独自メールアドレスを取得してGmailで送受信できる設定方法

Wordprssでブログやサイトを立ち上げたら、独自ドメインのメールアドレスを取得したいですよね。
独自ドメインでのメールアドレスの取得はすごく簡単にできます。

ですが、レンタルサーバーのメールソフトは、ものすごく使いにくいです。
そこで、独自ドメインのメールアドレス取得方法から、取得した独自メールアドレスをGmailで送信・受信できるように設定します。

Gmailで独自ドメインのメールアドレスが使えるようになると、受信だけでなく、送信するときもGmailからできるようになります。

なので、Gmailに設定しておくと、ものすごく便利です!
ただし、基本的には同じですがレンタルサーバーによって少し、確認する部分が異なりますので注意してください。

この記事で紹介しているのは、エックスサーバーです。

Gmailをまだ契約していない方は「ビジネスで絶対使うべきGmailの理由と登録から使い方」をご覧下さい。

独自ドメインの取得方法

まずは、独自ドメインのメールアドレスを取得しましょう。

独自ドメインのメールアドレスは、レンタルサーバーの管理画面から行います。

エックスサーバーにログイン

エックスサーバーにログインをして、サーバーパネルにログインします。

独自ドメインをgmailで送受信する方法1

サーバーパネルにログインしたら、ドメイン設定を開きます。

独自ドメインをgmailで送受信する方法2

取得したいメールアドレスの独自ドメイン名を選択します。

独自ドメインをgmailで送受信する方法3

上記のタブから「メールアカウント追加」を選択します。

独自ドメインをgmailで送受信する方法4

独自ドメインのメールアドレスを決めます。

独自ドメインは「好きな文字列@ドメイン名」で決まるので、ドメイン名の前を入力します。
その後、パスワードを入力したらメールアカウントの作成をクリックします。

独自ドメインをgmailで送受信する方法5

メールアカウントの作成(確定)をクリックし、独自ドメインのメールアドレスを作成します。

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独自メールアドレス取得画面が表示されます。

独自ドメインをgmailで送受信する方法7

赤文字で表示されている部分が、新しく作成した独自メールアドレスです。

独自ドメインメールをGmailに転送する方法

エックスサーバーからGmailにメールを転送する必要があります。

メールアカウントの一覧の画面から「転送」をクリックします。

独自ドメインをgmailで送受信する方法8

メールアカウント一覧から、転送先アドレスに送りたいGmailアドレスを入力します。
入力後、転送設定の追加をクリックします。

独自ドメインをgmailで送受信する方法9

メール転送設定の追加完了画面が表示されます。

独自ドメインをgmailで送受信する方法10

これで、先ほど取得した独自ドメインのメールアドレスが、Gmailアドレスに転送されるようになりました。

Gmailで独自ドメインメールの送信設定方法

Gmailで独自ドメインのメールを受信できるようになりましたが、現在の設定では送信することができないので設定をします。

メールサーバーを確認

メールアカウント設定画面から、メールソフト設定の「送信メール(SMTP)サーバー」を確認します。

メールを送信するときは、SMTPサーバーというサーバーを使います。
逆にメールを受信するときは、POPサーバーというサーバーを使います。

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メールサーバー確認したら、メールを送信するためのSMTPのポート番号(587)を確認します。

エックスサーバーの公式ページ「メールアカウント設定内容」から確認ができます。

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ポート番号とは、メールを送信するための補助の番号の事です。
メール送信のためのSMTPのポート番号は「587」で固定されています。

SSLを使ったセキュリティの高いSMTPポート番号は「465」です。

Gmailの送信設定

Gmailを開いて、右上にある歯車をクリックします。

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先ほどの歯車の中から、設定をクリックします。

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設定画面が表示されるので、タブから、アカウントとインポートをクリックします。

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アカウントとインポートの中から、メールアドレスを追加をクリックします。

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名前と独自ドメインのメールアドレスを入力していきます。

名前は、メールを送信したときに、相手にメールアドレスの横に表示される名前の事です。

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SMTPサーバーを入力します。
基本的には入力された状態ですが、もし入力されていなかったら先ほど調べたSMTPサーバーを入力します。

ポートは「587」に設定し、ユーザー名とパスワードを入力し、TLSのセキュリティでアカウントを追加します。

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ユーザー名は、設定したいメールアドレスを入力します。
パスワードは、独自メールアドレスを取得するときに決めたパスワードを入力します。

アカウントを追加するとGmailにメールがきますので、確認コードをコピーします。

もし転送されてない場合は、この後のレンタルサーバーのメールソフトから受信したメールをご確認ください。その後、もう一度転送設定をやり直すようにしてください。

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先ほどコピーした確認コードを、入力する画面が表示されるのでペーストします。

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確認コードの入力ができたら、独自ドメインのメールアドレスでGmailから送受信できるようになりました。

Gmailからメールの送信方法

Gmailのメール作成画面のFromをクリックしすると、先ほど設定した独自ドメインのメールアドレスが設定されている事がわかります。

これを選択する事により、そのメールアドレスで送ることができます。

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表示されている名前は、メールを受け取った方に表示される名前です。

エックスサーバーのメールソフト

レンタルサーバーのメールソフトも使うことができます。
使いにくいのであまりオススメはしませんが、使い方を知っているとGmailで受信できなかったときに使えます。

エックスサーバーのログインの中にある、WEBメールをクリックする。

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メールアドレスと、取得したときのパスワードを入力します。

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メールパネル画面が表示されるので、ウェブメールをクリックします。

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メール画面が表示されるので、先ほど受信したメールをクリックします。

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そうすると、メールの中身が見れます。

もし、先ほどの転送設定ができていなかった場合は、ここから確認コードを確認してください。

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WEBメールを使えば、Gmailで不具合が起きて受信できなかったときに、メールがきてるか確認することができます。

まとめ

独自ドメインのメールアドレスはレンタルサーバーを借りていたら、無料で作ることができます。

なので、せっかく作れるのに作らないともったいないという状況です。
一度作ってしまえば、ずっと使い続けることができるので、早いうちから作っておくことをオススメします。

また、メールアドレスは1つだけでなく複数作ることができるので、他の人にアドレスを作ってあげることもできます。

ロリポップのようなレンタルサーバーによっては、SMTPのポート番号は「465」でないと送信できないようになっていますので注意が必要です。