Wordを使用して文書を作成する機会が増えてきているそこのあなた。
ハガキサイズ、A4サイズ、B5サイズなどなど、作成する文書によって紙のサイズはバラバラです。
Wordを起動したままの設定では、正しく印刷されない可能性があります。
作りたい用紙サイズにあわせた「ページ設定」を実施しましょう。
ということで、今回は「ページ設定」についてご紹介いたします。
ページ設定とは?
作りたい文書に対して、用紙のサイズや余白の幅、文字の方向などについて設定することです。
「ページ」と言っていますが、文書全体の書体のようなイメージです。
代表的なページ設定をご紹介したいと思います。
ページ設定のやり方
まず、ページ設定に関わる部分からです。
① 上部メニュー(リボン)の「ページレイアウト」をクリック。
② 表示されたメニューの左端がページ設定に関わる部分です。
1.用紙サイズ
まずは何といっても、使用する「用紙サイズ」の選択からです。
通常は「A4」で作成するように設定されていますが、他のサイズで印刷したい!とお考えの際は、文書を作る前に!
一番最初に用紙サイズを変更しましょう。後からこれを変更すると、文書の体裁が崩れて悲しい気持ちになりますのでご注意を。
2.印刷の向き
お次は、ページの向きを設定します。
こちらは通常、「縦向き」になっていますが、原稿用紙のように使いたい場合など「横向き」に設定することもできます。
これも、文書を書き出す前に設定をしてきましょう。
3.余白の設定
最後に余白の設定です。
こちらは、その名の通り余白部分の設定です。上下左右の余白の設定ができます。
あらかじめ、何パターンかの余白設定値が用意されています。
印刷上がりの状態や、使用してみての感覚から自分に適している余白を見つけてみてください。
4.その他の設定
3までで、一通りのページ設定が完了しました。
それ以外に設定が必要なものをご紹介いたします。
1.文字の方向(縦書きか横書きか)
2.段組み(何列にして文書を作成していくか)
3.ヘッダーフッターの位置
ボタンが表示されていないものは、「ページ設定」の枠右下についている小さなボタンを押します。
これを押すことにより、より詳細な設定が可能となります。
まとめ
文書を書く前に色々と設定することがあります。
書き始める前に用紙の大きさや書く方向は紙のときも同じですね。
この考えがWordに置き換わっただけですので、難しく考えずに実施してみてください。