皆様というよりMacユーザーの皆様、文書作成ソフトは何をお使いでしょうか?
MicrosoftのWordをお使いでしょうか?
それともPagesをお使いでしょうか?
はたまた全然違うソフトを使っているかもしれません。
MacにはPagesという便利な文書作成ソフトがあるので是非使ってみてください!
実はWordだけでなくPagesも使う時はよくあります。
Pagesは標準で使えるソフトで、実は高機能なので使ってみようかなっと思った方に1人でも多く使っていただきたいと思いました。
ただPagesを初めて使うっという方や、Mac買ったけどPagesって使えるの?って方に向けてPagesの簡単な覚えておくと便利な使い方を解説していきたいと思います。
まずPagesの使い方に移る前に、まず初めにPagesの詳細(メリット等)を紹介していきます。
Pagesとは?
Pages(ページズ)とは、アップルが開発しているMac向け文書作成ソフトと思って頂いていいと思います。
正確に言うと「ページレイアウトアプリケーション」という位置付けです。
Wordソフトより直感的なレイアウトがしやすいので、そういう風に呼ばれているのだと思います
まああんまり変わらないと思いますが。
Pagesは元は「iWork」というソフトの一部として 「Pages」というソフトがありました。
「iWork」の中には文書作成ソフトの「Pages」、表計算ソフトの「Numbers」、プレゼンテーションソフトの「Keynote」の三つソフトが入っていました。
2011年まではパッケージ販売していて、2013年からは無償でMacの新規購入者には使えるようになっています。
一番最初に発表されたのは2005年なので10周年位になりますね。
さすがに10年も経てば機能もかなりよくなってます。
PagesとWordどっちがいいの?
やっぱりPagesとWordのどっちがいいのか?って気になると思います。
どっちがいいかと言われれば、正直慣れているWordの方が使いやすいと思います。
WordもPagesも使ったことがない人であれば、Pagesの方が使いやすいなと個人的には思います。
どっちを選ぶかは、ドキュメントを見る人が「Word」なのか「Pages」なのかで決めると一番良いです。
WordではPagesファイルを作れませんが、PagesではWordファイルを作成することは可能です。
ですが、レイアウトがどうしても崩れてしまうのでそれに合わせて使うのが一番良い使い方です。
逆に見る人がPagesで良いならば、私はWordを持っていてもPagesを使います。
その位使いやすいです。
ただWordに関しては「有料」です。
これは大きく違うと思います。
先ほども言いましたが、2013年からはPagesが無料になってます。
Wordを買わなくてもWordの作成もできるなら、十分こちらを選ぶ理由にはなると思います。
もしOfficeを使いたい方は検討しても良いと思います。
ただし!PagesにはWordに持ってない素晴らしい機能が搭載されています。
Pagesのメリット
- Microsoft Wordで作成された書類を読み書きできる。
- PDF、ePub、Wordにも書き出しができる。
- テンプレートが多くあり、それが綺麗で美しい文書を簡単に作成できる
このように、Wordに引けを取らないくらい良い機能が満載です!
