WordのSmartArtとは?簡単に使えるようになるコツ

  • 2016年5月4日
  • 2020年11月5日
  • Word

WordのSmartArtの機能を使ってみたいけどよくわからないと悩まれてる方も多いはずです。

  • 組織図を作成したいが、階層(階段のような図)がうまく作れない。
  • プレゼンテーション用の資料を作成しているが、文字ばかりで伝えたいところがぼやけてしまう。

このような経験をされた方多いのではないでしょうか。

Wordをはじめ、MicrosoftOfficeには「SmartArt」と呼ばれる便利な機能があります。

今回はこのSmartArtの使い方についてご説明いたします。

SmartArtとは

SmartArtを使う時は、文字で説明すると伝わりにくくになってしまうものを図で簡単に説明するときに使います。
アシスト機能とお考えいただければ近いと思います。

このように環状図(例:PDCAサイクル)のように、図形を使用して作るのはすごく難しいです。
なぜなら、均等に矢印を配置したり、組織図のように、階層をきれいに整えたりを1つずつしなければならないからです。

そうすると、枠を一つずつ作って、整えて、では時間も労力も必要となります。

そんな時に「Smart Art」を使用することによって、上記の図のように簡単に設置することができます。

WordでSmart Artを挿入する方法

Smart Artとやったことがないと難しく感じますが、図形を作るような感覚で作っていきます。

上の選択部分(リボン)にある、【挿入】をクリックします。

「ページレイアウト」の下くらいにある【SmartArt】をクリックしたのち、「SmartArtグラフィックの選択」が表示されるので、好きなSmartArtグラフィックを選択します。

SmartArtグラフィックスは、全部で188種類用意されています。
かなりいっぱいあるので、時間があるときはどういうのがあるのかチェックしておくといいですね。

例えば、環状図だけでなく、階層構造のようなSmartArtを使用することもできます。

SmartArtにて作成した図は、クリックすることによって簡単に中に文字を書き込むことができます。
書き込む文字は、その図に合わせて自動で文字大きさを変更してくれます。

ですが、長い文字や改行された文書の場合は、この自動調整が余計な事をしてくれる場合がありますのでご注意ください。

文字の大きさについては、画面上(リボン)の「ホーム」から、文字の大きさを変更してください。

SmartArtに図形を追加する方法

文字を入力していくと、新しく図形を追加したくなりますので、SmartArtにて作成した図に、新たな書き込むスペースを追加する方法をご紹介します。

追加するときは、挿入したSmartArtをクリックした状態から始めます。
※図形やSmartArtなどを変更するときは、必ず選択されている必要があります。

SmartArtの図形を追加

SmartArtが選択されていると、画面上(リボン)の右端に「SMRTARTツール」があるので、そのツール中の「デザイン」を選択します。

そうすると、画面左上にある「図形の追加」を選択します。

これで、新しい階層、図を挿入できました。

「図形の挿入」の近くにある「レイアウト」を選択すると、今挿入した図の位置を変更することができます。

  • 1つ上のレベルへ移動をクリックすると、1つ上(左側)に移動します。
  • 下へ移動を押すと、下へ(右側)に移動します。

SmartArtのレベル下げやレベル上げを使うことによって、インデントを変更することができます。

ここの部分をうまく使うことによって、分岐の仕方など様々な設定が可能です。

まとめ

SmartArtの中にある、機能の一部を抜粋して説明いたしました。

さすがに188種類もありますので、この記事にてすべてを説明することは難しいですが、基本はどれも同じです。

SmartArtより、使用したいグラフィックを選択。
文字や形を微調整しながら、作成を実施していけば完成できるようになっています。

このように1つをきっちり覚えることによって、他のSmartArtの機能も同じように作ることができます。

文字数やグラフィックの大きさによっては、イメージ通りにならない部分もあるかと思います。
その部分については、試行錯誤を行ってください。

文字と図を組み合わせて、目で見てわかりやすい資料のアシスト機能を使いこなせるように頑張りましょう。

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