Excelを起動すると、Excel 2010は新規ワークシートがはじめに表示されていましたが、Excel 2016ではこの起動直後の画面が変更されています。
これってめんどくさいですよね。
Excel 2016は、起動するとまず下のように作成するファイルを選択する画面が表示されます。
そして、この中から「空白のブック」をクリックすると、従来のような新規ワークシートが画面に表示されます。
ほんの小さな変更ではありますが、Excelを利用するときに新規ワークシートからファイルを作成することの多い人にとっては、余計なクリックが増えてしまう分、面倒に感じてしまう場合があるようです。
一方でExcelを利用するときにテンプレートを利用してファイルを作成することの多い人にとっては必要なクリックの回数が減っていて、より利用しやすい環境と言えます。
このように、この起動直後の画面の変更は、Excelを利用する人によって便利に感じることもあれば、不便に感じてしまうこともあります。
そこで、このExcel 2016では、利用者によって起動直後の画面を切り替えられるようになっています。
起動直後の画面を新規ワークシートに変更する方法
起動直後の画面を新規ワークシートに変更するためには、Excelの操作画面の左上辺りにある「ファイル」タブを利用します。
「ファイル」タブをクリックすると切り替わる画面の左側にある「オプション」をクリックします。
表示される「Excelのオプション」画面の左側に縦に並んでいる項目で「基本設定」を選択します。
そして、同じく「Excelのオプション」画面の右側に並んでいる設定項目の中にある「このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する」という項目のチェックを外します。
そして、「OK」ボタンをクリックすれば設定完了です。
Excelを起動すると、以前のバージョンのExcelと同じように、起動直後に新規ワークシートが表示されます。
まとめ
このように、Excel 2016ではExcel起動直後の画面を自分に合わせて変更できるようになっています。
初めから空白のページが表示されるようになっている方が使いやすいです。
正直言って、テンプレートというのはあまり使う機能ではないです。
上手に使うと便利なんですけどね。
このように自分に合わせて設定を変更して、よりExcelを操作しやすい環境を作りましょう。