季節の変わり目で親しい方にお葉書を出す機会は意外と多いと思います。
本当は、1枚1枚手書きでお出ししたのですが、多くの方にとなると骨の折れる作業ですよね。
はがきの専用ソフトを使用せずに、Wordでできればよいのに。
今回は、そんな声にお応えして、Wordでのハガキ作成作成についてご紹介いたします。
グラムプリントとか使えば安いし年賀状も簡単に作れます。
Wordでハガキ印刷をする方法
Wordを使用したハガキの作成はいくつかの方法があります。
操作手順が少ない順にご紹介いたします。
① 上部メニュー(リボン)から、「ページレイアウト」をクリック。
② ページ設定の部分の「サイズ▼」をクリック。
③ 「ハガキ」を選択します。
用紙の大きさを設定することによって、ハガキサイズでの文書作成が可能となります。
あとは、いつも通り、写真や文書を表示されているエリアからはみ出さないように調整しながら作ります。
ハガキを印刷するときの注意点
新しくパソコンを購入された場合、「プリンター」の設定がされていない場合があります。
この場合、上の「サイズ▼」に【はがき】サイズが出てこない場合があります。
そんなときには、以下の操作を行っていただき、はがきサイズを自ら設定します。
① 「サイズ▼」の一番下【その他の用紙サイズ(A)】を選択。
② 出現した「ページ設定」の画面にてサイズを変更します。
③ 用紙サイズのすぐ下の部分を「サイズを指定▼」にします。
④ 幅(W)=100mm、高さ(E)=148mmに設定して【OK】をクリック。
これでハガキサイズになります。
はがきのテンプレートを使用する方法
「ハガキ」のテンプレートを選択します。
[kanren postid=”835″]① Wordを新規起動。
② テンプレートより「ハガキ」を選択。若しくは、「ハガキ」を検索。
③ お気に入りのテンプレートを選択して起動。
表示が切り替わった後、文字や写真を調整しながら作成します。
テンプレートでハガキを作るときの注意点
テンプレートを使用して作業する際、かならず「サイズ」を最初に確認しておきましょう。
プリンターインクに余裕のあるかたは、テンプレートを開いた段階で一度試し刷りをしてから作成作業を始められることを推奨します。
はがき印刷機能を使用する方法
この方法は、後の記事にてご紹介する部分と重複します。
はがき印刷機能は「差し込み印刷」という方法を使用しています。
同じレイアウトに対して、異なる内容を次々に印刷してくれる機能をさします。
年賀状の宛て名などは専用ソフトを使用せずとも、この機能を使用することによって代替が可能です。
(この機能をより分かり易く、使いやすくしたものが、市販されている年賀状作成ソフトです)
① 上部メニュー(リボン)より、「差し込み文書」をクリック。
② 画面左端の作成より「はがき印刷▼」をクリック。
③ 専用の画面が出現します。(はがき文面印刷ウィザード)
④ あとは画面の指示に従って入力を実施します。
まとめ
Wordのバージョンが進化するごとに、従来は1から作成しなければならないものが、比較的簡単に作れるようになりました。
ちょっと難しい場合はグラムプリントを使ってサクッと作っちゃいましょう。
年賀状、暑中見舞いなどお葉書の出番が多い日本。専用ソフトの使もいいですが、この機会にWordでハガキを作成してみてはいかがでしょうか。