Wordの割注を使えば文字の横に説明文を小さく入れる事が出来る

  • 2016年12月22日
  • 2020年11月5日
  • Word

文書を作成していて、部分的に小さな文字で説明文書を入れたい。

若しくは、一行中に大きさのことなる文字を作りたい。と思ったことはないでしょうか?

お店のポップをWordで作成しようと思っている方は、この悩みに直面したことがあると思います。

やり方が解らず、仕方なくテキストボックスを組み合わせて配置していないでしょうか。

今回はそんなお悩みを解決する方法をご紹介いたします。

文字の横に小さな文字を入れる方法

あえて「小さな文字」と表記していますが、フリガナなように文字の上に表記する「ルビ」とはまた別種のものです。

今回ご紹介する機能は「割注」と呼ばれるものです。

割注とは?

任意の文字列を小さくし、一行に中に二段構えで表示させる機能のこと。

この機能を使うことにより、解りにくい言葉の横に簡単な説明文を添付することができます。

「※1備考」という取扱い説明書のような記載形式を採用しても良いのですが、まずその「※1備考」が書かれた場所を探さなければならず、読者には不親切なものです。

長い文書はおすすめできませんが、文字の横に説明文が添えられているだけで、かなりの好印象を与えることができます。

では、この割注機能を実際に使用してみましょう。

割注の使い方

割注機能を使用して、単語の横に説明文を作ってみたいと思います。

① 説明文に設定する部分を選択します。

② タブ「ホーム」をクリック。

③ リボン真ん中あたり「段落」の欄にある【←A→】をクリック。

④ 表示されたメニューより【割注(W)】をクリックします。

⑤ 【割注】という画面が表示され、選択した文字列と、プレビューが表示されます。

この時、「括弧で囲む(E)」に☑を入れると、全体を()で囲むことができます。

⑥ 確認が完了したら、【OK】をクリック。

⑦ 設定した部分が二段の説明文のようになりました。

割注の2段組みの仕組み

この割注機能ですが、選択した範囲を自動的に半分半分にして上下に表示しています。

つまり、選択範囲が10文字であった場合、上段に5文字、下段に5文字というように表記されます。

文字列の真中で折り返す仕組みを知っていれば、上下に分割したい場所を指定することも可能です。

その際は、「スペース」(空白)を使用して文字数を調整しましょう。

まとめ

割注機能は、通常の文書報告では出番が多くない機能ではありますが、少し説明文を入れたい。という優しさをプラスする際には大活躍する機能です。

そのままの設定ですと、文字が小さくなってしまいますのでフォントの設定等を合わせて実行することによって、より分かり易い文書が作成できると思います。

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