iPhoneのバッテリー(充電)の減りが早い時に抑える改善方法

  • 2019年8月4日
  • 2020年11月5日
  • iPhone

最近iPhoneのバッテリーの減りが早いけど改善できないかな・・・。朝充電したのに夕方にはもう充電がなくなっている・・・。

とiPhoneの充電がすぐ無くなっちゃうと、もう寿命なのかなって悩む事ってありますよね。

ですが、設定を変えるだけでも今すぐiPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法があります。

この記事を読んで設定するだけでiPhoneのバッテリーの減りを抑えて、充電が今より長持ちするので試してみてください。

iPhoneのバッテリー(充電)の減りが早い時に抑える改善方法13選

iPhoneのバッテリーの減りを抑える方法は全部で13個あります。

低電力モードにする

低電力モードとは、バックグラウンド(現在操作していないアプリ)の活動を抑えてくれます。

例えばLINEを使った後に放置していたら、そのままLINEが起動されているのですが、低電力モードではそのバッテリーの消費を抑えてくれます。

1、「設定」を開きます。

2、「バッテリー」を開きます。

3、「低電力モード」をONにします。低電力モードがONになると、右上のバッテリーマークが黄色くなります。

明るさを下げる

画面の明るさを変えることによって、バッテリーの消費を大幅にカットできる事が多いです。

よくバッテリーの消費が激しい・・・。という人のiPhoneを見てみると明るさがMAXになっている事があるので下げましょう。

また明るさを下げることによって、目の疲れも軽減されるのでオススメです!

1、「設定」を開きます。

2、「画面表示」と「明るさ」を開きます。

3、一番上にある明るさのスライダーを左に動かします。

4、左に行けば行くほど明るさが暗めになります。

暗い状態では見にくい時には明るさを上げるようにしましょう。

True toneもオフにする

True toneとは、現在いる状況によって画面の色合いを調整してくれる機能です。

基本的にオンにしたあった方が画面が見やすくていいのですが、オフにすると色合いの調整がなくなるので結果的にバッテリーが長持ちします。

先ほどの「画面表示と明るさ」の画面から設定ができます。

システムの触覚をOFFにする

iPhoneで通知が来た時とかって実は「ピクッ」って動いたります。それを「システムの触覚をOFF」にすると無くなります。

他に何か設定をする時とかに、「ピクッ」という感じでiPhoneが動く時があるのですが、それをOFFにします。

「設定」画面から「サウンドと触覚」を開きます

「システムの触覚」をOFFにします。

SiriをOFFにする

Siriは常時起動されている状態なので、実はバッテリーを結構消費しています。なので、Siriを使っていないならば完全にOFFにしておいたほうがいいです。

「設定」画面から「Siriと検索」を開きます

Siriの設定画面にあるONにしてあるやつを、全部OFFにしておきましょう。

位置情報をOFFにする

位置情報をONにしていると、常にバッテリーを使っている状態になるので消費が激しいです。基本的にアプリを使用している最中のみになっているはずですが、常に使う設定になっている場合は変更しましょう。

「設定」画面から「プライバシー」を開きます。

「位置情報サービス」を開きます

表示されている位置情報サービスで「常に許可」があれば「使用中のみ」にしておきましょう。Google Mapに関してはよく使うなら「常に許可」のほうが良いと思います。

ダークモードを使う

ダークモードとは、iPhoneの画面の色合いを反転させることによって、消費電力を抑えてくれる機能です。

また目にも優しいようになっているので、基本的に使用してあげると良いですね。

ただ、現時点では完成版じゃないので、画像まで色がおかしくなったりするので、使用したり使用しなかったりと使い分けが必要です。

1、「設定」を開きます。

2、「一般」を開きます

3、「アクセシビリティ」を開きます

4、「ショートカット」を開きます

5、「色を反転(スマート)」を選択します。

iPhoneX以降では「サイドボタンを3回押す」と色が反転します。
ホームボタンがある場合は「ホームボタンを3回押す」と色が反転します。

黒色になるので、使える状況だけ使いましょう。

アプリの自動ダウンロードをオフにする

「設定」画面から「iTunes StoreとApp Store」を開きます。

「自動ダウンロード」の4つをOFFにしておきましょう。

Appのバッググラウンド更新をオフにする

アプリは基本的に更新があった場合に新しくするように設定されています。バッテリーが消費されるので、必要なければOFFにしておきましょう。

1、「設定」画面から「一般」を開きます。

2、「Appのバッググラウンド更新」を開きます

3、もう一度「Appのバッググラウンド更新」を開きます

4、オフにしておきましょう

透明度を下げるをオフにする

透明度を下げるという項目があるのですが、その機能をオフにすることによって、透明のエフェクトで電池を消費することがなくなります。

透明度を下げると、ホーム画面のアプリの表示などが丸くなったりして違和感がありますので注意してください。

1、「設定」を開きます

2、一般を開きます

3、「透明度を下げる」を開きます

4、「透明度を下げる」をONにします(緑色になっている状況がONです)

コントラストを上げるをオフにする

コントラストとは色の濃さの事です、コントラストを上げると色合いが濃くなるのですが、濃くしなくても十分なのでオフにしましょう。

先ほどの「透明度を下げる」を設定した場所から設定します。(「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の順番で開きます。)

