パワーポイントでPDFに変換したプレゼン資料を編集する方法

  • 2017年11月29日
  • 2020年11月5日
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パワーポイントでプレゼンや資料など作った時に、PDFに変換して使用しているという方も多いはず。

僕も資料が確定したら、PDFに変換して取引先に送ったり保存しておきます。
もちろん、送られてくる資料も当たり前ですが殆どPDFです。

PDFにすることにより、どのパソコンから資料を見ても同じように表示されるというのがPDFの強みです。
WindowsとMacのどっちで開いてもレイアウトが変わらないのはすごくありがたいです。

ですがその時に、「日付の部分をちょっと変更したい」とか「文字が間違って変換されていた」というのをPDF状態で気づくことが結構あるんですね。

でもそういう時って、またパワーポイントを開いて、編集して、保存しなおしてってやらないといけないけないのがすごくめんどくさい・・・。

また、「PDFファイルをワードやエクセルに変換したい。」という悩みも結構多いです。
そういう時って元ファイルがないとPDF見ながら頑張って作ったりするんですよね・・・。

基本的に元のファイルがないと変更できないので、もしメールで既にPDFを送信していたとなると編集しなおすのがすごくめんどくさいです。
(相手からPDFをもらって、それを変更してほしいってなった時も同じく。)

ですが、実はPDFは編集ソフトを使えば簡単に変換や編集することができます

PDF編集ソフトのオススメ

PDFの編集にはPDF編集ソフトが必要です。

ですが、いっぱいあってどれを使っていいかがよく分からないんですよね。

無料のから有料のまでいっぱいあります。

ちょっと編集するくらいなら無料のでもいいんですけど、今まで色々と使ったことはありますが、なんだかんだすごく使い難いです。

頑張って探して、良さそうな英語版が見つかって使ってみたけど、結局やりたいのが出来ない・・・。という流れになります。
(実際に探してみれば体感するはずです。むしろ良いやつがあったら教えてほしい位。)

なのでPDFは有料版が圧倒的にオススメなのですが、主に2つ有名なのがあり、

です。

Adobe Acrobat DCはPDFを作ったAdobe社が制作しているソフトです。
当たり前ですが、制作している会社なので編集にも特化していてオススメです。

普段メインで僕が使用しているのは「Adobe AcrobatDC」です。

本当はこちらもオススメしたいのですが、値段が「1580/月」かかります。
さすがに毎月かかるとなると、ソフトを使わない時まで払わないといけないので高くつきます。というか年間で2万近いのでめっちゃ高いです。

購入するなら永久ライセンスの方がずっと使えるので「PDFelement 6 Pro」がオススメです。

なぜAdobe AcrobatDCを使用しているかというと、Photoshopやillustratorなどのグラフィックソフトが全部まとめて入っている月5000円位のパックを毎月購入しているからです。

PDFだけ単純に編集したい場合は、PDFelement 6 Proの方が間違いなくオススメです。

PDFelement 6 ProとAdobe Acrobatの違い

いくら買いきりでPDFelement 6 Proの方が安いと言っても、やっぱり本家が作っているAdobe Acrobatの方が良いんじゃないかと思う人も少なくないでしょう。

簡単に判断できる基準として、起動した画面でどっちが使いやすいか見てみましょう。

Adobe Acrobat DC

PDFelement 6 Pro

見ても分かる通り、すごく似てます。

両方使ってみると分かるんですが、どっちもやりたいことは簡単にできます。

初心者にはどっちがオススメなのかと聞かれても「どっちもそんなに変わらない」というのが答えです。

そして、使用できる必須機能もほぼ一緒です。

むしろPDFelement 6 Proの方が「OCR」という「文字認識」を正確にする機能を搭載しているので、文字と認識してくれないて編集できないという悩みも圧倒的に少ないです。

WordとかPowerPointとか使ったことあれば、配置も殆ど同じなので見たまんまで使いこなすことができます。
(どっちかというと見た目はPDFelement 6 Proの方がWordとかに似ています。ですが両方使うのは簡単です。)

