取得したいかを入力しましょう。今回は入会年度を知りたいため、左から4文字を取得するようにしています。(画像の番号は入会年度+番号になっているため、左から4文字が入会年度です)
5、そうすると、先ほど選択したセルの左から4文字をLEFT関数で取得することができました。
6、最後にオートフィルを行えば、全てのセルに同じように入会年度を適用することができます。
MID関数の使い方
[box class=”box26″ title=”MID関数の数式”]=MID(文字列,開始位置,文字数)[/box]1、MID関数は、指定した場所から何文字取得するかを自分で決められる関数です。
まずは表示したいセルに「=MID(」と入力します。
2、取得したい文字を選択します。今回は番号のところを選択しましょう。
3、LEFT関数と違い、MID関数は好き場所から文字を取得することができます。
そのため「開始位置」では、文字を取得したい位置を設定する必要があります。今回では入会年度の下2桁を取得したいので「3文字目から取得したい」ため、「3」を設定しています。
4、最後に開始位置から何文字取得したいかを設定します。今回は3文字目から2文字取得したいので「2」と入力します。
5、これで開始位置から設定した「3文字目」から「2文字」を取得することができました。
1つ解けたらオートフィルで全員分に適用してください。
MID関数はLEFT関数とRIGHT関数と比べて、特殊なので気をつけて使用しましょう。
RIGHT関数の使い方
[box class=”box26″ title=”RIGHT関数の数式”]=RIGHT(文字列,[文字数])[/box]RIGHT関数の使い方は、LEFT関数の使い方と同じです。違いは「右から何文字取得するか」だけです。
1、RIGHT関数で取得した文字を表示したいセルに「=RIGHT(」と入力します。
2、今回は「番号」の右から3文字を取得したいため、「番号」が文字列になります。
3、管理番号で指定したい文字は、「番号」の下3桁なので、つまり「右から3桁」です。
なので文字数には「3」を設定します。
そうすると、「001」からしっかりと入力されているのがわかります。
最後にオートフィルを行えば、全員分がしっかりと入力されているのがわかります。
LEFT,RIGHT,MID関数の注意点
LEFT関数とRIGHT関数は「左から何文字」「右から何文字」と決まっているため、開始位置を決める必要がありません。
そのため、使うのが簡単です。
ですが、MID関数は開始位置をしっかりと決める必要があるので、同じ使い方をするとエラーが出てくるので気をつけてください。
また、MID関数はどこから開始位置だったかが忘れやすかったりするので、悩むよりも一度解いてみてから開始位置を把握した方が早い時があります。
最後に
LEFT関数、MID関数、RIGHT関数の3つを紹介しましたが、これらの関数は単体で使うこともありますが、関数を組み合わせて使うことも多いです。
組み合わせて使うのは難しいですが、単体で使って慣れておくことによって組み合わせようとした時にスムーズに覚えやすいので、使い所があれば普段から使ってみることをオススメします。