パワーポイントで作成したスライド上のテキストや図などのオブジェクトを拡大したり収縮したりさせて、より強調したいと思ったことはありませんか?
図形じゃなくて、アニメーションを使っている時に、ここだけもうちょっと拡大したい!もうちょっと縮小したい!!という経験はあると思います。
でも、図形は簡単にドラッグでできるんですけど、アニメーションになるとそうはいかないです。
パワーポイントには、図やテキストなどのオブジェクトにさまざまな効果を与えることができる多彩なアニメーション機能がありますが、このようにオブジェクトを拡大したり収縮したりしたいときにもちゃんと便利な機能が用意されています。
アニメーション機能でオブジェクトを拡大・縮小する方法
(1)図やテキストなどのオブジェクトを拡大・収縮するときには、拡大・収縮させたいテキストや図などのオブジェクトを選択します。
(2)アニメーションタブから拡大・収縮をクリックします。デフォルトではオブジェクトが拡大する設定になっています。
(3)効果のオプションをクリックすると、拡大・収縮の方向や度合いを設定することができます。
(4)拡大・収縮ダイアログを表示すると、さまざまな設定をすることがきます。
効果タブを選択すると、拡大・収縮のサイズや時間設定などができます。
(5)タイミングタブでは、拡大・収縮が開始するタイミングや繰り返しなどの設定ができます。
(6)テキストアニメーションタブでは、テキストに拡大・収縮を設定するときに、テキスト全体に効果を設定するのか、一文字ずつ効果を設定するのかなどの設定ができます。
パワーポイントのアニメーション機能にある拡大・収縮機能を使うと、設定した図やテキストなどのオブジェクトを大きくしたり、小さくしたりするアニメーション効果を出すことができるようになります。
アニメーション機能には拡大縮小だけでなく、このように様々な機能が設定できるようになっています。
最後に
より聞き手の印象に残るようなプレゼンテーションを行うためには、伝えたい部分を強調することが大切です。
テキストや図などのオブジェクトを強調させるために、パワーポイントにはさまざまな機能がありますが、拡大・収縮機能も一つのやり方として知っておくといいでしょう。
ただし、アニメーション機能を付けすぎると自己満足なだけのパワーポイントで作った資料ができあがります。
また、プレゼンテーションも聞いていてどれが言いたいのか印象に残りずらいです。
なので、あまり多用せず「ここは絶対!」というときに使うようにしましょう。