Webサイトを運営していると、必ずスパムコメントが来ます。
そして残念ながら、Wordpressでは最初からスパムコメントを判断して防ぐ事ができません。
めんどくさいからといって放っておくと、アクセスが多くなれば1日何件も来るようになります。
私の持っているサイトでも、2月だけで700件近いスパムコメントが来ています。
700件も1件1件対応していたら、日が暮れてしまいます。
そんな大変な事態になる前に防いでくれるWordpressのプラグインが「Akismet」です。
Akismetとは、そんなスパムコメントを自動的に防いでくれる機能があります。
ユーザー登録が必要ですが無料でできますし、Wordpressの会社が提供しているので導入するにも簡単で安心です。
英語の登録になりますが、英語だからと苦手意識を持たず1つ1つ作業を進めていけば必ず導入する事ができます。
スパムコメントで悩む事を考えると、30分もあれば設定する事ができます。
「Akismet」は、最初からプラグイン一覧に表示されているので是非設定しておきましょう。
Akismetの設定方法
Akismetの設定方法はすごく簡単です。
- プラグインを有効化にする
- ユーザー登録する
この2つだけで設定できるので、面倒くさがらず必ず設定するようにしましょう。
プラグインを有効化にする
まずはプラグインを一覧から開いて、Akismetを有効化にしてみましょう。
もし、この時に新バージョンの更新のお知らせがあったら、右側にある「更新」ボタンを押して更新してください。
更新されると自動的に有効化にするのボタンが出てきます。
プラグインを有効化すると、上部に「Akismetアカウントを有効化」のボタンが出てくるのでクリックします。
そうするとAkismetの「APIキーを取得」するをクリックします。
Akismetの登録をする
ここからAkismetの登録に移ります。
英語で表示されますが、英語が苦手な方もブログをよく読んで進めていけば問題なく導入できるので安心してください。
API取得をクリックしたのち、下記のようなサイトが表示されるので「GET AN AKISMET API KEY」をクリックします。
クリックしたら上から順に「メールアドレス」「希望ユーザーID」「希望パスワード」をそれぞれ入力しましょう。
そうしたら無料版を登録するので、一番左にあるBasicの「GET STARTED」をクリックします。
そうしたらいくら支払いますか?という画面の中に、クレジットカード支払い画面が出てきます。
右側にある「$36/YEAR 」という文字を左側にドラッグしましょう。
金額設定を「$0」になると、左側の画面が変わりますので名前を入力します。
そうしたら登録が完了したので、「Activate this site」をクリックします。
そうしましたら、画面が変わると上部に「Akismet is now activated.Happy blogging!」と表示されれば設定終了です。
これで設定できました。
スパムコメントを確認する
では、スパムコメントがどうなっているのか確認しましょう。
見る場合は、コメントの欄から「スパム」が追加されているので確認してください。
きちんと「スパム」という欄に、いらないコメントが全部排除されてますね。
このようにスパムコメントを排除するには、Akismetは確実に入れておくべきプラグインの1つだと言えます。
Akismetプラグインを複数のサイトに登録しよう
WordPressを使って、もう1つサイトを増やしたい時ってありますよね。
また1からAPIキー取り直すのめんどくさいなと、必ず思うはずです。
そういう時の為に、Akismetは1つの APIキーを取得していれば複数のサイトに登録が可能です。
複数のサイトに登録する時は、1回目に登録したAPIキーが必要になります。
登録した際に出てきてたAPIキーで使い回す事ができます。
現在設定されているブログの「Akismet」の設定を開きましょう。
設定を開くと、スパムコメントの情報が表示されます。
一番左下に、APIキーの情報が公開されていますので確認します。
確認したら、新しいブログのAkismetプラグインを起動して設定画面を開きます。
「手動でAPIキーを入力」のところに、先ほど確認したAPIキーを入力します。
これで、複数のブログでもAkismetを使い回す事ができます。
WordPressでスパムコメントを防ぐにはAkismetが一番簡単でお手軽です。
スパムコメントのせいで、コメント欄やメールでの通知が来るので時間をかなり取られてしまいます。
そしてプラグインが簡単に入れられるという点は、Wordpressの中でも最大のメリットといっても良いくらいです。
なので、プラグインを是非有効活用してより良いブログを提供していきましょう。