Wordで縦向きの封筒を印刷したい時に簡単に設定する方法

  • 2015年6月12日
  • 2020年10月31日
  • Word

Wordを使って封筒を印刷したい時ってありますよね。
Wordで封筒印刷ってどうやるんですか?ってよく聞かれたりします。

封筒印刷するには少しテクニックが必要です。

ですが、難しいというわけではなく、誰でも簡単にできる方法があるので紹介いたします。

記事の中に私が使用している、一般的な「角3封筒」の無料ダウンロードがありますので是非使ってください!

ただし、プリンタによって郵便番号の位置が違うかもしれないので、自己責任でお願いします!印刷する前に必ずいらない紙などでチェック!!

Wordの差し込み文書では横向きしか封筒印刷の設定ができない!?

Wordでは簡単にはがきや封筒などを作成できる、差し込み文書という便利な機能がついています。
簡単に封筒やはがきを作成したい場合は、この差し込み文書を使っていただくとすごく簡単にはがきや封筒の作成ができます。

ただ、差し込み文書を使った場合の封筒印刷には問題があります。それは。

「封筒印刷が横向きでしかできないことです。」

日本の封筒は殆どが縦書きなのであまり使えません。

これを見てもらえればわかるのですが

差し込み文書ではこのように横向きの封筒をベースに作られています。

これを縦向きに変更することはできません。

なのでここから設定することはあきらめましょう。
ですが、簡単な方法があるのでそれをご紹介いたします。
ちなみに差し込み文書のやり方ですが

タブで差し込み文書を選んでいただくとはがきや封筒など選択することができます。

角3封筒のテンプレートを無料ダウンロードする

一番良く使うであろう「角3封筒」ですが、個人的に使用しているテンプレートを公開いたします。

ただし、郵便番号の位置などは全て私が持っている封筒やプリンタに合わせているので、必ずチェックして使うようにしてください!

角3封筒のテンプレートをダウンロード

圧縮しているので解凍してからご使用ください。
圧縮とか解凍の意味が分からない方は、ダウンロードしたらフォルダの外に取り出してから使ってくださいという意味です。

数字が横並び出来ないという方は、やり方は全部記事に書いてあるのでよく読んでくださいね!!

Wordを使って縦向きの封筒でも簡単に作成する方法


今回はWord2010を使用して説明していきます。(動画だとどのバージョンでもできるように解説しています!)
Wordの設定は初期設定のままです。
インターネットにつなげられる環境が必要です。
インターネットにもし繋がっていないパソコンでの作業でしたらこの方法は使用できませんのでご注意ください。


1、「ファイル」を開きます


2、新規作成を開きます


3、 右側のOffice.comテンプレートの中から「封筒」をダブルクリックします


4、「封筒(長形4号)」を選択します。
※封筒の大きさが違う場合も他にないので、ここでは長系4号を選択してください。


5、こんな感じで出てくるので後は合わせて記入していくだけです。

長形3号以外の封筒はどうすれば印刷できるのか?

長系3号以外の封筒でもちゃんとサイズを整えることができるので安心してください。

ただし微調整が必要となってくるので、それはご自身でしていただく必要があります。

先ほどの続きから解説します。


1、「ページレイアウト」のタブを選択し「サイズ」をクリックします。


2、サイズの中にある「その他サイズ」を選択します


3、このように用紙サイズを設定する画面が出てくるので、「幅」「高さ」を設定します。

※ここでは「長形8号(長8号)(幅119x高さ197)」を基準に設定しています。


4、上にある5番と比較するとわかりますが、幅が広くなりサイズが角形8号になってます。

配置がおかしいので配置をきれいに設定する

このままですと全体的に右側によりすぎていておかしくなっているので綺麗に封筒にに合うよう設定しましょう

1、文字を入力しようとすると枠が出るので、その一番外枠をドラッグしてください。


2、そうするときれいに整えることができます

Wordで縦書きの時に数字を横にする方法

住所を入力するときに漢数字ならば普通に入力されますが、数字を普通に入力してしまうと。

こんな感じになってしまって、おかしいですよね。
さすがにこれで印刷して出すことはできません。
Wordで縦書きの時に数字を入力したときに変になってしまうのは仕方がないので、1つずつ直していく必要があります。
一気には直せないので1つずつです。


1、縦に合わせたい数字をドラッグで画像のように選択します。


2、ホームのタブから「A」と書かれたマークをクリックし「縦中横(T)…」を選択します。


3、真ん中にこのような画面が出てくるので、そのままOKをクリックします


4、そうすると「3」だけちゃんと縦書きに変更されているのがわかります。


5、これを1つずつ数字を設定していくと完成します。

このやり方でできない場合、バージョンが違う場合
「挿入」タブの中に「テキストボックス横書き・縦書き」という項目があります。
これをこのブログの画像のように配置してもらえれば、同じように封筒印刷のレイアウトが完成します。

最後に

サイズを変更してしまうと、郵便番号が印刷だとうまく枠内に入らない場合があります。

その場合は微調整をしてみて確認してください。

1度レイアウトさえ作って保存をしておけば、いつでも使うことができるので便利です。

1度しか使わないという方は、手書きのほうが早いでしょう。

Excelで宛名や宛先が入力してある場合は、差し込み文書を使って設定します。

あくまでも数が少ない時に使えるテクニックとして覚えておくと、必要な時に使えていいと思います。

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