ブログで集客をしたい、ホームページに中々アクセスが集まらないと悩んでいる方も多いです。
集客するにはターゲットを決めろとか言われるけど、どうやって決めたらいいんだろうと悩みませんか?
実はブログやホームページは、制作する前に決めておかなければいけないのです。
とは言っても、既にブログで記事をいっぱい書いていればやり直すことも中々難しいです。
そのような場合でも、今から実践すれば全く問題ないです。
ブログで集客するには、ターゲットを決めることが大切です。
このターゲットを決めることを「ペルソナ」と言います。
このペルソナという言葉を聞いたことがない、もしくは知っているけど実践していないという方は是非読んでみてください。
このブログで実際に設定しているペルソナも公開して、どう設定すれば良いか詳しく解説しています。
ペルソナとは
そもそもペルソナとはなにかを調べてみると
ペルソナとは、自己の外的側面。例えば、周囲に適応するあまり硬い仮面を被ってしまう場合、あるいは逆に仮面を被らないことにより自身や周囲を苦しめる場合などがあるが、これがペルソナである。逆に内界に対する側面は男性的側面をアニマ、女性的側面をアニムスと名付けた。
引用:wikipedia
このようにwikipediaを見ても全くわけわかりません。
ここで言いたいことは、1人の空想上の仮面の人物ということです。
簡単に言うと、ペルソナとは購入してほしい人物を1人想像して作るということです。
例えば
- 名前
- 性別
- 年齢
- 普段何しているか
- 仕事は何をしているか
などの、個人情報をできるだけ詳しく想像してあげるというのが、ペルソナの最も大事な部分と言えます。
ここが、3つとか4つだけであると、ペルソナとは言えないです。
ペルソナに大事なのは、詳しい1人の個人情報です
この情報が詳しくなければ、ペルソナではなくターゲットっぽい人です。
なので、こんな感じの人が買ってくれればいいなというふうになってしまいます。
これでは全く意味がないので注意しましょう。
なぜペルソナを作る必要があるのか
ペルソナはなぜ作る必要があるのが、しっかり把握しておきましょう。
そもそも、商品を作るときやブログを作るときには、絶対ターゲットというのは決めているはずです。
例えば、美容師ならば、髪を切りたい女性がターゲットだよなって決めていたりします。
これは間違っていませんが、なぜもっと細かく設定する必要があるのでしょうか。
ただ、このターゲットを少し違うだけでも提供の仕方が違います。
例えば、あなたが美容師の設定だとします。そのときに
- 20代女性をターゲット
- 20代女性で、パーマをしてて髪が傷んで悩んでいる人をターゲット
これだと明らかに違うのが分かりますよね。
後者の方がよりピンポイントに、商品をオススメすることができます。
そして、ブログの記事を書くときも、悩む必要はありません。
さらにパーマで髪が傷んでる人の中にも
- 20代女性で、どんなことをしても髪の毛をサラサラにしたい人
- 20代女性で、美容院行くついでに安価なトリートメントだけでいいやと思っている人
このように、この2つでもターゲットは全く異なってきます。
それによって提供するサービスも異なりますよね。
ただし、この2人には共通している点があります。
- 20代
- 女性
- パーマをしている
- 髪の毛が傷んできている
- トリートメントをしたいと思っている
ここまでは、2人とも考えていることは同じなのです。
ですが、悩みが似ていても、解決したい商品は全く違います。
このように、ターゲットを細かく決めていくことは重要です。
上記の例を見てみると、ペルソナを決めなければ何が正しいのかが分からなくなってしまいます。
ペルソナで設定する項目
ペルソナでは何を設定すれば良いのでしょうか?
細かく設定できるなら、できるだけ細かくペルソナを作る事を心がけましょう。
とは言っても、どのくらい細かく作れば良いかわからないと思います。
考えられるペルソナの項目は、
- 名前
- 性別
- 年齢
- 誕生日
- 血液型
- 職業
- 年収
- 世帯所得
- 家族構成
- 未婚・既婚
- 学歴
- 住所
- 趣味
- 起床時間
- 就寝時間
- 就業時間
- 現在悩んでいる事
- なぜその悩みを持っているのか
- どの情報を使っていつも悩み事を解決しているのか
- なぜそれについて悩んでいるのか
- どうやったら解決するのか
- 最終的にどうなったら満足なのか
このように細かく設定していることもあります。
実際はここまで細かくする必要はありませんが、1人の事を考え抜いてあげるというのが大事です。
このブログでは記事ごとにざっくりしたペルソナを作って公開していますが、実際にサービスを提供する時はこのくらい真剣に考えています。
細かいペルソナを作って、ターゲットを明確にすることは非常に大事です。
先ほどのように、明確になっていれば何を提案してあげれば良いのかがわかるようになります。
ただし、ただ細ければ良いというわけではありません。
私がペルソナで意識している、特に大事な項目を細かく紹介します。
アプローチする場所を最適化する
ペルソナを決めて、ただブログをやるだけではよくないです。
なぜかというと、そもそもターゲットがブログを見ていなかったら意味がないです。
ターゲット次第では、見ている媒体はネットではなく雑誌ということもよくあります。
- 困ったらどうするのか?
