WordPressを最新バージョンに更新するのに必要な全方法

WordPressを使っていると、3ヶ月に1度くらいのペースで新しいバージョンがどんどん出てきます。

最新バージョンにしておかないと、不具合が出たりセキュリティの問題が起きたりします。
そのため、wordpressの更新情報が入っていたら、なるべく早く更新するようにしましょう。

ただし、稀にバージョンの更新を行うと、サイトがうまく表示されないといったトラブルがあります。
そのため、ローカル環境で試すなどして、更新しても安心という状況で更新するようにした方が安全です。

この記事ではworpdressを更新する前に必要な4つのことと、3種類の更新方法について解説しています。

WordPressで更新する前に必要な4つのこと

WordPressの更新を見つけた場合、すぐに更新をしたくなります。

ですが、そのまま更新ボタンを押してしまうと、画面が真っ白になってしまったという現象が起こる可能性があります。

なので、事前に必ずしておいた方が良いことがあります。

  1. バックアップ
  2. テスト環境で試す
  3. プラグインの停止
  4. アクセスが少ない時間での更新

出来ることならば、全て試してみた後に更新することをオススメします。

アクセスが少ない時間での更新は、今までの統計上「午前2時から午前7時」の間が一番アクセスが少ないです。
これに関しては、運営している規模やジャンルにもよりますが、上記の時間帯を狙えばまず間違いないです。

バックアップやテスト環境は別記事で紹介しますが、難しいと思いあまりやらない人も多いと思います。
アクセスの集まっていない時は良いですが、増え始めた場合は必ず行うようにしましょう。

なので、中でも簡単ですぐできるプラグイン停止は、wordpressを更新する前に誰でもできるので必ずした方が良いです。

プラグインの一斉停止方法

wordpressで更新後に、真っ白になったや見れなくなったなどの不具合を防ぐためにも、必ずプラグインを停止しましょう。

まず、wordpressにログインし、左側の項目から「プラグイン」を選択します。

プラグインの一覧が開かれるので、一番上にあるチェックボタンにチェックします。
そうすると、全てのプラグインの横に一斉にチェックが入ります。

チェックが全て入っている状態で、一括操作と書かれているドロップボックスをクリックして「停止」を選びます。

その後、右側にある適用ボタンをクリックし、全てのプラグインを一斉停止しましょう。

正常に、プラグインが停止できた場合は、下記の画像のようにプラグインが白色の状態になっています。

全てのプラグインを停止したのを確認できたら、wordpressの更新作業をするようにしましょう。

WordPressを最新バージョンに更新する方法

WordPressの最新バージョンの更新がある場合は、ダッシュボードにお知らせの表示がされてる場合があります。

もしアップデートがあるのに書かれていない場合は、左側の一覧に更新ボタンがあるのでクリックしましょう。

WordPressの更新画面が表示されます。

新しいバージョンがある場合は、真ん中に「新しいバージョンがあります」と表示されています。
その下にWordpressのバージョン名と、今すぐ更新ボタンがあるのでクリックします。

WordPressのバージョンアップが自動的に始まり、終了すると新バージョンの画面が表示されます。

基本的には、最新バージョンに更新をしても見た目が変わることはないです。

ただし、更新することによってセキュリティが強くなるので、必ず更新するようにしましょう。

プラグインを最新バージョンに更新する方法

WordPressのプラグイン更新方法は2種類あります。

ダッシュボードから更新

WordPressのバージョンを更新した時と同じで、Wordpressの更新画面を表示します。

その中にあるプラグインの欄から、更新したいプラグインを選択して「プラグインの更新」をクリックします。

プラグインの更新が始まり、すぐに更新が完了します。

プラグイン画面から更新

2つ目のやり方は、プラグインの画面から更新する方法です。

まずプラグイン画面を表示するので、左の欄から「プラグイン」を選択します。

最新バージョンのあるプラグインは、赤色で表示されているのですぐわかります。

更新したい各プラグインのところにある「今すぐ更新」ボタンをクリックします。

そうすると、プラグインが青色に変更されて、更新されたのがわかります。

2つのやり方がありますが、どちらも全く同じなので、好きな方から更新してください。

テーマを最新バージョンに更新する方法

テーマの更新方法も、プラグインと同じく2つのやり方があります。

ダッシュボードから更新

ダッシュボードのプラグインの下に、テーマの更新情報が記載されています。

更新したいテーマを選択し「テーマ更新」ボタンをクリックします。

テーマの更新が始まります。

基本的にはこのやり方が、全部一気にできるので楽です。

テーマ画面から更新

2つ目の方法は、テーマの選択画面から更新する方法です。

外観からテーマを選び、テーマ選択画面を表示します。

テーマの画面が表示されたら、最新バージョンの更新があるテーマに関しては、テーマの上に「更新があります」とオレンジ色でお知らせされています。

その中から、更新したいテーマをクリックします。

テーマの詳細が開かれるので、その中から「更新」ボタンをクリックします。

1つ目の時と少し違う、テーマの更新画面が表示されます。

先ほどのテーマ一覧を見てみると、テーマの更新のお知らせがないことを確認します。

これで、テーマを1つずつ更新することが可能です。

ただし、このやり方だと1つしかテーマを更新することができないので、全部のテーマを一気に更新したい場合は、ダッシュボードの更新画面から全部を選択してあげるのが一番早いです。

プラグインの有効化

WordPressを更新したら、最後にプラグインを有効にしなくてはなりません。
プラグインの有効化は、停止する時と同じです。

プラグイン一覧の画面を表示し、全てにチェックマークを入れます。

一括操作のドロップボックスの中から、適用ボタンをクリックします。

選択されたプラグインは全て有効化されます。

この時に余計なプラグインなどがあった場合も、全て有効化されてしまうので気をつけてください。

もし、有効化したくない場合は、そのプラグインだけチェックマークを外せば有効になりません。
また、この方法で有効化すると、不具合が出る可能性もありので、1つずつプラグインを有効にする方が安全に更新できます。

1つずつプラグインを有効化する方法

1つずつプラグインを有効化する場合は、各プラグインの欄から有効化を選択します。

各プラグインから選ぶことによって、1つ1つプラグインを有効にすることができます。

そして、プラグインを1つずつ有効化すると、不具合があるプラグインを起動した時にわかりやすいです。

また、もし一斉にプラグインを起動して不具合が起きた場合も、この方法で確かめてみましょう。

まとめ

WordPressの更新作業は、非常に簡単にできます。

ですが、気軽に更新ボタンをクリックしてしまうと、真っ白になったり不具合が起きたりします。
なので、出来る部分だけでも対処してみてください。

その場合は、復旧作業が必要となってくるので、バックアップをするなどよりも時間がかかってしまう恐れがあります。
なので、できる限りバックアップはしてから行うようにしましょう。

また、更新作業も夜中にできれば、アクセスがないのでエラーが出ても困りません。
昼間などアクセスが集中している時にエラーが出てしまうと大変なので、注意して更新するようにしましょう。

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