ただ、デメリットもあります。
Pagesのデメリット
- Wordを読み書きできるがレイアウトが少し崩れる
- 縦書きができない
正直Wordのレイアウトが少し崩れる以外はたいしたことないと思ってます。
ちなみにMac版WordとWindows版Wordでもレイアウトが崩れてしまうことはよくあります。
縦書きに関しては、Wordでは原稿用紙モードってのがあるのでそれを使えば問題ないですがPagesにはそんな機能がないんです。
もし、縦書きをやりたい場合は過去に書いた「Pagesで縦書きを実現する唯一の方法と対処法」をご覧ください。
Pagesの使い方
それではPagesの使い方を説明していきます。
ここではPagesの覚えておいた方が良いことを中心に説明します。
新規作成
まずは新規作成をしなければ始まらないので新規作成をしましょう。
新規作成の仕方は、Pagesを起動したらウィンドウが出るので左下にあります。
テンプレートを使って見る
Pagesと言ったらテンプレートというくらい、テンプレートが豊富で綺麗です
テンプレートとは何かというと、最初からプロが作成した文書を文字と画像を置き換えるだけで誰でもプロ並みに綺麗な文書が使えるという素晴らしい機能です。
それがPagesの場合は、デザインが良いテンプレートが多いため綺麗な文書が素人でも簡単に作れます。
では、テンプレートを使ってみましょう。
まず、Pagesを起動したら色々なテンプレートが出てくると思います。
そこから1つ選択してみましょう。
まずはPagesを起動します。
使いたいテンプレートを選択しダブルクリックします。
選択したテンプレートが開かれます。
これでテンプレートが開かれました。
今回は例で湖っぽいのを選択してみました。
ここから、このテンプレートを変更してみてオリジナルな文書を一緒に作成してみましょう。
画像を変更する
まずは画像の変更をしてみましょう。
基本的に画像に何かしらの変化を与えたい時は、画像を選択して右側を変更していきます。
画像を変更する際には、右上の部分を変更する必要があります。
この欄を「スタイル」から「イメージ」に変更します。
その後「置き換える」というボタンをクリックします。
そしたらウィンドウが開かれますので、希望の画像を選択します。
このように希望の画像が表示されました。
画像の変更はできましたが、これでは画像の大きさが大きすぎる!って言うことは良くある事だと思います。
なので、画像の大きさを変更してみましょう。
画像の大きさを変更する
表示された画像を選択してみると、端には4つ白い小さい四角があると思います。
今回は下側の四角を注目してみましょう。
この白い四角を矢印の方向にドラッグすると画像が小さくなります。
このように、この四角をドラッグする事により画像を好きなサイズに変更する事が可能です。
また、逆向きにドラッグする事により大きくする事ができます。
画像を好きな場所へ移動する
小さくなった画像を特定の場所へ移す場合は、画像を選択したままドラッグすると動かせます。
このように中心線などが出てきてくれるので、動かしても中心をすぐに探す事もできます。
また、設定を変更する事なく最初から好きな位置へ動かせるように設定されているので、レイアウトが崩れる心配もありません。
画像をオシャレな感じにする
Pagesでは画像を簡単にオシャレな感じに変更する事ができます。
その方法は、画像を選択したのち右上のスタイルから選択する事により簡単に変更できます。
今回の例では、反射のスタイルを適用しています。
このようにいろいろある「スタイル」から選択するだけで、ちょっとオシャレな画像を作る事が簡単でにできます。
画像をトリミングする
Pagesでは簡単に画像の「トリミング」ができます。
この部分だけ使いたいんだけどなーってことよくありますよね?
そういう時に使えるのが「トリミング」です
一部分だけ拡大したりとか、余計な部分が写っていて取り除きたい時とか。
先ほどの画像を小さくする方法だとただ単に小さくするだけなので、もちろん切り取りとかはできません。
他にソフトを起動させる事なく、作成中にササッと好きな形に変更できるのが嬉しいですよね。
その方法は実に簡単で、画像をダブルクリックするだけです。
ダブルクリックすると画面がトリミングできるようになるので、下のバーで拡大したり、引き伸ばしたりする事ができます。
拡大についてはかなりできますが、縮小に関しては元画像より縮小する事はできません。
また、位置の調整についてはドラッグする事により調整でき、左右の白い線をドラッグする事によって調整もできます。
このように画像が中心で拡大されているのがわかると思います。
文字を編集する
今度は文字の編集について解説していきます。
Pagesでは文字の編集も簡単にできるようになっています。
どのテンプレートを使ってもやり方は同じなので、是非覚えてみてください。
文字の変更方法
