手書きの書類をパソコンを使用して書き換えている最中に、変換する方法がわからない文字が時たま出現します。
その例が、アルファベットを〇で囲んだ文字です。
数字を〇で囲んだ文字は、①~⑳まではこのように表示できますが、アルファベットは通常の変換では表示できません。
このような事態に陥ったことはないでしょうか。
今回ご紹介する「囲い文字」機能を使用することにより、大抵の囲み文字を作成することができます。
囲い文字とは
そもそも囲い文字とは何か。
〇や□、△などで囲んだ文字のことを差します。
「マル1」や「マルA」などが分かり易い例かと思います。
囲い文字の作り方について
では早速、囲い文字を作ってみましょう。
冒頭にお話ししたアルファベットと〇の組み合わせ、「マルA」を作ってみたいと思います。
まずは文字を入力します。Word上に「A」と入力してください。
ここからが囲み文字の作成において重要な手順です。
① 囲みたい文字を選択します。(クリックなどで文字を選択)
② 選択した状態で、画面上メニューの「ホーム」の中になる(字)【囲い文字】ボタンをクリック
③ 囲み文字に関する画面が出現します。
④ 囲む図形を「〇、△、□、◇」の4種類から選択します。
⑤ 選択し終えたら「OK」ボタンをクリック。
⑥ 囲み文字の完成です。
文字の大きさ
③にて出現した画面の中に、「スタイル」という選択肢があります。
【外枠のサイズを合せる】
この設定では、行間の大きさに調整される為、見た目は小さくなります。
【文字のサイズを合せる】
この設定では、表示されている文字の大きさ+αで囲いが形成される為、文字が大きく見えます。
実際に行間も少し広がりますので、均等な段落が崩れる可能性がありますので、文書全体の見た目を重視される方は、スタイル選択時に注意が必要となります。
囲い文字を使うときの注意点
囲み文字は「1文字だけ」しか作成できません。
図のような、2文字以上の囲みは本説明の「囲い文字」では作成できませんので注意してください。
まとめ
今回ご紹介した「囲い文字」を使用することにより、今まで諦めていた特殊な文字を作成することができるようになります。
適応は1文字だけですが、可能性は無限大です。
今までできなかった文字に対して是非とも「囲い文字」を使用してみてください。