アンケートや該当項目のチェックを含んだ書類を作成しようとする際、「レ点」がよく利用されています。
Wordにてレ点チェックを含んだ文書を作成したい!と思ってもどのように作成したらよいかわからない。
そんな状況に遭遇したことはないでしょうか?
今回は、レ点チェックの作り方をご紹介したと思います。
レ点チェックの出し方
先に紹介したレ点チェックの作り方についてですが、最終的にどのように使用するかによって難易度は大きく異なってきます。
印刷してアンケートのように使う方法
この場合は、チェックする部分を「□」としておけばよいです。記入者が、レをペンで記載するだけで済みます。
普通:Wordを使用するが、変換機能を使う。
「□」として作成した部分に対して、【チェック】と入力して変換。【☑】このような記号を入力することができます。
ただし、この文字は「環境依存文字」と呼ばれる特殊な形式であるため、お使いのPCのバージョンやメーカーの違いによっては表示されない場合があります。
難しい:チェックボックスを挿入する。
この方法は、手順が難しいですが、利便性は抜群に良い方法です。
この方法では、□と☑をクリック一つで切り替えることができますので、大変便利です。
チェックボックスの挿入方法
チェックボックスを挿入するためには、まず大事な機能を追加する必要があります。
以下の手順に従って、機能を追加しましょう。
開発タブの表示
① 上部メニュー(リボン)のファイルをクリック
② 左メニュー一番下の「オプション」をクリック
③ Wordのオプションが表示されました。
④ 左側メニューの中間「リボンのユーザー設定」をクリック。
⑤ 右側に表示されている一覧の中から「+□開発」の部分があるので、これの□をクリック。
⑥ □が☑にできたら、画面下の【OK】をクリック
⑦ 新しく「開発」と表示されたメニュー(リボン)が出現しました。
チェックボックスの挿入
① 新しく出現した「開発」と書かれたタブをクリック
② 真ん中付近に表示されている「☑」をクリック。
③ □が出現します。この□をクリックすると、、
④ □ → ☒ に変化します。この2つは行き来できますので、便利ですね!
チェックマークがレ点になっていない場合
さて、上のやり方では「☒」となってしまい「☑」になっていません。
少し面倒ですが、設定をいじってレ点を表示してみましょう。
① □をクリックして、コントロールのプロパティを選択します。
② 「コンテンツコントロールのプロパティ」という画面が出現します。
③ 画面下の方にあります「チェックボックスのプロパティ」
選択字の記号:☒ 【変更(C)】 ここを変更します。
④ 「記号と特殊文字」という画面が出現します。
画面右上の「種類(U)」とういう選択する部分にて【その他の記号】を選択。
すると、画面中央付近に目的の☑がありますので、これを選択。
⑤ OKをクリック。
⑥ 先ほどまで、☒だった部分が☑に変更されました。
これでOKを選択。
⑦ クリックすると☑になるようになりました。
まとめ
チェックボックスを使用する機会は報告書を作成している方は使用しない機能かもしれません。
しかし、チェックシートや、回覧、アンケートといった集計や確認作業を実施する際には非常に便利な機能です。
操作のやり方は、今回の方法を参考にしていただき、ご自分にあった作り方を選択していただければ幸いです。