PowerPointの互換性を合わせて保存する方法

PowerPointで作ったプレゼンテーションファイルを他のパソコンで開こうとした時に、PowerPointのバージョンが違うために開くことができなかったことはありませんか?

Powerpointでは2003年以前のソフトと2007年以降では、同じソフトですが保存形式が全く違うようになっています。

このような、バージョンが違うため開くことができない現象のことを、「互換性がない」または「互換性が合わない」等という言葉で言われています。

そのためPowerPointも新しいバージョンになるたびに、新機能などが追加され、古いバージョンとの互換性が合わなくなってしまうことがあります。

では、古いパソコンでは見ることができないのかというとそうではありません。

このような時は、PowerPointで作ったファイルを、互換性のあるファイル形式に変換して保存しておけば、古いバージョンのPowerPointでもファイルを開くことができるようになります。

パワーポイントで互換性を合わせて保存する方法

「ファイル」から「名前をつけて保存する」を選択します。

ファイルを保存したいフォルダを選択すると、保存ダイアログが表示されます。

「ファイルの種類」のプルダウンメニューをクリックし、「PowerPoint97−2003プレゼンテーション形式」を選択し、保存ボタンを押します。

プレゼンテーションファイルが、「PowerPoint97−2003プレゼンテーション形式」で保存され、古いバージョンのPowerPointでファイルが開けます。

保存されたプレゼンテーションファイルをPowerPoint2013で開くと、ファイル名に「互換モード」と表示されます。

このように、PowerPoint2013でつくったプレゼンテーションファイルを「PowerPoint97−2003プレゼンテーションファイル形式」で保存することで、古いバージョンのPowerPointでもファイルを開くことができるようになります。

まとめ

自分のパソコンではなく、会場に備え付けのパソコンを使う場合や人にスライドをメールで送る時など、どのバージョンのPowerPointが使っているのかがよくわからない時に、このような形式にしておくと安心です。

なお、ファイル形式を互換性があるような形で変換した場合、新しいPowerPointが持っている独自の機能が使えなくなってしまうことがありますので、注意しましょう。

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