WordPressを使っていると、必ずFTPソフトを使ってレンタルサーバーにログインしなくてはいけない状況が出てきます。
WordPressのサイトアドレスを変更するだけでも、FTPソフトを使わなければなりません。
そのくらい使用頻度が高いです。
MacでFTPソフトを使う場合は、FileZillaが一番使いやすくて高機能なのでオススメです。
また、この記事ではレンタルサーバーでオススメしている、ロリポップとエックスサーバーのFTPサーバーにログインする方法を説明しています。
レンタルサーバーの中にはロリポップのようにFTPソフトを使わなくても、サーバー画面からログインできるところもあります。
ですが、レンタルサーバーに用意されているFTP画面は、かなり使い勝手が悪いです。
ブラウザから接続しても、やりたい事の殆どができないという状況になります。
使い勝手も専用に作られているわけではないので、すごくやりにくいです。
なので、FTPソフトを使ってFTPサーバーに接続するやり方を覚えてしまえば、すごく簡単に使う事ができます。
初めての時は、使い方やファイルの仕組みがよく分かりにくいのですが、今後の為にしっかり使えるようになりましょう。
FileZillaとは
FileZillaとは、ファイルを転送する為のFTPソフトの1つです。
読み方は、ファイルジラと呼びます。
FileZillaが使えるようになると、パソコンの中のファイルとレンタルサーバー内のファイルを自由に操作する事ができます。
なぜFileZillaなのか
なぜ他のFTPソフトでなく、FileZillaを選ぶのかには理由があります。
FileZillaを選ぶメリットはすごく大きいです。
- 使いやすい
- ファイルの転送速度が早く、ファイルが大容量でも問題なし
- 使っている人が多い
- 無料
- MacとWindows両方で使う事ができる
単純に5つの理由があります。
他のFTPソフトも確かに高機能な部分も多いですが、FileZillaは使用している人が多いです。
これは非常に大事な事で、わからない事があった場合にすぐ調べる事ができます。
また、無料で使いやすくて高機能という、3拍子揃ったFTPソフトがFileZillaです。
そして、Macで使えるFTPソフトの種類はWindowsよりも少ないのですごくありがたいです。
ただし、デメリットとしては、初めて使う人には少しわかりにくいというデメリットがあります。
ですが、この記事を見る事によって、デメリットは無くなるので安心してください。
FileZillaのインストール方法
まず公式サイトに行きFileZillaをインストールします。
FileZilla公式サイト(英語版)
FileZilla公式サイト(日本語版)
公式サイトを開いたら、Mac版のDownload Nowのボタンをクリックします。
ダウンロードページに飛びますが、すぐにダウンロードは開始されません。
「Download of filezilla will start in 0 seconds…」という文字が、5秒前からカウントされるので0になると自動的にダウンロードされます。
FileZillaの起動方法
ファイルがダウンロードされるので、解凍します。
解凍すると、FileZillaのアプリが表示されます。
今後も使えるように、アプリケーションの中に移しておきます。
アプリケーションの中に移動したら、ダブルクリックして開きます。
FileZillaでの接続方法
FileZillaの基本的な使い方は、接続してファイルをアップロードやダウンロードするだけです。
エックスサーバーに接続する方法
まずエックスサーバーへ接続をしてみましょう。
左上のパソコンのマークをクリックします。
サイトマネージャーが表示されるので、左下の「NewSite」をクリックします。
NewSiteをクリックしたら、名前だけ「xserver」に変更しましょう。
右側の情報を入力する前に、エックスサーバーのFTPサーバーにログインするIDやパスワードの情報を確認しましょう。
ログインIDやパスワードは契約した時の、メールに記載されていますので確認します。
メールを確認すると
- FTPホスト
- FTPユーザー
- FTPパスワード
それぞれ、コピーして貼り付けますので、下の画像を見ながら先ほどの右側の画面に貼り付けます。
それぞれ貼り付けたら、右下の「Connect」ボタンを押して接続します。
接続するとこのような画像が表示されます。
何もせずに、OKを押して進みましょう。
これで接続ができました。
使い方に関しては、ロリポップの接続方法を飛ばして読んでください。
ロリポップに接続する
今度はロリポップに接続していきます。
FTPの情報がわからないとログインでないので、まずはFTPの情報を確認します。
ロリポップの場合は、サーバーにログインして「アカウント情報」を開きます。
アカウント情報を開くと、サーバー情報が記載されている欄があります。
- FTPサーバー
- FTP・WebDAVアカウント
- FTP・WebDAVパスワード
それぞれ確認します。
確認したら、先ほど確認した項目をそれぞれ入力していきます。
- サーバ名→Host
- FTPアカウント→User
- FTPパスワード→Password
この項目の通りに入力しましょう。
入力が終了したら、Connectを押すと接続されます。
FileZillaの使い方
FileZillaの基本的な使い方です。
アップロードとダウンロード
左側に、ローカル(パソコン側)が表示されていて、右側にサーバー側が表示されています。
デスクトップにあるファイルを右側に移す事により、サーバーに移動(アップロード)させる事ができます。
この画像だと、デスクトップにある「.htaccess」というファイルを、レンタルサーバーにアップロードしたという事になります。
左側から選ぶのが難しい場合は、デスクトップから直接ドラッグしてもアップロードできます。
このようにデスクトップにあるファイルも、そのままアップロードする事が可能です。
ファイルを編集する
ファイルを少しだけ編集したいのにという状況はよくあります。
そのときに使えるのが、編集機能です。
編集したいファイルを、右クリックして「View/Edit」を選択します。
そうすると、ファイルがそのまま編集する事が可能です。
このように、一度ダウンロードして、編集して、アップロードという面倒な作業をしなくて良いのですごく簡単です。
WordPressを使っている人はよく使う機能なので、絶対覚えておくと便利です。
まとめ
FTPソフトは慣れないうちは使いにくいかもしれませんが、必ず使っていた方が良いです。
使わないとWordpressを運営していく上で、かなりできない事の範囲が多くなってしまいます。
なので、レンタルサーバーに接続する部分まで設定しておきましょう。
接続する事ができれば、あとは簡単に使う事ができます。