- なんの情報を普段見ているのか
- どうやって解決しているのか
この部分はものすごく大事です。
困ったときに検索する人もいれば、アプリで済ましてしまう場合もあります。最近はインスタ検索とか多いですし。
例えば、飲食店では検索する人と、食べログの有料会員に入っている人では全く違います。
食べログの有料会員ならば、出先でも現地から一瞬でランキング検索できますし、プレミアムクーポンで安くなったりとメリットがたくさんあります。
なので、普段から検索しまくっている人でさえ、検索をしないという現実が生まれるわけです。
職種によって、この部分をうまく変えていかなければ意味がないです。
ブログで集客したい方に向けて記事を作ってますが、場合によっては必ずしもブログをやる必要というのもないです。
- Facebookが一番効果があるのか。
- LINEの方が効果があるのか
- Pinterestを考えた方が良いのか
- Twitterがベストなのか
- 全然違う媒体を使うべきか
これは職種や、商品の内容とターゲットによってかなり変わってきます。
なので、効果的にアピールできる場所をペルソナとして考えることが必要です。
ただし、確実にブログから集客ができるので、殆どの職種でブログをやるべきだと言えます。
なぜそれが悩み事なのか
現在悩んでいることはなんなのかをしっかり把握することです。
なぜそれが悩みなのか、悩む必要があるのかも大事なところです。
悩んでいるということは、現在満足していないということです。
これを解決してあげる商品を、作らなければなりません。
- 自分の商品で解決できるのか?
- 商品の何が不満なのか?
この辺りをきっちり見極めてあげれば、何を提供すれば良いかが見えてきます。
ペルソナを作成しておけば、見ることによって修正しやすくなります。
最終的にどうなりたいのか
その商品を購入すれば問題が解決するならば、それで大丈夫です。
ですが、商品を購入しても解決しないものはかなり多いです。
例えば
- 英語が上達したくて、英語の参考書を買いました。
これは、目的を達成しているように感じですが、ペルソナをきっちり考えていれば全く達成していません。
購入した方の最終地点は、英語を喋ってアメリカ人の友達と不自由なく喋りたいとします。
ここからどんな流れが考えられるでしょうか?
- 参考書と並行して使うと良い単語本や熟語本を購入
- 次に使うべきに必要な参考書を購入
こういうところが思いつくのではないでしょうか?
もっと深く行くと
- 英会話スクールに通う
もっと深く考えると
- 海外留学する
ゴールが何かによって、提供するものが変わってきます。
独学で十分なのか、留学をするべきなのかも人によって変わってきます。
最終的にどうなりたいのかによって、満足するサービスが異なりますよね。
そして、この部分の重要なところは「アメリカ人の友達と不自由なく喋りたい」というのがゴールです。
海外留学することによって、どうなれるのかという状況を想像させるのが一番重要です。
ペルソナの事例
では、どのようにペルソナを決めて動いているのかについて見てみます。
1つの例として、お菓子メーカーの「カルビー」を見てみます。
カルビーは誰もが知っているお菓子で、子供から大人まで大好きです。
あなたも、カルビーのお菓子を食べたことがあるでしょう。
そんなお菓子にもペルソナが決められているのをご存知ですか?
- 27歳独身女性
- 文京区在住
- ヨガと水泳に凝っている
このように、しっかりとペルソナが決められていて、そこから雑誌に宣伝するなど道ができてます。
ペルソナを決め、その部分を上手にマーケティングして成功した結果です。
また、このほかにもペルソナの事例を見たい場合は「ペルソナ&カスタマ・エクスペリエンス学会」に、4つの色々な事例が載ってます。
ここを見てみると、ペルソナを決めることによってビジネスが成功したと言えるくらい大事なのが分かります。
ペルソナを決めるとターゲットが減る?
ペルソナを細かく決めると、ターゲットを絞りすぎてお客様がいなくなりますと考える方がいます。
この考えは間違えで、1人のターゲットに刺さらなければ全員がターゲットでなくなります。
あくまでも、ペルソナはターゲットを絞るために設定するのであって、全員が設定したような人というわけではありません。
正直、かなり絞り込んだと思っていても、思ってもいない人が購入することはよくあります。
ターゲットだけが購入するわけではなく、そしてターゲットには購入してもらいやすいので、確実に増えます。
まとめ
ペルソナを決めることは非常に大事です。
そしてペルソナマーケティングは効果が高いですが、実践している企業は少ないです。
もし、まだペルソナを決めてない方は、簡単でもいいので決めてみましょう。
そして、そのターゲットに向けてブログを発信していると、読んでもらえる確率が増えます。
個人でやっている人は、特にこのペルソナを決めなければ商品が売れません。
なぜなら、大企業だけでなく、零細企業でさえ圧倒的に負けています。
そのことを考えたら、ターゲットを絞らなければ売れません。
スーパーの近くで、ただの八百屋をやっても売れないのと同じです。
美容院の近くで、普通に美容院をやったら、かなり頑張らないと厳しいです。
このように、ペルソナを考えることによって、今後あなたのサービスを大きく変えるのは間違いありません。