Wordを使用して、連続して文書の先頭に【・】や【≫】などを付加する操作を箇条書きと呼びます。
この箇条書きは少しお節介な補助機能があり、箇条書きにしたくない部分も勝手に箇条書きにしてしまいます。
そして、これを解除。次の行で新しく箇条書きを設定しようとすると、このときは補助機能が働かないという謎仕様です。
箇条書きや段落番号を使うと必ずこのイライラがご理解いただけると思います。
今回は、箇条書きを補助機能を使わずに、指定した場所に設定できる方法をご紹介いたします。
箇条書きの設定方法
箇条書きは、別の記事でご紹介した「段落番号」と似た考え方で設定を実施します。
① 「箇条書き」ですので、設定する文は「段改行」されていることが必須です。(Enter”↲”で改行されていること)
(いくつかの改行してある文書を使用しています。)
② 「箇条書き」を設定したい範囲(行)を選択します。
③ 上部メニュー(タブ)の「ホーム」、真ん中あたりの「段落」という欄。【・-】の記号が箇条書き設定ボタンです。
④ 【・-】横の▼をクリック。先頭に設定できる記号一覧が表示されます。今回は【●】を選択。
このとき、選択しようとしているものは本文に仮表示されますので、イメージしやすくなっています。
⑤ 選択が完了すると、設定範囲の行の頭に【●】が表示されました。
これで箇条書きの設定は完了です。
まとめ
今回ご紹介した方法は、正しい箇条書き設定のやり方です。
いままで、なんとなく段落の頭に●や■を付けて、なんだか縦が揃わずイライラしていたことでしょう。
この機能を使用すると、頭記号と文章までの距離が一定ですので、縦をきれいに揃えることができます。
【■_文章~】といった具合に、_スペースを入れて調整しなくても済みます。
この機能をフル活用していただき、イライラしない快適な文書作成ライフが遂行できることを応援しています。