長い文書、報告書や論文などには必ず「目次」というものが設定されています。
この目次の項目をクリックすると、該当するページにジャンプしたら良いのに。と感じたことはないでしょうか?
この機能、「ハイパーリンク」を使用することによって、実現できます!
類似した内容として、Wordの書類以外に、インターネット先で見つけたホームページを参照すること。
ほかの書類を参照する方法について、「ハイパーリンク機能」を使用することによって解決できます。
その時はWordとWordで無いものを繋げる方法でしたが、今回は同じWord内でのリンク設定についてご紹介いたします。
この方法を使用することにより、冒頭のお悩みを解決することができます。
ページ内にハイパーリンクの設定する方法
今回ご紹介するリンクの設定方法はハイパーリンクの設定方法と似ていますが、途中から変わります。
まずはリンクを設定するための文書を用意しておきます。
① リンク先を設定するために、目次を作成しておきます。
② 上部タブの「挿入」をクリック。
③ 目次のうちの1つの項目を選択しておきます。(画像では「インストラクター情報」という部分を選択)
④ リボン中央付近の「リンク」枠中の【ハイパーリンク】をクリック。
⑤ 「ハイパーリンクの挿入」という画面が出現します。画面左側の部分から【このドキュメント内(A)】をクリック。
⑥ 見出しなど設定した書式順に選択できる部分が表示されています。あらかじめ見出しを設定しておくと良いでしょう。
⑦ リンクを設定した場所をクリックしてOK
⑧ リンクの設定が成功すると、設定した文字列が「青文字と下線」に変わります。
⑨ 同じようにリンク先を他の項目もそれぞれ設定します。
これで設定は完了です。
ページ内のリンク先へのジャンプ
設定したリンク先へ早速ジャンプしてみましょう。
① ジャンプしたい項目にカーソルを合わせます。
② 「Ctrlキー」を押しながら、項目をクリック。このとき操作が正しく行われていると、マウスの記号が、矢印から指のマークに変わります。
③ 正しく操作をすると、設定した項目の部分へジャンプします。
まとめ
このようにリンク設定を上手く使うことにより、目次などをより有用に使用することができます。
報告書や論文など、長文を作成する機会が多いかたは、是非この機能を設定していただき、読者に優しい文書を作成されてはいかがでしょうか。