「拡張子」という単語をという言葉を聞いたことありますか?
パソコン用語では頻繁に使われるので、耳にしたことのある方も多いかもしれません。
Wordにも、この「拡張子(カクチョウシ)」というものがあるの?
今回は、そんな疑問にお答えいたします。
拡張子とは何?
そもそもこの拡張子とは何なのか、からご説明いたします。
拡張子(カクチョウシ)とは、ファイルを識別するためにファイル名の末尾につけれられる文字列のこと。
例えば「.exe」とか「.jpg」とかついていることがあります。
拡張子を見ることで、そのファイルがどのようなソフトで作成されたかが判断できます。
Wordの拡張子は?
Wordの拡張子は、Word2007以降から変更されました。
変更点も含めて、Wordで使用されている拡張子をいくつかご紹介いたします。
Wordの主に使う拡張子一覧
- .doc Word2010以前のWordファイルの拡張子
- .docx Word2010以降の新しいWordファイルの拡張子
- .docm マクロを組み込んだWordファイルの拡張子
- .dot Word2010以前のWordテンプレートファイルの拡張子
- .dotx Word2010以降の新しいWordテンプレートファイルの拡張子
- .dotx マクロを組み込んだWord2010以降のWordテンプレートファイルの拡張子
新しいものは、「.doc」の後に文字が一つ追加され4文字構成になっています。
拡張子を使う上での注意点
拡張子は、ファイルを識別するための文字列とご紹介いたしました。
つまり、この拡張子を変更してしまうと、パソコンでファイルを読み取れなくなってしまう場合があります。
「〇〇〇.doc」を「〇〇〇.txt」に変更してしまった。これだけでファイルが開けなくなります。
このように、拡張子をある程度知っていないと誤って変更してしまい、ファイルが破損する恐れがあります。
これを防止するため、最近のパソコンでは「拡張子を表示しない」設定になっています。
もちろん表示をONに変更することもできます。(コントロールパネルより)
ですが、日常使用する範囲では拡張子を変更、確認する必要はあまりないので、拡張子を表示しないでお使いになった方が安全です。
まとめ
ファイルには、拡張子という文字列が含まれています。
普段は表示されないモードになっていますが、何かのタイミングで「ファイル名の末尾.doc」といった文字列を見かけたら、これが拡張子!と覚えておいてください。
決して、削除したり変更したりしないようにご注意ください。