ノートパソコンを使っていて動作が遅いとイライラしますよね。
もしかしたらその原因はノートパソコンのメモリが少ないせいかもしれません。
メモリというのは作業する机のようなもので、パソコン内の作業場所が少ないから動作が遅い原因の可能性が高いです。
そういう時は、メモリを増やしてあげることによって動作が早くなるので、今よりもイライラすることはなくなります。
メモリ増設というと、「そんなの難しいし怖くて大変だし、パソコン超苦手だし、絶対無理!!誰かやって!パソコン壊したくない!!」と思われる方も少なくないでしょう。
気持ちは分かりますが、でも大丈夫です。
この記事をしっかり読めば、パソコン初心者でもメモリの増設・交換は超簡単なので実は全く難しありません。
むしろすごい簡単すぎてビックリです。
やる事といえば、「蓋を開けて」「メモリを差し込む」「蓋を閉める」これだけです。
ただし、メモリは挿し込めば全てのパソコンで使えるというわけではなく、あなたに合ったメモリを購入することが大事です。
なので、この記事であなたにあったメモリをしっかり購入してメモリを増設しましょう!
ノートパソコンのメモリが何GBあるか調べる方法
まずはあなたのノートパソコンのメモリが何GBあるか調べておきましょう。
動画でも解説してます。
それによって、メモリが足りているのか足りていないのかをすぐ確認する事ができます。
まずは、左下にあるWindowsマークを右クリックしましょう!
右クリックしたら「システム」をクリックします。
そうすると「実装RAM」という項目があるので、そこが現在のノートパソコンのメモリです。
今回見ている私のパソコンでは「実装RAM:4.00GB(3.89GB 使用可能)」と記載してあるので、ノートパソコンのメモリは4GBということになります。
2018年現在のノートパソコンのメモリの状況としては、
- 最低:4GB
- 普通:8GB
- あれば安心:16GB
こんな感じだと思ってください。
使い方にもよりますが4GBではかなり厳しいので、やっぱり8GBは欲しい所です。
メモリ原因でパソコンの動作が遅くなっているか確認する
まずパソコンが遅くなっている原因がメモリにあるのかを確認しましょう。
そもそもの原因がメモリではないのに、メモリを増設したところで意味ないです。
メモリを増やすことによって、全体的にパソコンの性能が上がることは間違いないですが、今ある状態が改善するかどうかは別問題になってきます。
パソコンにメモリが足りてないかどうかは「タスクマネージャー」から確認するのが一番簡単です。
色々な確認方法がありますが、手っ取り早くてある程度のことが分かります。
タスクマネージャーを出すには「CTRL+ALT+DELETE」を押しましょう。
同時に押す必要はないので、順番としては「CTRL」を押したまま「ALT」を押して最後に「DELETE」を押します。
そうしたらこの画面がタスクマネージャーです。
ここの画面で確認するところは、左側のメモリの部分です。メモリが少ない場合はこの「バー」の部分が高くなっています。
もし7割くらいになっていると言う事であれば、メモリを増設することによってかなり効果は期待できます。
ただし、何もソフトを起動していない状態でやっても効果がないです。
なのでインターネットを複数開いたり、動画を再生させたりして、パソコンの負荷をかけた状態で確認して見てください。
なぜなら、普段使っている時より重くした状態でやらないと、気がついたらそれより負荷がかかっているという事はよくあります。
また、PCを長時間つけていたりするだけでも、無駄なところでメモリを消費していることもよくあるので、負荷をかけた状態で試してみましょう。
ノートパソコンのメモリを購入する方法
パソコンのメモリはAmazon
電気量販店とかで買うと高いので、ネットで購入することをオススメします。
ただどれでも良いというわけではなくて、あなたのノートパソコンにあったメモリを選ぶことが大事です。
購入したパソコンの詳細があればそこに記載してありますが、もし「パソコンの詳細持ってないよ!」という方は調べる必要があります。
ここが一番重要なので、簡単に調べられるので頑張って調べましょう!
あなたのパソコンのメモリが何かを調べる場合は「メモリを購入するときの注意」をご覧ください。
基本的によく使われているメモリは2種類です。
- DDR3
- DDR4
ノートパソコンのメモリで一番良く使うDDR3とDDR4に関しては購入しやすいようにリンクを貼っておきます。
増設するなら1枚購入して、交換するなら2枚購入するのを忘れないでください。
- DDR3 4BG×1 ⇒ DDR3-1600 (PC3-12800) 4GB×1枚
- DDR3 8GB×1 ⇒ DDR3L 1600 PC3L-12800 8GB×1枚
- DDR4 4GB×1 ⇒ PC4-17000(DDR4-2133) 4GB*1
- DDR4 8GB×1 ⇒ DDR4 8GB*1 ( 2400MT/s / PC4-19200 / 260pin / SODIMM )
ここ5年以内のパソコンであれば、正直言ってここから選べば殆ど間違いはないです。
最新のパソコンではDDR4が使われている事が多いですが、買ってから使えないとなっても困るのでしっかり調べておきましょう!
また、古いパソコンだったりDDR2のように規格が違ってたりすると動かないので、CPU-Zで必ず確認してください。
ノートパソコンのメモリ増設・交換方法
ノートパソコンのメモリの増設は難しいように見えて、めちゃくちゃ簡単です!
はっきり言って、メモリを買ってからの作業は10分もあれば余裕で終わります。
まずは、ノートパソコンのメモリ増設・交換に必要なものを確認しましょう。
- ノートパソコン(電源オフ)
- メモリ
- プラスドライバー
この3点は必須なので揃えておきましょう!パソコンの電源はオフにすることを忘れないでください。
必要なものが揃ったら次は蓋を開けていくので、ノートパソコンを裏返しにしてください。
そうすると、開けられる蓋がついているところにネジがあるので、そこをプラスドライバーで開けていきます。
蓋を開けるとこんな感じです。
今回は一番右のところが空いているので、そこにメモリを追加していきます!(隣に1つメモリが最初から刺さっているのが分かると思います。)
ノートパソコンのメモリは斜めに刺していきます。
横向きじゃないので気をつけてください。
斜めに軽く押し込むと、こんな感じに斜めに浮いたような感じになりますので、しっかり刺してあげてください。(強く無理やりやすぎると壊れるので注意してください。)
斜めにさせたら、あとは下に押して見てください。
ちょっと強めに一番下まで押してあげると、そこで固定されるようになります。
手を離しても固定されていれば成功です!!これだけで、メモリの増設は終了です!!
もし、メモリを取り外したいときは「メモリの横にあるバー」を横にずらすと、メモリを簡単に取り外す事ができます。
あとは、最初に取り外した蓋のネジを閉めていきましょう。
完全に蓋が閉まったメモリの増設・交換は完成です!
それでは、実際にメモリが増えているか確認しましょう。(最初に紹介したシステムから確認できます)
これで無事「実装RAMが4GBから8GBに増設されている」のが分かります。
これだけでノートパソコンのメモリの交換ができました!
まとめ
ノートパソコンのメモリの増設・交換は思ったより簡単だったんじゃないでしょうか。
どちらかというと「自分のノートパソコンに合っているメモリは何か」という点が一番難しいところじゃないかなと感じます。
使用しているメモリの種類が何かが分かれば、後は蓋を開けて差し込むだけで使えるようになります。
パソコンが遅いだけでイライラしてくるので、パソコンの動作が遅いという方はメモリの増設を試して見てください!