ただ、コストパフォーマンスから考えると「PDFelement 6 Pro」の方が買いきりなので良いよねという事です。

さすがにAcrobatDCを単体で購入すると月1580円というのは、4カ月で同額になっちゃうのでコスパがあまりにも良くないのがデメリットですね。

PDFelement 6 Proもこの動画見れば、「ああ、やりたいこと余裕でできるわ・・・。」って気づくはずです。

PDFファイルを編集する方法<PDFelement 6 Pro>

早速PDFを編集していきましょう。

まずはPDFelement 6 Proの無料版を入手しましょう。

PDFelement 6 Pro公式

ダウンロードしたら起動して、言語を「日本語」になっているか確認してインストールしましょう。

PDFファイルを開く方法

PDFelement 6 Proを起動するとこんな感じの画面がでるので「PDF編集」をクリックします。

そうしたら、ファイルの選択画面になるので、編集したいPDFを選択します。

そうすると、PDFファイルが簡単に開きます。

PDFの文章を編集する方法

次はPDFに記載してある文章を編集していきましょう。

この使い方が一番多いはずです。

まずは使いやすいようにズーム倍率を整えときましょう。
上の方にプラス、マイナスマークがあるので見やすい状態にしておきます。

後は文字を入れたい場所をクリックすると、文字入力画面に代わるので、単純に入力するだけで文字が入れられます。

ですが、このまま使用すると文字との間隔が上手くいかないので、文字をずらすテクニックを覚えておきましょう。

文字間隔を最適化する

文字を配置したい場所は決まっているのに、中々その位置に動いてくれないってイライラする事ありますよね。

そんな時に使えるのが「ラインモード」です。
この機能はものすごく便利で、文字の位置を簡単に好きな場所に配置することができます。

まず、「編集タブ」から「ラインモード」にチェックを入れましょう。

そうしたら、任意の文字が選択できるようになっているので、枠線を動かしてみます。

このように、青い線が出てきて好きな位置に簡単に動かすことができます。

この機能がものすごく便利なので、上手く文字が動かない・・・。という不満も一発で解消してくれます。

文字を挿入する

編集で文字を入力するのではなく、新しく文字を入力したい!という事も多いです。

そんな時はテキストを挿入しましょう。

「編集タブ」の中から「テキスト追加」をクリックします。

そうすると、文字を入力できる画面になるので、

これで文字が入力できました。

ただ、文字の字体や大きさが異なる場合があるので変更する必要があります。

画面の右側に、文字の字体や大きさを変更できる場所があるので、そこで変更してください。

変更方法はパワーポイントとかと同じなので迷う事はないはずです。

画像を挿入する

PDFにしていても画像を挿入することも簡単です。

「編集タブ」から「画像を追加」をクリックし、挿入したい画像を選びます。

そうするとこのように画像を挿入する事が出来て、Wordみたいにドラッグで簡単に拡大・縮小と動かす事が出来ます。

編集したPDFファイルを保存する方法

PDFの保存もすごく簡単です。

WordやExcelと同じ方法で保存する事が出来ます。

左上のファイルをクリックします。

名前を付けて保存から、保存したい場所を選択します。

最後に名前を付けて、保存をクリックすれば保存が出来ます。

保存が出来ました。

PDFelement 6 Proの応用テクニック

今回紹介したPDFelement 6 Proの使い方は、超基礎的な部分です。

ですが、文字の追加・編集や画像を挿入したいなど、一番活用のポイントが多いはずです。

PDFelement 6 Proはもっと機能が沢山あり、例えばPDFの文章をコピーしたいときに、Wordに変換して文章コピーするなどもできるのですごく便利です。

また、最初の動画を見た通り、紹介しきれないくらい機能が盛りだくさんです。

この記事で紹介した使い方もそうですが、そのほかの使い方も公式サイトに全部分かりやすい画像を使って使い方が載っています。
なので、テクニックガイドを見れば迷う事がなく、PDFを使った編集をする事が出来ます。

PDFelement 6 Proテクニックガイド

PDFelement 6 Proの透かしを消す方法

PDFelement 6 Proの無料版だとPDFを編集して保存すると「透かし」が入ってしまいます。

なので、この透かしを消す必要があります。

透かしを消す場合は、有料版を購入する必要があります。
あくまでも無料版は使い方を試したりとか、自分のやりたかった事が出来たら有料版を使いましょう。

PDFelement 6 Proの右上にある「購入」をクリックするか、「公式サイト」を直接開いて購入しましょう。

 

PDFelement 6 Proには「通常版」と「Pro版」の2種類存在します。

「Pro版」はもちろん高性能ですが、単純にPDFの文字をちょっと編集したいなどの機能であれば通常版で大丈夫ですが、Pro版には「OCR機能」という文字認識を正確にする機能があるのでPro版がオススメです。

また、後々やりたいことが出来ない・・・。とアップグレードする事が出来ないので、頻繁にPDFファイルを扱うという人はPro版を購入したほうが良いです。
(この記事ではPro版を使って解説しています)

高機能でやりたいことがあるという方は「PDFelement 6 vs PDFelement 6 Proの違い」を見てください。

 

購入したら「メールアドレス」と「キーコード」がもらえます。

先ほどの画像右上の「購入」の下にあった「登録」をクリックします。(PDFelement 6 Proを起動して右上)

登録画面が表示されるので、購入した時の「メールアドレス」と「キー」をコピー・貼り付けしましょう。

成功すると登録が完了します。

先に保存をしてしまった場合は、再度PDFを開いて保存をすることにより透かしを無くすことができます。

ちなみに無料版の制限を詳しく知りたい方は以下の通りです。

1. PDFファイルを編集し保存すると、PDF ファイルに透かしが追加されます;
2. PDFファイルを変換する場合、毎回半分のページ数まで、最大5ページに限定されております;
3. Pro版でOCR実行後のPDFファイルを保存できません;
4. Pro版のバッチ処理では最大リスト二番目のファイルまで処理可能。
ソフトウェアを購入して登録後、PDFファイルを再読み込みすると、透かしが自動的に削除されます。「ファイル」メニューから「保存」をクリック、または「名前を付けて保存」をクリックすると、透かしのないファイルが保存されます。 変換されたファイルに透かしがある場合、正式製品版でPDFファイルを再度読み込みし変換すると、出力したファイルには透かしがなくなります 。

最後に

PDFは普段パソコンを使っていれば確実に使います。

ですが、編集できるソフトは数少ないので使いやすいソフトがオススメです。

今回紹介した「PDFelement 6 Pro」は、WordやExcelのような使い方でできるので、だれでも抵抗感がなく導入できるのは間違いないです。
初めて使っても解説を読まなくてもどうなってるのかは理解できました。

しかも買いきりなので、コスパがいいですね。

PDF編集に関しては、無料版を探しても良いソフトが見つからないので時間をかけて結局無駄にするよりも購入しちゃった方が楽です。

PDFelement 6 Pro公式サイト