文字の変更方法は、変更したい文字の上でダブルクリックをする事により変更できます。
このように簡単に文字を好きな文字に変更する事ができます。
その下の文章も同じようにやれば文字を変更できます。
このように文字を変更するだけで簡単に完成させる事ができます。
文字にスタイルをつける
文字を編集するだけでも綺麗な文書が作成できますが、せっかくなので少し変更してみましょう。
テキストを選択した状態で右上のスタイルからスタイルをつけてみましょう。
このように「スタイル」つける事によって、ちょっといつもと変わった文書も作成できます。
文字の大きさや配置、フォントなどを変更する
文字の大きさやフォントを変更したい場合は、右側の「テキスト」を選びそこから編集しましょう。
文字の大きさや配置を変える事によって見やすさが全然違いますし、フォントを変更すると文字が変化するのでオリジナル感が出て良いと思います。
グラフや図形、画像を挿入する
Pagesではグラフや図形なども、ちゃんと簡単に挿入できます。
どこから挿入するかはPagesの上のナビゲーションメニューを使います。
ボタンを押せば簡単に挿入できますが、画像だけは少しだけ違うので気をつけて下さい。
表を挿入する
左から2番目の「表」をクリックします。
好きな表を選択し、表をダブルクリックする事で簡単に編集する事が可能です。
グラフを挿入する
左から3番目の「グラフ」をクリックします。
好きなグラフを選択することによって、おしゃれなグラフを配置する事ができます。
グラフ内を変更したい場合は「グラフデータの編集」をクリックする事により、編集する事ができます。
テキストを設置する
これはよく使います。
テンプレートの場合、文字を入力する場所がテキストで配置されている事が殆どです。
なので、綺麗に配置するときはテキストを使うと綺麗なレイアウトを保つ事ができ、オリジナルの文書を作成できます。
Word等を使った事ある方は普通に文字を入力したりする事が多いかもしれませんが、Pagesではテキストを使ってレイアウトしていくと綺麗な文書がつくれます。
もちろんそのまま文字を入力しても問題はないです。
図形を挿入する
図形もグラフ等と同じで左から5番目の「図形」を選択する事により挿入できます。
画像を挿入する
Pagesを初めて使っていて最初のときは画像の挿入が全然分からなかったです。
先ほどの流れの通りやっていくと、画像を挿入するときは「メディア」を選択すると出てくると思うと思いますが
このように「写真がありません」っという風に表示されてしまいます。
Pagesで写真が挿入できない理由は「写真アプリ」の中に入っている画像の選択画面だからです。
普通にデスクトップにある画像などは、ここからでは選択できません。
「写真アプリ」の中に画像がある場合は良いですが、デスクトップなどに画像がある場合はどうしたら良いか。
それは、メニューバーから「挿入」をクリックし、一番下にある「選択…」をクリックします。
そうするとウィンドウが現れるので
こうすることによって、画像が選択できPagesに挿入する事ができます。
Pagesの「メディア」からは「写真アプリ」にある画像しか選択できないので注意してください!
画像を選択したい場合は、「挿入」から「選択…」をクリックするようにしましょう。
これで好きな画像が挿入できました。
上記の例では、Pagesの中にPagesのスクリーンショットを挿入しています。
ファイルの保存と書き出し方法
ここまできたらファイルを保存してみましょう。
保存の仕方はメニューバーから「ファイル」をクリックし「保存」で保存する事ができます。
ショートカットはキーボードで「command + s」で保存ができます。
保存の方法は殆どのソフトが同じやり方なのでわかると思いますが、Pagesを使ってWordやPDF、ePubを書き出し(保存)したいときはやり方が少し違います。
Pagesでの書き出し方法は「ファイル」を選択し、「書き出す」から好きな形式に保存する事ができます。
Pagesで書き出せるファイル形式は「PDF」「Word」「標準テキスト」「ePub」「Pages09」の5つです。
それ以外は選択できないので注意してください。
最後に
PagesはWordに比べ機能が少ない分すごく使いやすくできてます。
Wordの場合はリボンと言われる所から選択しなければいけないが、Pagesの場合は直感的に分かる部分が多いかなと思います。
使いやすいことを知らずに、使ってみると意外に使いやすいことに気づく方も多いかなっと思います。
何故か使ったことないソフトだと、いつも使ってるソフトでいいやーってなりがちなんですよね。
WindowsでWord使っていたから、Mac買ってもoffice買わなきゃ!って思っている方も是非Pagesを使ってみてください。
それで使いにくかったり、よくないなーっとか思うようでしたらoffice使ってみるのもいいかもしれませんね。