パワーポイントのスライドで図やテキストを回転させる方法

パワーポイントのスライドで作成したテキストや図を回転させて、よりインパクトのあるプレゼンテーションを行いたいと思ったことはありませんか?

パワーポイントでは文字や図などのオブジェクトを自由に動かすことができるアニメーション機能がありますが、ここでは部やテキストなどを回転させることができるスピン機能を紹介して行きます。

図やテキストを回転させる方法

図やテキストなどを回転させるスピン機能は次のような手順で設定します。

(1)回転させたいテキストや図などのオブジェクト(下記だと矢印)を選択します。

(2)アニメーションタブをクリックし、アニメーション効果の一覧からスピン(回転)を選択します。

デフォルトでは、オブジェクトが時計回りに360°回転します。

(3)効果のオプションをクリックすると、スピンの方向や度合いを設定することができます。

効果のオプションを上手に使うと、360度の時計回り以外にも色々な種類から選べるようになります。

  • 反時計回り
  • 1/4回転
  • 1/2回転
  • 1回転
  • 2回転

デフォルトの360度は時計回りの1回転に設定されています。

(4)スピンダイアログを表示するとスピンのさまざまな設定ができるようになります。

効果タブでは、スピンの量や効果の長さ、音の設定などの設定ができます。

また、テキストをスピンさせる際に文字全体をスピンさせるのか、あるいは一文字ずつスピンさせるのかを設定することも可能です。

(5)タイミングタブでは、スピンを開始するタイミングや繰り返しの回数などの設定ができます。

ここでは、プレゼンテーションなどで使うときのスピンのタイミングを細かく設定できます。

初期状態では、開始がクリック時になっているので、クリックしないと回転しないというように設定がされています。

(6)テキストアニメーションタブでは、テキストのスピンに関する設定をすることができます。

グループテキストにすると、1つのオブジェクト(下記の画像だと矢印)だけをスピンさせるのか、グループに登録してある全部をスピンさせるのかなどの設定ができます。

最後に

図や文字を回転させることで、プレゼンテーションで聞き手に伝えたいことをより強調して伝えることができるようになります。

また、タイトル文字などを一文字ずつ回転させながら表示させることで、プレゼンテーションのアクセントにもなります。

アニメーションの動きには、テキストや図などのオブジェクトを移動させるやり方や、このような回転させるやり方などがありますが、場面に応じて使い分けていくことでよりよいスライドを作成することができます。

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