E-Sports(Eスポーツ)とは、エレクトニックスポーツ(Electronic Sports)の略称で、パソコンなどで対戦ゲームをして勝敗を競うことをスポーツとしてとらえている事からeSportsと呼んでいます。
最近だとプロゲーマーなどもテレビで特集されてたりするので、聞いたことがある人も多いんじゃないんでしょうか。
ゲームと言っても、世界的な規模で行われているため年収1億円以上稼ぐプロゲーマーも存在し、優勝賞金が11億円以上ある世界大会も開催されています。(賞金総額25億円以上)
実は私はむかしある一つのEスポーツで日本一になったことがありますが、そのころの賞金はお小遣いレベルでした。
ですがすでに、日本でも様々なゲームで多くのプロゲーマーが世界で活躍しており、プロゲーマー育成のための専門学校も存在しています。
eSportsについて
eSportsってどんな感じかって想像つかない人も多いと思います。
実際説明するよりも、まずは大会の様子を見てみてください。
動画を見てみて思ってたのと違った!という方もいるんじゃないでしょうか。
ゲームというと、1対1で対戦したりと思う方も多いかもしれませんが、実は団体競技のゲームもたくさんあり仲間とボイスチャット使い連携しながら優勝を目指しすゲームも多いです。
簡単に言うと、陸上みたいな個人競技もあり、バスケットボールみたいな団体競技もあると考えると分かりやすいでしょう。
団体競技では5人で行われることが多いので、かなり盛り上がります。
ゲームジャンル(競技種目)について
eSportsでは様々なゲームのジャンルがあるため、競技種目が大きく分かれています。
ゲームには、最新のゲームや古いゲームまで採用されており、どのジャンルにおいてもプレイヤースキルが勝利のカギとなります。
基本的に採用される基準としては、「運」で勝敗が決まるゲームより「スキル」で勝敗が決まるゲームが採用されています。
主な5つのジャンルについて簡単に解説していきます。
FPS(First Person shooter)
FPSとは、ファーストパーソンシューターと呼ばれており「1人称視点のシューティングゲーム」の事を指します。
日本では「ファーストパーソンシューティング」とも呼ばれていますが、正式には「ファーストパソンシューター」と読みます。
上記の画面では「Counter-Strike(カウンターストライク)」と呼ばれるゲームで、自分視点の画面を動かしてゲームをしていきます。
世界でもかなり多くの人がプレイしているゲームの1つです。
RTS(Real-time Strategy)
RTSとは、リアルタイムストラテジーと呼ばれており「リアルタイムで操作」をするゲームです。
リアルタイムで操作をする点においてはFPSなどの他のゲームと同じですが、プレイヤーが全体的な指揮官となり操作をするというのが特徴です。
例えば、100vs100の戦闘ゲームがあった場合は、100体のキャラクターを1人で動かすという感じなります。
もちろん1人で100体のキャラクターを動かすので、戦略だけでなく判断力や、かなりの操作量を必要としているゲームです。
TPS(Third Person shooter)
TPSとは、サードパーソンシューターと呼ばれており「三人称視点シューティングゲーム」です。
FPSは1人称視点だが、TPSは3人称視点でゲームをします。
同じゲームで「FPS視点」「TPS視点」と2つ用意しているゲームもありますので、ゲームとしてはかなり似ているジャンルです。
ですが、TPSは自分自身が捜査しているキャラクターを遠くから見える分、FPSでは見えない広い範囲を見渡せたり、難しい行動ができたりします。
MOBA(Multiplayer online battle arena)
MOBAは、マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナと呼ばれており「RTSの1人版」という感じのゲームです。
先ほど紹介した、RTSは1人で複数のキャラクターを操作する必要がありましたが、MOBAでは1人1つのキャラクターを操作します。
MOBAは最初にヒーロー(キャラクター)を1体決め、そのキャラクターを操作して勝敗を競います。
そのため、複数人で協力して相手を倒しに行くというのが一般的です。
また、操作量の多いRTSよりも1体のキャラクターで済むため競技人口も多くかなり人気のあるジャンルです。
有名なゲームでは「LoL」や「Dota2」という無料で遊べる事も人気の1つです。
また、Dota2では2017年に行われた大会で、賞金総額が25億円の大会が開催されるくらい世界的にも人気が高いです。
格闘ゲーム
格闘ゲームは日本でも1度は見たことがあると思います。
日本では闘劇という全国大会が有名です。
有名なゲームだと「ストリートファイター」というゲームが人気で、世界的に熱狂的なファンも多いです。
もちろん世界大会も頻繁に行われており、日本にもプロゲーマーも数多く存在します。
格ゲーは日本発祥でもあり、世界的に見ても日本はかなり強いです。
日本人が世界大会で数多く優勝をしているジャンルです。
プロゲーマーについて
日本では数々のプロゲーマーが誕生しています。
プロゲーマーとは、スポンサー(企業)から支援を受けていたり、大会の賞金などで生活をしている人たちの事を指します。
また、プロゲーマーは「ゲームが上手い人」ではなく「特定のゲームが上手い人」ですので、間違えないようにしてください。
プロゲーマーだからゲーム全部上手いんでしょ!といわけではないので注意しましょう。
日本のプロゲーマーの平均年収は、450万円程とされています。
プロゲーマーの平均年齢は20歳前半です。
ですが、大会で成績を残したり、マウスやキーボードの開発などに携わったりなどで年収1000万円を超えているプレイヤーも存在します。
世界では1億円以上も稼ぐプロゲーマーもいるので、実力次第で一気に収入が変わってくる職業です。
プロゲーマーになるには、上記で紹介したようなeSportsで行われているゲームの大会に参加し、良い成績を収めることによりスポンサーから声がかかる場合があります。
最後に
イースポーツは年々人口も増え、大会の数も増えてきているのでより人気になっていくことは間違いありません。
日本でもプロゲーマーの数も年々と増えてきていますし、販売しているゲームの数や知名度も上がってきています。
なので、ゲームが好きな方やeSportsに興味がある方は是非何かやってみることをオススメします。