Excelのタブを表示・非表示にする方法と開発タブの出し方

  • 2016年12月2日
  • 2020年11月5日
  • Excel

Excelは、古いバージョンから新しいバージョンに変わるごとに、より使いやすい操作画面へと変わってきています。昔よりも操作しやすくなったExcelですが、更に操作画面を自分に合わせて調整することで、より自分の操作しやすい環境を作ることもできます。

Excelを操作するボタンは、その働きに応じて分類され、個別の「リボン」上にまとめられています。そして、その各種リボンを切り替えるために使用するのが「タブ」です。

タブやリボンは、あらかじめExcelに準備してあるものをそのまま利用することもできますが、「必要の無いリボンを非表示」にしたり、「自分の良く利用するボタンを集めたオリジナルのリボンを作成」したり、自分に合わせてカスタマイズできます。

今回は、自分の操作しやすい環境を整える方法として、「タブ・リボンの表示・非表示」を紹介します。

リボンのカスタマイズ方法

リボンのカスタマイズに利用する画面は、次のような操作で表示できます。
まず「ファイル」タブをクリックし、表示される画面から「オプション」をクリックします。

Excelのタブを表示・非表示にする方法と開発タブの出し方

表示された「Excelのオプション」画面から「リボンのユーザー設定」をクリックします。

Excelのタブを表示・非表示にする方法と開発タブの出し方

そして表示された画面で、リボンのカスタマイズを行います。

リボンの表示・非表示

現在表示されている画面の右半分にチェック付きの項目が一覧表示されています。この一覧はExcelに備わっているリボンの一覧です。

Excelのタブを表示・非表示にする方法と開発タブの出し方

この一覧の中でチェックの入っているリボンが現在Excelに表示されていていることを示しています。

つまり、非表示にしたいリボンがある場合は、そのリボンに対応したチェックを外します。
また逆に、現在非表示になっていて今後表示したいリボンがある場合は、そのリボンにチェックを入れます。

はじめから非表示になっている「開発」タブ

特に自分でリボンを非表示に設定していなくても、「開発」タブははじめから非表示になっています。

Excelのタブを表示・非表示にする方法と開発タブの出し方

この「開発」タブは、マクロやVBAといった機能をExcelで利用するためのボタンが集められたリボンです。

ただ、このマクロやVBAを利用するためには高度な専門知識が必要になるため、誰でも気軽に利用することはできません。
そのため、Excelでははじめから非表示になっていて、必要のある人だけが手動でリボンを表示するようになっています。

Excelのタブを表示・非表示にする方法と開発タブの出し方

まとめ

このように、Excelに備わっているリボンやブは必要に応じて表示・非表示を切り替えることができます。

自分に不要なリボンを非表示にすることで、すっきりとした画面でExcelを操作できます。
Excelに慣れてくると、VBAなどの技術を使用したくなってきたりします。

その際に開発タブは最初から用意されていないので、追加してあげる必要があります。

普段はあまり変更したりしないと思いますが、Excelのタブやリボンは自由にカスタマイズできるので是非使いやすいように変更してみてください。