「コントラストを上げる」をOFFにします。(緑色になっていない状況がOFFです。)

視差効果を減らすをオフにする

視差効果とは、画面を動かした時に動いたりしてくれる機能です。

例えば、アプリを消したるする「マルチタスク画面」などを表示させた時など分かりやすいです。他にも特殊な背景画像などがiPhoneを傾けると動いたりします。(文字だと分かりにくいですが実際に設定するとほとんどの人がすぐに気づきます。)

これも電池を消費するので消費が激しい人は切っておきましょう。

先ほどの「コントラスト」と同じ場所です。「設定」→「一般」→「アクセシビリティ」の順番で開きます。

「視差効果を減らす」をONにします。(緑色になっている状況がONです)

機内モードをONにする

これは最終手段ですが、機内モードをONにすると殆どの情報をシャットダウンするのでバッテリーが長持ちします。

ただ機内モードでは、電話がかかってきても着信すらないですし、Wi-Fiが繋がっていなければメールも受信しません。

その為、iPhoneのバッテリーを限界まで減らしたくない!という時に使用してください。

1、「設定」を開きます

2、「機内モード」をONにします。

充電方法でiPhoneのバッテリーが長持ちする方法

iPhoneは設定だけじゃなくて充電方法によってもバッテリーの減りが早くなったり、長持ちさせることがあります。

満充電なら充電したまま使わない

ツイツイやってしまいがちですが、充電が既に満タンならば充電器は一回抜きましょう。

満充電のまま充電をしながら使用すると、消費と満充電を繰り返してしまうので、バッテリーがドンドン劣化していってしまいます。

なので、iPhoneは満充電の時は充電器から外して使う!と覚えておきましょう。

ちなみに満充電じゃなくてふつうの充電中ならば問題ないですよ。

充電タイミングは20%〜80%がベスト

iPhoneの充電のタイミングは20〜50%位の充電がベストです。

ですが、絶対にそのタイミングで充電しようというわけではなく、なるべく0%まで使い切らないで充電するように心がけましょう。

iPhoneにはリチウム電池というのが使われていまして、バッテリーを全部使い切ってしまうと電池の消耗が激しくなるようになっています。

それを繰り返してしまうと、バッテリーの持ちが悪くなってしまうので注意しましょう!

iPhoneのバッテリーを長持ちさせる勘違い

iPhoneのバッテリーを長持ちさせる方法として勘違いしている人がかなり多い方法が2つあります。

周りでもよく「良いと思ってやってたのに!」と思っている人が多いです。

iPhoneを満充電にさせてはいけない勘違い

確かにiPhoneにはリチウム電池が使われていて、リチウム電池は満充電にしない方がバッテリーが長持ちするように作られています。

実は充電量は80%にしておくのがベストなのですが、毎回そのようにするのは現実的ではないですよね。

とは言ってもiPhoneでは満充電になると自動的にそれ以上は過充電されないように設定されているので全く問題ありません。

先ほど満充電になった状態で、「充電しながら使用」するのは辞めましょう。と書きましたが、これはあくまでも満充電の最中に充電をしながら使用するという事です。

なので、夜寝るときに充電器に刺して、朝に満タンになっているという使い方は何の問題もないので安心してください。

充電回数は500回までという勘違い

よくiPhoneって500回充電したらバッテリーが劣化して持たなくなるんでしょ?って聞いてくる人が多いです。

ですが、これは半分正解で半分間違いです。iPhoneは500回充電したらではなく、500回フル充電を繰り返す分だけ充電したらバッテリーの寿命が来るという事です。

もう少し簡単に書くと、

  • 0%→100%=100%充電
  • 50%→100%=50%充電

という感じです。50%しか充電していない方は2回すれば100%分になるので、同じ充電でも2回できていることになります。

なので500回というのは、「100%x500回=50000%」の充電が可能という事です。

あくまでもこれは理論的な話なので、先ほどの満充電なのに充電しながら使用していたり、高温のところや寒いところにiPhoneがあるとバッテリーの消耗が変わってくるので参考程度にしてください。

iPhoneは寒い所や暑い所が苦手

IPhoneは0〜35度の間で使用するように作られています。ですので、夏の暑い日とか、冬の雪が降っているところで使用するとバッテリーの消費がおかしくなってしまいます。

特に暑いところにずっと置いておくと壊れる原因にもなるので注意してください。

またスマホでゲームをやっている時に熱くなったりする事もありますが、それも同様にバッテリーに負荷がかかっています。

放置させるのが一番ですが、もしハマっていて辞められない場合は、涼しい風を当てるようにしてください。

iPhoneのバッテリーの劣化は使い方次第

iPhoneを同じ使用年数なのにバッテリーの消耗が激しい人と激しくない人がいます。

これはiPhoneの使い方次第です。

この記事に書いてある内容を理解して使用していれば、バッテリーの減りを少なくした設定もできますし、日頃から気をつける事によってバッテリーの持ちを良くすることもできます。

なので、iPhoneのバッテリーを長持ちさせたかったり、減る速度を遅くさせたい場合は参考にしてみてください。